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死体なし殺人事件

作者: 素敵な三人組

 2月2日、A町で殺人事件が発生した。確かに間違いなく殺人事件は起きたのである。現場には、野次馬がたかっていた。地面に人が刺されたのであろうか、大量の血が地面を真っ赤に染めていた。死体はすでに現場には無かった。現場にいた警察らしき人に「死体はどこへいったのか?」と聞いてみた。警察らしき人は「死体なぞ、最初からなかった。」といった。警察には、これは大事件のように見えたらしくて、真っ赤な光が現場にちらちらと光っていた。「死体がないなら、事件といえるのか?」と警察に聞いてみた。警察は「大量の血は、ここに死体があったことを示している。」と言った。警察はこれを殺人事件と見て、犯人を捜すつもりであるらしい。闇夜に犬が、遠くのほうでうなっていた。

 その翌日、殺人事件の犯人であると警察に言ってきた者があった。警察はこの犯人を捕まえた。警察は、この犯人に誰を殺したのか追求した。しかし、犯人はそれだけは教えようとはしなかった。警察は犯人を捕まえ、殺人事件はこれで終わったみたいだった。

 犯人は死刑を告げられた。犯人はそれを受け入れ、そして犯人は処刑された。誰を殺したのかを、唯一知る人物は、もういない。殺人事件と死刑によって死体は2体でなく、一体しかなかった。

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