お前は誰だ。
掲載日:2026/10/14
平穏とは突然崩される、壊されるからこそ、その価値を高める。
そして、平穏の消失は前触れもなく訪れる。
それは長閑な昼のことで、私――アリアは木漏れ日を照明に読書をしていた。隣に座り共に読書をする友人、キセノンのことを半ば放置しながら。
するとキセノンが突然本から顔を上げ、驚いたような表情で周りを落ち着きなく見回し始めた。
「…いきなり落ち着きを失うの辞めて、キセノン。物語と現実がリンクでもした訳?前に本はどんな時も落ち着いて読みなさいって言ったのどこの誰よ。」と、ため息交じりに告げた。
「…え、あっ…俺?ご、ごめん……」
「あんたと私以外に誰が、居んの…よ……」
違和感を感じて、言葉が続かなかった。
あの子は、俺なんて言わない。
あの自尊心の塊が「ごめん」なんて言ってるの、聞いたことない。
こいつは、誰だ。
絞り出すように言葉を紡いだ。
「っ…ねぇ。」
「あんた……いや、お前は誰なの?」
初投稿です。
文章力に技能を振り損ねた為、これ以上は書けません。(´;ω;`)




