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小さな私の物語  作者: 葉月 優奈
エピローグ
56/56

056

私は、翌朝学校の通学をしていた。

この日は、晴れていた。


ブレザー姿の私は、バスに乗っていた。

私が一緒に乗っているのは、幼なじみの彼女。

周りの乗客も、ほとんど黒のブレザーを着ていた。


昨日は右手でつり橋の縄に捕まった私も、今日は吊革に捕まっていた。

私には、隣の女子と今日も一緒だ。

昨日と同じような光景が、戻ってきた。


「静、本当にすごかったわね」

「うん。キラプトルがやばかったのよ。

水主の話と違って、全然ジャンプしないし」

「賢いね、乾先輩」

「それじゃあ、ゲームに何ないって」

「でも、最後は倒せたんでしょ。エンディングでフォーチュンムーンも手に入れて……」

「全員の体を戻してほしい、そう願ったんでしょ」

ベルトランドの象徴、フォーチュームーンで願いをかなえた。


「ベルトランドの設定に、まさかそんなことがあったとはね」

「世界観は一応、ファンタジーだから」

「そうだけど、あの溶岩に落ちたら人間は死ぬの?」

「死ぬんじゃない、知らんけど」

私が戦ったあの場所、つり橋にキラプトル……祥万が落ちていった。

祥万は、あの後姿を見ていない。

学校中を探したけど、彼の姿は最後まで見つからなかった。


「ねえ、溶岩に落ちた人はどうなるの?」

「わからないわ。あたしもその場所に来ていない。

でも、一つだけわかることがある」

水主が言うと、間もなくしてバス停が終点の学校にたどり着いた。


バスの乗車口が開く。

私と、水主がバス定期を見せてバスを降りた。


降りた先には、男女の二人組が立っていた。

一人は、角刈りの男性。

少し渋い顔の男子生徒は、日焼けをしていた。

一人は短い髪の少女。

私たちより少し背が高い少女は、私と水主を出迎えてきた。


「おはよう、二人とも」

それは4人のベルトランドプレイヤーは、一堂に介していた。

そして、私たちはいつも通りの日常が始まっていくのだった……




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