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EGハイスクール  作者: あおい
1/2

第一話信じる心と諦めない心

第一話『信じる心と諦めない心』

ある一家にひとりの少年がいた。

その少年はテレビを見ていた、

その内容は数人の大人が

歌いながらその歌詞を、体全体を使い表現

しているものだった。そして歌が歌うと

演劇に戻るというものだった、

その競技の名前は演劇合唱。

そして、その少年はテレビを見ながら

こう思った。

?『僕いつかこれに関わる仕事に就きたい。』

     〜そしてその数年後〜

その少年は大人になっていた

かれの名は橋本雄介22歳

新任教師だ、彼は恩師が校長を務める

鶴鴨高校に、この春新任してきた。

そしてはじめての学校で担任を任されるのだった。

そしてこの日は入学式。

この学校では2年と3年は前日に部活の顧問と 担任が発表される。

入学式は一年の学年のみ担任とその顧問の部活が発表されるのだ。

今まさに一年生たちにクラスの担任校長の国界から

発表されようとしていた

国界『それでは一年生のクラスの担任を発表する

まずは一年一組担任の

橋本雄介先生部活の顧問は

本年度から新しく始まる演劇合唱部の担当になってもらいます

続いて一年二組担任の原山恵美子先生、

部活は手芸部を担当になってもらいます。

続いて一年三組新垣鈴音先生、

部活は先ほども言いました演劇合唱部の副顧問として担当してもらいます。

最後です一年四組竹内敏志先生

部活はバレー部の担当になってもらいます

なお演劇合唱部に入れるのは新一年生のみにしたいと思います。』

司会『続いて新任教師を代表して

橋本先生挨拶をお願いします』

すると橋本はステージに上がった

橋本『えー今ご紹介にいただきました橋本雄介です。』

すると橋本は頭を下げた

橋本『まずは新入生の皆さん入学おめでとうございます。』

再度橋本は頭を下げた

橋本『先生は新しく本年度から始まる

演劇合唱部の顧問になりました。

私は演劇合唱部を全国に導きます

そのためにもみんなはいってください

お願いします』

そして入学式が終わりそれぞれは各クラスに戻り、ホームルームになる。

ここは橋本の教室の一年一組

今まさにホームルームが始まる。

橋本『ホームルームを始める。

起立、礼、お願いします!

客席。』

生徒たちは椅子に座った。

橋本『今日からこのクラスの担任になった

橋本雄介だよろしくな。

先生な実は今日夢が叶ったんだ』

するとひとりの男子生徒が声を発した。

?『教師になることが夢だったんですか?』

橋本『まぁそれもあるが、先生な

ずっと演劇合唱に関わる仕事がしたいと思ってたんだ。

そして今日演劇合唱部の顧問になれた

なったからには全国を目指すぞ』

すると女子生徒が出を上げた

❓『先生はなんで演劇合唱が好きになったんですか。』

橋本『んーそうだな、やってる人たちが楽しそうに見えたからだな、あの楽しそうにやってるところを見てるとこっちまで楽しくなるからな』

その少女はすかさず次なる質問をした

❓『ミュージカルと演劇合唱の違いはなんでしょうか』

橋本『堅いか堅くないかだな。』

❓『というとどういうことですか』

橋本『ミュージカルは大人が楽しむもの

演劇合唱は年齢関係なく見れるものだと俺は思ってる。

ミュージカルは高いお金を払わなくちゃ行けないだろう?。

けど俺は演劇合唱が正式に可動したら、

いろんなところからオファーをいただいて無料で公演したいと思ってる。』

❓『なるほどわかりましたありがとうございます。』

そのあとは

各々自己紹介をし、

いろんなこときめて、

ホームルームが終わり橋本は職員室に入っていった。

席は三組の担任新垣の隣だ。

橋本がコーヒーを入れてる時、

新垣が話しかけてきた。

新垣『橋本先生お疲れ様です』

橋本『あ、ありがとうございます』

するとそこに二組の担任原山が話に入ってきた

原山『お疲れ様ですじゃないですよ

なんなんですかあのスピーチは』

橋本『どういう意味ですか?』

原山『あんなふざけたスピーチをしてどうしてくるんですか!

今日は入学式なんですよ生徒の親御さんがきてるんですから

真面目なスピーチをやるべきです。』

するとそこに四組の担任竹内が話には入ってきた

竹内『たしかにそれはいえてるな

そういうのは自分のクラスだけで言うべきだな』

そんな話をしているとこうちに国界校長が入ってきた

国界『何を話してるのかね』

原山『校長からも言ってくださいさっきのスピーチはダメって』

すると国界は考えてから言った

国界『わしはさっきのでよかったと思うぞ

それほど橋本先生が本気だってとこが伝わってきてる』

橋本『そうですよしかも演劇合唱部は

今年新しくできた部活

あーでもしないと入らないかなと思ってやったんです』

原山『わかりましたけどあんまりへんな行動はしないでください』

国界『うむ話は終わったようだね

ワシはもう行く』

すると校長は自分の部屋位戻り

橋本たちも席につき、

次の授業の準備をしていた

そんなこんなで初日が終わり

一週間が過ぎた

職員室では橋本が頭を抱えていた

橋本『どうしよう』

するとそこに新垣が話しかけてきた

新垣『どうしたんですか橋本先生?』

橋本『まだきてないんですよ入部届が』

そうまだ誰一人入部届合唱来てなかったのだ

新垣『ですよね最低でも5人入らないと廃部になってしまいますもんね』

すると

コンコン

職員室の戸をロックする音が聞こえた

ガラガラ

?『失礼します一年一組鈴木加奈です

橋本先生にようがあってきました』

彼女は鈴木加奈橋本のクラスの生徒だ

鈴木『橋本いる?』

橋本『おうこっちだ』

すると彼女は橋本の席まで行った

鈴木『あんたに頼まれたプリント持ってきたわよ』

橋本『おうサンキューな』

橋本はこの性格でクラスには溶け込んでいた

クラス内では橋本や雄介先生、雄ちゃんとまでも呼ばれてる

鈴木『後これを渡しとくわ』

すると渡したのは入部届だった

橋本『鈴木入ってくれるのか』

鈴木『あたしは元々演劇合唱部が好きだったのよ、

だから橋本が入学式式で言ったことや

ホームルームで言ったことを聞いて入ろうと決めたのよ』

橋本『ありがとうよ鈴木、後4人か』

鈴木『なんの話』

新垣『演劇合唱部5人いなくちゃ廃部になるのよ』

鈴木『あいつまだ来てなかったの何してんのよ』

すると橋本は聞いた

橋本『あいつ?って誰だ?』

鈴木『橋本もよく知ってる人物よ』

橋本と新垣の頭の中では

はてなマーク浮かんだ

すると

コンコン

また職員室の戸を叩く音がした

?『失礼します一年一組佐藤登志也です、

橋本先生に用があってきました。』

彼も橋本のクラスの生徒の佐藤登志也。

学級長で鈴木とは幼馴染のようだ。

橋本『橋本先生いますか』

橋本『おう!佐藤かどうした』

すると佐藤は橋本を見つけ向かってきた、

のを見て鈴木が佐藤に話しかけた。

鈴木『たくあんた遅いわよてっきり、

もう渡してる物だと思ってたわよ』

佐藤『加奈が早すぎるんだよ』

それを聞いていた橋本が話に割ってきた

橋本『なんの話だ』

そこに新垣も話に入ってきた

新垣『もしかして入ってくれるの?

演劇合唱部に』

それを聞いた橋本は驚いた

橋本『本当か佐藤!』

佐藤『はい先生の熱意にやられました』

鈴木『それもあるしあたしが誘ったのよ』

橋本『そうなのか』

佐藤『加奈とは小学校からの幼馴染なんすよ

親同士も仲良いんで

でも加奈に言われる前には入るって決めてたんで』

橋本『そっかでもありがとうな

あと3人か』

佐藤『3人?』

鈴木『どうやら5人いないと廃部になるみたいよ演劇合唱部』

佐藤『じゃあ昼休みみんなで探さない?』

鈴木『それはいいかもね』

橋本『それじゃ決まりだな

昼休み

各々探してきてくれ』

全員『わかった』

そして昼休みになり

各々探しに行った

新垣も探しに出ていた

新垣『どこかにいないかしら』

新垣が探していると

すると1人の男子生徒が話しかけてきた

?『あれガッキーちゃんどうしたのこんなことで』

その生徒は月本相馬新垣のクラスの生徒でひょうきんもの

新垣『月本くん実はね

演劇合唱部に入ってくれる人さがしてるんだ』

月本『なら俺はいるっすよガッキーちゃんいるなら楽しそう

お前も入るよな!』

すると奥から1人の生徒が話に入ってきた

?『たくお前は勝手に

あ、どうも一年四組片山忠吉です』

彼の名は片山忠吉、月本とは幼馴染で仲が良い

基本的にはツッコに回ってる

片山『まぁ部活も入ってないからいいけど』

月本『よっしゃ決まりだなさすがやな』

すると月本は女っぽく仕草をしながら

月本『片ちゃんもうツンデレさんね』

片山はおもっきりツッコんだ

月本『ははは笑わりぃわりぃてなわけで

俺ら入るから入部届は明日で話もいいっすよね』

新垣『もちろんよ』

3人が話していると

1人の女子生徒が話しかけてきた

?『あっあのー?』

話しかけてきたのは

新垣のクラスの生徒の桜内梨子

新垣『あら桜井さんどうしたの』

すると月本が話に入ってきた

月本『もしかして梨子ちゃん入りたいんじゃないの演劇合唱部に』

新垣『そうなの?』

すると桜井はコクリと頷いた

新垣『ありがとう』

?『すみませんわたしも入りたいです』

すると後ろからまた女子生徒が話しかけてきた

新垣『あなたは?』

?『申し遅れましたわたしは一年ニ組小林日奈乃です』

その少女は頭を下げた

彼女の名前は小林日奈乃一年ニ組の生徒だ

新垣『小林さんありがとう。

それにみんなもありがとう。

みんなこれで廃部にならなくてすみそうね、

橋本先生たちはうまく行ってるのかしら』

一方その頃橋本、鈴木、佐藤は

体育館に探しに来ていた

橋本『誰かいねえかな』

すると鈴木は橋本に話しかけた

鈴木『橋本ここにはいないと思うわよ

ここにいるのは体育系の部活に入る生徒しかいないと思うわよ』

橋本『そうだよないるわけないよな』

すると今度は佐藤が橋本に話しかけた

佐藤『いや分かりませんよ』

すると1人の少年がバスケのドリブルをしていたをしていた、それは周りの人とは違う

まるでダンスでも踊ってると思うほどのリズムの良さだった

橋本『あれ?武田じゃねぇか』

するとドリブルをしていた少年がボールをもって橋本の方まで歩いてきた

彼の名は武田光輝彼

彼も橋本のクラスの生徒だ

武田『橋本かどうしたここで

ってお前らもいたんか仲良しカップル』

鈴木『ちょっとそれ誰のことよ』

武田『鈴木と佐藤のことだぞ』

佐藤『俺たちは付き合ってないよ

仲良いだけだから』

武田『そっかんでどうしたここで』

橋本『実は演劇合唱部に入ってくれる人材ォ探しててさ』

佐藤『まぁ武田くんはバスケ部に入るもんね』

そういうと武田はボールを置いて話し始めた

武田『俺バスケはいらねぇよ』

橋本『なんではいらないんだ?』

武田『もともと入るつもりだったよ

スカウト受けてたしでも顧問の先生が

やっぱり入らなくていいって言われたから

俺はもうだれのことも信じねぇよ』

橋本『まてよ、なら俺のことに入らないか』

武田『どうせ橋本もドタキャンするんだろ

おれは信じねぇよ』

橋本『まて、おれはそんなことしない』

そんな話をしていると体育館裏から綺麗な歌声が聞こえてきた

橋本『なんだこの声』

佐藤『行ってみよ先生』

鈴木『そうね入ってくれるかもしれないし』

3人は行こうとしたが佐藤は戻った

佐藤『ほら武田くんも来て』

武田『なんで俺もなんだよ』

佐藤『いいからいいから』

武田『たくしょうがねぇな』

4人が体育館の裏の声のする方へ行ってみると

1人の少女が歌を歌っていた

その声は聞くものを魅了するほどの

綺麗な歌声だった

橋本たちをみると歌をやめその少女が橋本に話しかけた

?『あれ雄介先生だ』

橋本『花坂だったのか』

彼女の名は花坂桜彼女も橋本のクラスの生徒だ

鈴木『しかしあんたやっぱり歌上手いわ』

佐藤『うん演劇合唱部に入ってくれたら

いい戦力になるんだけどな花坂は合唱部だったもんな』

花坂『いいなー演劇合唱部入りたかったな』

橋本『どう言うことだ花坂』

花坂『私の家音楽一家で

母はピアニスト父は指揮者お兄ちゃんは吹奏楽者なんです

母は合唱部に入るように言われてて

だけど昔から演劇合唱が好きなんです

だから入学式の日先生に質問をいっぱいしたのはそれがあって

でも今はもうあきらめてるんです

入ることを決めてもお母さんは反対する

だからいっそのこと

私が諦めればいいかなって思ってたんです』

すると橋本が話し始めた

橋本『花坂おまえはそのまんま諦めるのか』

花坂『はいお母さんに迷惑かけたくないし

言っても反対されるだけだから』

橋本『じゃ聞くがそれをして後悔はしないのか

その選択をして一生悔いが残らないか?』

すると花坂が涙目になりながら話し始めた

花坂『わたしだって諦めたくないよ

でもどうすればいいかわからなくて』

橋本『ご両親に私は演劇合唱部に

入りたいって演劇合唱部がやりたいって

言うんだよ言う前から諦めちゃダメだ』

すると花坂の目に溜まってた涙が溢れてきた

それを観て花坂のそばに近づき

橋本『言う前から諦めてるんじゃねぇ

諦めない心を持っていればなっとくしてくれる』

武田お前もだ』

武田『なんで俺もなんだよ』

橋本『おまえはたった一度ドタキャンされたぐらいで大人の信用を無くしたんだろ

なくしてるんじゃねぇよ

もっと大人を信用しろ

たしかに信用できない大人はいっぱい、

いるかもしれないけど

それ以上に信用できる大人は沢山いる

俺もそのうちの1人だ俺はそばにいてやる

俺を信用してみろ』

その言葉を聞いた武田は

少し黙ったあと

武田『信用していいのか』

橋本『あぁ俺をいや

俺たちを信用しろ

信じる心を持ってみろ』

武田『橋本お前は面白いやつだな

わかった俺演劇合唱部に入ってやる

橋本お前を信用してな』

橋本『武田!』

佐藤『武田くん』

鈴木『武田』

武田『そのかわり裏切ったら許さないからな』

すると花坂が話しかけてきた

花坂『先生!わたしお母さんに言ってみる

自分の気持ちぶつけてみる

だからそのもし説得できたらわたしも演劇合唱部に入っていいですか』

橋本『もちろんだ!』

そんな話をしていると新垣たちががやってきた

新垣『橋本先生!』

橋本『新垣先生!こっちは武田が入ってくれますそれで、もしかしたら花坂も入ってくれます

そちらはどうですか』

新垣『わたしのクラスの月本くんと桜内さん

そして二組の小林さんと四組の片山くんが入ってくれるみたいです』

橋本『お前たちありがとうな』

4人『はい!』

新垣『これで廃部は阻止できましたね』

すると橋本はおもむろに話し始めた

橋本『お前たちに一つ言っておく

信じる心とあきらめない心は持っていてほしい

その気持ちは今後の人生

困った時に救ってくれる

この気持ちを忘れるな』

全員『はい!』

つぎの日早速あさから花坂以外のメンバーが入部届けを提出してきた

橋本『あとは花坂だけか』

新垣『きてくれますかね』

橋本『花坂の家の問題だからなわからん』

コンコン

すると職員室の戸が空いた

立っていたのは花坂だ

花坂『一年一組花坂桜です橋本先生にようがあってきました』

すると花坂は橋本の席に向かった

花坂『先生!』

橋本『花坂かどうだった』

するとポケットから入部届が出てきた

橋本『お前それ』

花坂『はい!お母さんに話したら

あなたがやりたいようにやって観なさい

あなたが選んだ道を私たち話応援するわって

言ってくれた』

橋本『言って観てよかったろ?』

花坂『はい、先生ありがとう』

橋本『おう』

かくしてメンバーが集まり

正式に稼働が開始する

さてどんなことが起きるのか

第一話信じる心と諦めない心

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― 新着の感想 ―
[良い点] 橋本先生が演劇合唱について一生懸命で、人一倍生徒想いなところが良かったです!後、演劇合唱部の部員が5人以上そろって一安心ですね! [気になる点] アドバイスと言ってはなんですが、 次の場面…
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