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月下のアトリエ  作者: 志茂塚 ゆり
第一章 森の魔女と聖霊の申し子

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第一章の登場人物紹介【挿絵】

挿絵(By みてみん)


アミュウ・カーター


 18歳くらい。幼少時に森に一人でいたところを保護され、カーター邸の養女となる。しっかり者で冷静、芯が強い。

 カーター・タウンのまじない師のもとで修業したのち、王都の魔法学校に入学するが、すぐに休学し、王都の魔術師の門下に入る。三年前に故郷に戻りカーター邸によろず屋の店舗を構え、一年前から町郊外の森に丸太小屋を建てて住み始めた。ときどき不思議な夢を見るが、その内容はどうやら史実に沿っているらしい。

 蓮飾りの杖を携え、時に飛行する。言霊を用いたまじないや薬の調合、空間制御の魔術が得意。苦手なものは酒と聖輝。




挿絵(By みてみん)


御神楽 聖輝


 26歳。ミカグラ枢機卿の跡取り息子。飄々とした態度でハッタリをかましたり、相手を煙に巻いたりする。謎が多い。

 正式な聖職を拝する前に妻帯しようと、縁探しの旅に出ている。ナタリアを「ずっと探していた女性だ」として、結界内にかどわかそうとしたが、アミュウにより阻まれた。何か目的があるらしいが、アミュウの縁切りのまじないにより、記憶が不明瞭となっている。アミュウの不思議な夢について知ると、今度はアミュウに付きまとうようになる。キャンデレ・スクエアの安宿「ザ・バーズ・ネストB&B」に宿泊。ワインをこよなく愛する。

 神聖術と空間転移術を使う。革の鞄の中には、聖典とワインとパンと林檎を欠かさないため、常に荷物が重い。




挿絵(By みてみん)


ナタリア・カーター


 まもなく20歳となる。カーター・タウン町長セドリックの一人娘であり、アミュウの義姉。家族内での愛称はナターシャ。大らかで豪胆、気さくで開放的。

 父セドリックから絶大な信頼を得ており、婿となる人物に町長職を継がせるべく、早期の結婚を迫られている。聖輝との間に非公式の縁談が持ち上がったときにはプロポーズを断ったが、アミュウの縁切りのまじないにより、その辺りの記憶が曖昧になっている。ときどき父セドリックに付いて公務を手伝っている。

 趣味は狩猟。得物である弓の筋は良いがパワー不足。料理が得意で、音楽全般の勘が良い。




挿絵(By みてみん)


ジークフリート・ヴィルヘルムス


 (第二章にて登場)




挿絵(By みてみん)


セドリック・カーター


カーター・タウンの町長でナタリアの父親。52歳。ナタリア(あるいは未来の娘婿)に町長を継がせるべく、婿取りのための見合い話を次から次へと持ってくる。大らかで気前がよい。細かい気配りは苦手。




挿絵(By みてみん)


ジョンストン・タルコット


抑うつ状態で寝込むイアンの父親。教会関係者により呪われていた。




挿絵(By みてみん)


イアン・タルコット


ジョンストンの息子。11歳。母親はいない。病に伏せった父ジョンストンに代わって広大な麦畑を耕している。そのため、学校では既に二度留年している。




挿絵(By みてみん)


オリバー・ハーン


ベイカーストリートの人気パン屋「ハーンズベーカリー」の主人。45歳。二年前に妻を病で亡くす。両親との4人暮らし。お調子者だが、どこか憎めない。




挿絵(By みてみん)


ジョシュア・ハーン


オリバーの息子。9歳。7歳のときに母を病で亡くす。たいへん素直な少年。ハーンズベーカリーの店頭に立つこともあり、年のわりにしっかりしている。




挿絵(By みてみん)


エミリ・マルセル


キャンデレ・スクエアのスナック「カトレヤ」の美人ママ。60代だがまだまだ美しい。アミュウの「若返りの美容水」を愛用している。意外にも農家出身。




挿絵(By みてみん)


イルダ


カーター邸のばあや。アミュウとナタリアのナニー(子どもの幼少期に育児のため雇われる女性)で、家事を一手に引き受ける。今は週に数回手伝いに来てくれる。




ヴィタリー


カーター邸執事。小太りで人当たりのよい55歳。カーター・タウンの元官吏で、セドリックの秘書としても辣腕を振るう。




メイ・キテラ


アミュウの一人目の師匠。ときどき自らの顧客にアミュウを紹介して仕事を流す。




【夢の中の登場人物】


アモローソ


ロウランド王国最後の王女。百年前の革命の最中、奢侈だった我が身を悔い身投げしたところ、月の憐れみを買って天に召されたという伝説がある。アミュウが夢を見るときは、彼女に成りきっている。




アキラ・ミカグラ


御神楽 啓。大司教にして枢機卿。聖輝に似ている。




謎の騎士


アモローソ王女に付き従う清貧の騎士。アモローソは彼に恋心を抱いていたようだが、アミュウは彼の顔を思い出せない。




ジュスタ


アモローソ王女の侍女。


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