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あの日にさようなら  作者: 真夜中の猫
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幼馴染は一応イケメン!?

「ちょっと圭人と綾人、早く遅刻するよー!」

「うるさいな、はいはい分かってますよ。」

「ちょっと待ってよ、なっちゃん、あやと!」


相も変わらずこの二人は…

せっかく呼びに来てあげたのに、綾人はなんでこう偉そうなんだか。圭人は情けない声出して…。


「おっそい!なんで毎朝呼びに来てあげないと行けないの!ほんとに自分たちで何とかしなさいよね。」

「誰も頼んでねぇよ…」

「なんか言った!?」

「ごめんごめん!待たせて!」


は〜…。

これがいつもの光景。

綾人はぶっきらぼうで口数が少なくておまけに女嫌い。

圭人は逆に明るいんだけど、ところどころ情けない上に、臆病。

で、私はこの二人の監督係、兼幼馴染(という名の腐れ縁)。

見慣れた私には分からないんだけど、どうも二人は俗に言うイケメンという種類らしい。

私にはわからないけど。

よく女子にきゃあきゃあ言われてる…。

私にはわからないけどね!

こんなふたりを幼馴染に持つとまぁ、苦労もあるわけで…

当然といえば当然なんだけどどっちと付き合ってるのかとか、どっちが好きなのか聞かれるわけで…

まぁ、いじめとかを受けてないだけマシだと思っておこう。


「なんだよ、さっきから変な顔して。元々変な顔がもっと変になるぞ。」

「はぁ!?あんたねー!」

(大体誰のせいだと…。この本性をみんなに見せてあげたいわ…。)

「なにか悩み事でもあるの?」

「別に何も無いよ〜」

「どうせ今日の晩御飯何かなとかだろ。ほんと食い意地はったやつ。」

「いい加減黙ろうか?」


まあこれが日常です、はい。

一応高校生にもなったのにな〜。

初めて会った3歳の時から何も変わってない…。





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