投棄
脳と意識はお互いに共存するが依存はしない、独立しているものと考えてみると世界が面白く見えてくる。
「あ、う、!?」
夢が始まった。明晰夢だ。自覚はある。
だが何だ、何だ何だ何だ何だ何だ何だ
何だ.....この痛みは.....
脳が激しく振動し、体内の臓器が絞られるかのように180°回転した痛みを感じた。脳が振動した事も臓器が絞られた事も今まで無かったが、直感的にそう感じた。
痛みが引いていくのを待ちながら、徐々に戻ってきた思考力をフル回転させ状況整理に割く。
今自分は木に囲まれている。森だろうか、鳥の囀り、森の間から割り込むように刺す日光、微風の音、土の匂い。
これらの情報が"具体的"すぎる。
今までの明晰夢は忘れないようノートに書き留めていた。しかし曖昧な所がやはり多く、夢でこうした感想を抱くことは無かった。覚めてから忘れていたという可能性もあるが、どうにも違和感が拭えない。
一先ず落ち着こうと、痛みが完全に引いたところで深呼吸をする_____と、咽喉元に違和感が。
「喉袋が、ない?」
自分の身体をまさぐる
髪が長い。銀髪だ。胸は....膨らんで無いが男のそれとは全く違う。
何より股に違和感が。
全身に鳥肌が走る
「俺.........女だ....」
相変わらず話の進行が下手くそですごめんなさい