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ニーソ論争! ~絶対領域、あなたは見える派? 見えない派?~

作者: 神奈月

A「お前ら、『絶対領域』って知ってるか?」


B「すまん、説明してくれるか? 俺よく知らなくてなぁ、そういうの」


C「てか、今回からレイアウト変わったよなぁ。「」(これ)の前にアルファベットつくようになって」


A「こらそこ、メタい発言しない!」


B「そうだぞ、少年Bよ。作者が『なんかこれ読みづらいんだよねぇ』とか言われて反省したんだから、もう責めてやるな」


C「俺が少年Cなら、お前らは少年Aと少年Bなんだな。じゃあ、下の行からそう呼ぶことにするよ。少年Aくんと、少年Bくん」


A「やめろって!」


B「そこはいつも通りでいいから!」


C「へいへい……。もう勝手にやってくれ」


A「まず、絶対領域だが……。絶対領域とはニーソ、厳密にはニーハイソックスという膝上まである長いソックスと、ミニスカートやハーフパンツの間から微妙にのぞく太ももや素肌、そこから感じられるエロスをさす。まあ、一種の萌え用語というやつだ」


B「なるほどなぁ。あの、スカートとニーソからわずかにのぞく太もも。確かに、あれはいいものだ」


A「おぉ、わかってくれるか! 少年Bよ!」


B「あぁ、少年Aよ!」


 ガシッ!


C「結局使うんじゃねぇか。少年Aと少年B。てか、抱き合うなよ、気持ち悪いから」


A「そうか、つまりお前は見えた方が良い派なのか」


B「うむ、だがここはあえて言わせていただこう」


B「見えないからこそ、その向こう側には妄想という究極の萌が! エロスがあるのだと!」


A「な、なん、だとぅっ!」


C「いや、お前こそ頭大丈夫かよ。少年Bよ」


B「目に見える萌えもエロも、確かに素晴らしい。だが、だからこそ言わせていただきたい。見えないからこそ、男はその妄想力を最大限まで発揮するのである! 見えないから、妄想の中で素敵な太ももを垣間見ることができるのではなかろうか!」


C「なぁ、もう友達やめていいか。なんか。一緒にいるのも恥ずかしくなってきた」


A「確かにな。俺も昔は妄想だけで我慢していた。スカートの中の太もももそうだが、更にその奥にあるおんにゃのこのパンティ(花園)を。でも! ダイレクトに見えた方が絶対にエロいだろ! 興奮するだろ!」


B「だから貴様はダメなのだ! 安易にエロに走る貴様に、萌えを語る資格はない!」


C「カッコつけてるとこ悪いけど、むちゃくちゃかっこ悪いからな。少年B」


A「ならば言って見ろ! 見えない見えないところのどこに萌えやエロスを見出すのか!」


C「なぁ、これ絶対領域の話だったよな?」


B「だったら想像してみるが良い。まずはスカートに隠れた太もも」


A「うむ、風とかふかねぇかなぁ」


B「はい、そこで突風が吹きました」


A「おぉ! キタキタ、もうちょい、あとちょっと頑張れ! 突風!」


B「そしてついに鉄壁のスカートは、まくれ上がり……」


A「ぬぉおおおおおおおおおおっ!」


B「そこには、無駄毛の処理のなされていない、毛がボーボーの太ももが」


A「おえぇぇ…………。orz」


B「だっさださのババパンツが」


A「ゆ、許してください、死んでしまいます」


B「ふっ、わかったか。これがリアルの怖さだ。本当の桃源郷は、妄想の中にあるのだ。わかったか、少年Aよ」


A「わかりました、師匠!」


C「で、絶対領域はどうなったんだよ、絶対領域は」

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