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alcohol

作者: mu939uman

プシュっという音ともに缶があく。

プンと漂う香り。

今日もまた独り、太陽の輝くランチ時。

薄暗い部屋の中それに身を浸す。

それは私の不安感をとりのぞき、ゆらゆらと現実から身を思考を引き離す。

一歩部屋を出ればつきまとう日常感。

働く人々。

ポストから溢れる郵便物。

どこからか漂う洗濯物の香り。

そんなものから私を遠ざけてくれる。



どうしてこうなったのか。

考えることすらも放棄出来る。



一年前の私なら、

例えば忙しく働いた一日の終わりに

例えば久しぶりにあった友人と

例えばイルミネーション輝くクリスマスに恋人と

それを楽しんでいた。



爽快感と笑い声とロマンチックな空気に包まれながら。



それは私をよくも悪くも幸せにも不幸にもする。



でも本当は知っている。

それはそれ本来の働きではなく私自身のそれとの付き合い方。

よくも悪くも幸せにも不幸にも




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