explosion
ガラスを踏み砕いた時に出来る亀裂にも似た、稲妻が幾重にも模様を描き出し、轟音と共に空に数え切れないほどの傷跡を残していた。
その、雷鳴響いた雲の隙間から満月が姿を現わせば、映し出されるこのセカイ。
蜃気楼にも似た曖昧な空気に支配されているかのよう。
灰色の虚像ばかりが立ち並び、空蝉の住人の様に儚い夢を見ているのだろうか。
辿り着いたこの丘からの景色は、「終焉」か「誕生」か。
僕の声が聞こえますか?
僕の姿が見えますか?
僕を感じる事が出来ますか?
ねぇ、僕の音は君の元へ届いていますか?
そう、僕は問いかけたのだ。
音楽を作っている方の楽曲に詩を付けるお手伝いをしていたので、それをそのまま投稿しました。
ねるふ@oω6さんのmy space
「http://www.myspace.com/nerv036」
これから、曲増えていきます。早く書き上げないといけないです(汗