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天才になりたかった少年

作者: 御茶之川
掲載日:2026/05/31

天才になりたかった少年の日記。


まず言おう、私は女だ。

少年とは本来、少ない年の子を意味する、つまり少年は元々男女関係なしに使われてきた言葉だった。

だが現在では、昭和頃かは知らんが、そのくらいの時から、男にのみ使われるようになった。

詳しいことは分からんが。

まあ、私は少年だ。


1月14日。今日はスターなんとかの、キャラメルの飲み物を飲んだ。

一口飲んで分かった。

これはカロリーがやばい、こんなのを飲んで生きているジェイケイたちが、不思議でならない、どうやって生きている?

彼女たちを見て分かった。

このカロリーを、“そこ”に使っていると、見てとれた。

腹が立つし、虫の居所が悪い。

私だって。


1月15日。今日は学校で小テストが出た、察しの通り抜き打ちだ、クラスメイトたちはワァーワァーと騒いでいたが、ふ、私には楽勝だ。

朝飯前とはまさにこのことだ。

朝飯を食いそびれたからな!遅刻しかけたところだった、まあそんなことはどうでもいい!この小テストで満点、そう!100点を取って、愚かなクラスメイト共に囲まれるのを待っておこうか。

ふ、やれやれだぜ。


1月16日。昨日の小テストで10点を取ったので10時間勉強の刑に処されている。

今令和だぞ?!

愚かな親を持つのは面倒を超える。

1月17日。やはり名作は面白いな。

だがしかし非現実的すぎる、だがまあ幻や幻覚を見たと言うなら納得だ。

それにしても、男の子が宇宙空間で生きているのは驚きだ。

キツネのぬいぐるみが欲しい。


1月18日。雨の日はつまらないな、詰まる話。

雨の日はイライラする。

ジメジメして、湿ってて、湿っけがあって、湿気があって、どこで息しても。

本当にイライラする。

眠い。

この気分を一掃するには、ゲームのみだ!

早速実行に移る、足を急がせ、腕を振る。

母上の静かにしなさいという怒号が聞こえたため。

足を急がせるのを止め、腕だけを振ることにする。

レッツプレイターイム!


1月19日。どうやら私は天才にはなれないようだ。

まあ。

まあ、案の定察しは付いていたがな。

気にするのは。

気にするのは、環境に自らを変化。

すなわち適応できない者がすることだ。

私は虎にはならない、大丈夫だ。

非現実的だ、虎になるなんてな。

冷静でいるためには、深呼吸のみだ。

自我と自己を保ち続ける。

大丈夫だ。

私は天才にはなれない。

ただそれだけだ。

私は天才になれない。

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