天才になりたかった少年
天才になりたかった少年の日記。
まず言おう、私は女だ。
少年とは本来、少ない年の子を意味する、つまり少年は元々男女関係なしに使われてきた言葉だった。
だが現在では、昭和頃かは知らんが、そのくらいの時から、男にのみ使われるようになった。
詳しいことは分からんが。
まあ、私は少年だ。
1月14日。今日はスターなんとかの、キャラメルの飲み物を飲んだ。
一口飲んで分かった。
これはカロリーがやばい、こんなのを飲んで生きているジェイケイたちが、不思議でならない、どうやって生きている?
彼女たちを見て分かった。
このカロリーを、“そこ”に使っていると、見てとれた。
腹が立つし、虫の居所が悪い。
私だって。
1月15日。今日は学校で小テストが出た、察しの通り抜き打ちだ、クラスメイトたちはワァーワァーと騒いでいたが、ふ、私には楽勝だ。
朝飯前とはまさにこのことだ。
朝飯を食いそびれたからな!遅刻しかけたところだった、まあそんなことはどうでもいい!この小テストで満点、そう!100点を取って、愚かなクラスメイト共に囲まれるのを待っておこうか。
ふ、やれやれだぜ。
1月16日。昨日の小テストで10点を取ったので10時間勉強の刑に処されている。
今令和だぞ?!
愚かな親を持つのは面倒を超える。
1月17日。やはり名作は面白いな。
だがしかし非現実的すぎる、だがまあ幻や幻覚を見たと言うなら納得だ。
それにしても、男の子が宇宙空間で生きているのは驚きだ。
キツネのぬいぐるみが欲しい。
1月18日。雨の日はつまらないな、詰まる話。
雨の日はイライラする。
ジメジメして、湿ってて、湿っけがあって、湿気があって、どこで息しても。
本当にイライラする。
眠い。
この気分を一掃するには、ゲームのみだ!
早速実行に移る、足を急がせ、腕を振る。
母上の静かにしなさいという怒号が聞こえたため。
足を急がせるのを止め、腕だけを振ることにする。
レッツプレイターイム!
1月19日。どうやら私は天才にはなれないようだ。
まあ。
まあ、案の定察しは付いていたがな。
気にするのは。
気にするのは、環境に自らを変化。
すなわち適応できない者がすることだ。
私は虎にはならない、大丈夫だ。
非現実的だ、虎になるなんてな。
冷静でいるためには、深呼吸のみだ。
自我と自己を保ち続ける。
大丈夫だ。
私は天才にはなれない。
ただそれだけだ。
私は天才になれない。




