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ブタ、帰還する

最終話です

大きな机の上

隣には人間


何かを近づける

霧が出ている


それ、熱くないですか??

ちょっと怖い


近づく何か

怖い、怖い!!


……あれ?


気持ちいい!?

あーちょうど良い感じ〜

とろけそう


櫛で毛並みを整えてくれる

最高、あーーー


オッサンの声が出た

いや、私に声帯はないけれど


また、運ばれた


私の糸、抜かれてない?

脇、開いてない??


まって!

なかみ、でてる!!

でてるってーーーー


新しい中身が入った

パンパン

少し太った?


他にもいろいろされた

全部は覚えてない


袋に入れられ

箱に入れられ


今度は丁寧に


また、どこかに運ばれる

暗闇で振動だけを感じる


もう、お家に帰りたい


箱が空いた

光に目が眩む


「トン様ーー!!」


名前を呼ばれた

抱き締められた


ーーご主人様?


ご主人様だ!!


嬉しい!やったあ!


けれど、すぐに離れる。


「今は私が汚いから抱きたくない」


なんてことだ。

もっと抱き締めてほしいのに。


今晩はあの布団で

同じ夢を見れるよね


読んでくれてありがとうございます。

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