習い事の楽しみ
カフェでパンを食べるのが至福の時かもしれない
本当は麺類が食べたいのだけれど
流石に地元のカフェに麺類は置いてない
「星乃珈琲店なら麺類あるじゃん。佐藤は何もしらないね。」
俺はムッとする
「知ってるよ。星乃珈琲店はドトールみたいに気軽に水のおかわり出来ないじゃん。金があるなら何杯でもコーヒーを頼むし。」
「そんなに貧乏だっけ?」
「たくさんの習い事をしてるから習い事貧乏なんだよ。」
「習い事の量を減らしたら?」
「そしたら、人生の楽しみが減っちゃうだろ。」
「私がいるじゃん。」
俺は言葉に詰まった。