晴れ時々スライム ところにより勇者送還1
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
『ここが異世界…?どうにかもとの世界に戻れる方法はないのですか?』
『有ります、それは…』
ダメ元で聞いてみた勇者送還の儀、普通なら"帰れません"とか方法がわからなくても"絶対に帰します"とか言われてそのままなし崩しに冒険の旅に出されちゃうのが普通だけど、この世界ではしっかり戻る方法はあった。
ひょんな事からその方法を知った俺は、同じ異世界人の山田に教えるべく、今村の食事処に来ていた。
「なんですって?」
「きったないなぁ、食べるかしゃべるかどっちかにしろよ」
山田が黙ってナイフとフォークを使って優雅に食事をしだした。そしてナイフとフォークを置くと…
「店員さーん、マンドラゴラの踊り食いおかわり!」
「まだ食うのかい!!」
今日は村の5つ⭐︎の食事処に山田と来ていた。と言うのも異世界人の山田には絶対に教えないといけない…
「あ、次はマンドラゴラの姿焼きを…」
「……食べ終わったら声をかけてくれ。」
「あ、リク….」
「お?食べ終わったか?」
「ううん、デザートもいい?」
誰だよ、山田なんてこの世界に呼んだのは。
「ブエックション!」
その頃王宮では王女セリーヌ・ガ・イチバンが盛大にくしゃみをしていた。
「誰かが私の噂をしていますわね、はっ!もしやおねー様達が私の噂を…」
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「それで、大事な話って言うのは何かしら、こう見えても聖女は忙しいのよ」
「お前は性女だろーが」
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