晴れ時々スライム ところにより痴漢冤罪1
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
「私、この目で見ましたの、あろうことかおねー様たちの肢体を嘗め回すように見ていたこのクズを!」
「だからそれは誤解だって言ってるだろ?俺は荷物が重そうだから代わりに持ってやろうかって声をかけただけだ」
王宮の第六号法廷場では勇者リクと王国第一王女セリーヌ・ガ・イチバン姫の怒号が響いていた。
「そうやってか弱いおねー様たちに近づこうとしてもそうはいきませんわ!」
「だから何度説明したら分かるんだ、俺にはこれっぽっちもやましい心はない!」
この王女さまは何が何でも俺を悪者にしたいらしい。しかし俺は知っていた、『ウィルオウィスプ』は滅多に見つかるような魔物じゃないと。そうじゃなければ男たちには住みにくい世界になってしまう。
「それほど言うのなら、アーネやリーネに対して俺がエロい目で見てない事を証明してやろう」
「ふんっ、元々おねー様たちは崇高な存在なのよ、邪な気持ちを持っていないのが当たり前なのよ」
「なら、2人にエロい恰好をさせたらどうだ?それでも『ウィルオウィスプ』が反応しなかったら…」
「えっ、エロい恰好ですって?ちなみにどんな恰好ですの?後学のために聞いておきましょうか」
俺は王女の耳元で現代のエロい恰好…すなわちコスプレを説明した。
「現代には何て素敵な…、いえなんて破廉恥な恰好がありますの?これはおねー様たちの姿をしっかりと記録しなくては…」
身の潔白を証明するため俺は危険な賭けに出た。
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