晴れ時々スライム ところによりリヴァイアサン3
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
キシャァアアアア――――!!
ひと際大きな鳴き声がしたと思ったら、川の上流で、海獣大戦争が勃発していた!
「一体何があったんだ!?」
「わからん、今年こそは上手く行くと思ったんだが…」
「『うそつき!私を騙したのね?』って言っている」
テイマーの厚地田が獣魔のチワワンを連れて2人の後ろに立っていた。
「分かるのか?」
「反対に何故わからない?そんな程度で【婚活アドバイザー】が務まるのか!?」
「そんなこと言ったってよ」
「そっそうだ、俺たちはリバイアサンの出会いの場を提供しているだけだ、出会ってから上手く行くかは本人たち次第だ」
キシャキシャアアアア――――!!
「なんだ?なんて言っているんだ??」
田吾作が恐る恐る厚地田に聞いた。
「『アドバイザーならアドバイスしなさいよ!入会金や毎回参加金を取っているんだから責任を取りなさい』と言っている」
キシャアア――キシャアアアア――――!!
上流のリバイアサンが叫び声を上げると厚地田が頭を抱えた。
「なっなんだ?なんて言ってるんだ?」
「村に元々いるリバイアサンが、『写真と違うって』」
そしてリバイアサン同士の会話を2人に伝えた。
「『これはお化粧よ』」
「『化粧だって!?どこからどう見てもアプリの加工レベルだろう』」
「『何ですって?もうトサカに来たわ!力づくで分からせてあげる』」
2匹のリバイアサンが暴れ出した。その様子はさながら海獣大戦争だった。
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