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晴れ時々スライム ところによりリヴァイアサン2

雨かと思っていたらまさかのスライムでした。

君はいつからこれがただの雨だと思っていた?

「おおっ!ついに見つかったか!これで来年から災害に頭を悩ますことも無くなるぞ」

「やったな、諦めずに辛抱し続けた甲斐があったってもんだ」


 ゴン蔵さんと田吾作さんは肩を抱き合って喜んだ。


「全くだ、最初はどうなる事かと思ったぞ」

「やれイケメンじゃなくちゃだめとか、年収はクラーケン100匹は稼いでくれないと困るとか」

「跡取りの長男はダメとか、終いには100歳は年下じゃないと嫌っていいだすし、もう300歳超えのババァ…」


 とっさに田吾作さんがゴン蔵さんの口を塞いだ。


「バッバカ!滅多なことを言うもんじゃない!昔のあの災害を忘れたのか!」


 ゴン蔵が”分かった分かった”と身振り手振りで田吾作に伝えた。

 そ~っと後ろを振り返り川を上って行くリバイアサンの様子を確認するがこちらに気づいた様子もなく、もう一匹のリバイアサンの声がする方に向かっていた。 


 10年前、ゴン蔵が調子に乗ってつい言ってしまった一言でこの村どころか王国が地図の上から消滅しかかったのだ。


「忘れるわけがないだろう、”次は300歳の()()ですから何としても今年はいいリバイアサン(ひと)を見つけて下さいって…まさか大台って言葉が禁句だとは思わないじゃん」

「ああその後に怒りの”大海嘯”で王国が水の底に沈むところだったとはな」

「「口は災いの元だなぁ」」

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