晴れ時々スライム ところによりドワーフ1
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
「はいよ、頼まれていた聖剣」
「いつもすまんな」
「いいってことよ、俺はこれしか能がないからな」
田吾作さんがドワーフのドラグさんと話していた。
「ちわー、田吾作さん、それなんですか?」
「ん、これか?コレはドラグに畑で使う道具を作って貰っていたんだ」
そういうと田吾作さんが聖剣を構えた。
「ドラグの作る道具はどれも一級品だけど、何故か全て聖剣になっちゃうんだよな」
「聖剣に?」
「しかも王都の近衛師団の剣より強力なため王様から直々に近衛師団に譲れと命令がきた事もあったぞ」
よく見るとどの家にも聖剣が飾ってある。と言う事は村の人は王命を拒否したのか?よく不敬罪にならなかったな。 と思っていたが、真相は違った。
「よく王様からの命令を断りましたね」
「聖剣は持ち主を選ぶからな、ほれあそこの"エクス狩バー"なんて近衛騎士団長が欲したけどエクス狩バー自身がタエさんを選んで、それ以来草刈り専用として重宝してるって言ってたぞ」
「いつだったか、怒った近衛師団長がエクス狩バーをよこせって乗り込んできたなぁ」
田吾作さんとドラグさんは思い出話を懐かしそうに話してるが、よく考えると結構ヘビーな話だよなぁ。
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