表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/19

ep6 晴れ時々スライム、ところによりマンドレイク3

雨かと思っていたらまさかのスライムでした。

君はいつからこれがただの雨だと思っていた?

「マンドレイクが何故駆け落ちするかわかるか?」

「何故って、そりゃ好きな人が村の外にいて、一緒になりたいから村を出ていくんですよね」

「んだ、村の外の男のとこに行くためだ」

「あ!なら、村の男の事好きになれば駆け落ちなんてしなくなりますよね」


 リクが「問題解決ですね」と言うが、ゴン蔵は首を振る。


「マンドレイクは村の男には惚れん」

「え?何故ですか?そりゃ顔はブサイクで体はだるんだるん、お金もないですが人間は心じゃないですか!」

「リク、お前結構辛辣だな…」


 ゴン蔵の言葉に「リーネさんとアーネさんが言ってただけです」とトドメを指していた。


「リク、もし捕まったら鍋で煮込まれて食卓の上に並べられるとしたら、そんな相手の事を好きになるか?」

「絶対、なりません!(キッパリ)」


「そう言う事だ…」


 どんなに好きな相手でも捕まったら食べられてしまう。そんな相手、嫌すぎる。


「ここのマンドレイクは村の人間の顔は全て知っているから好きにならないだろう。だが、他所から来たお前なら、マンドレイクも好きになる余地がある。リク、君の使命はマンドレイクを惚れさせる事だ」

「あー、俺なんかにマンドレイクが惚れますかね?」

「可能性は十分にある!なんせマンドレイクは人間の煩悩に敏感だからな。簡単に言えばスケベな奴ほど惚れやすい」


ゴン蔵さんの言葉に若干悪意を感じた。もしやさっきの仕返しだろうか


マンドレイクの秘密がついに明らかに!

究極の愛とは身も心も一つになる事?

次回更新は本日(5/4)20:20になります。

読んでいただきありがとうございます。面白いと思ったら星の評価を貰えると嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ