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晴れ時々スライム ところによりゴブリン3

雨かと思っていたらまさかのスライムでした。

君はいつからこれがただの雨だと思っていた?

「ゴブ助さんは素晴らしい人だったから結婚したんです。ルックスもお金も将来性も、当時私に振られて落ち込んでいた貴方を励ましたのだってゴブ助さんじゃないですか」

「そっそれは…」

「それなのに貴方は逆恨みして、有る事無い事周りに言いふらして。そんな貴方をゴブ助さんは笑って許してくれたのですよ」

 

 ゴン蔵さんは最早何も言えず、たた立ち尽くしていた。


「それにあっちのテクニックだって…」


 タエさんは頬を赤く染めてはにかむ様に笑った。


「やはりゴブリンは皆殺しだーー!!」


 ゴン蔵さんは顔を真っ赤にして般若の様に怒った。


 そんな2人のやり取りを見ていたリクは心の中で叫んだ。「やめて!ゴン蔵さんのHPはもう0よ」


「最近そんな紳士なゴブリン様たちに近づく不届きものが現れたともっぱらのうわさです」

「不届きもの?」

「ハンッ!紳士?あれが?」


 ドカッ!

 ゴン蔵さんがタエさんに殴られて壁に頭をめり込ませていた。「…ゴン蔵さん、嫉妬でゴブリンが憎くても恋する乙女は怖いぞ」


「それが、ゴブリン様たちは紳士ですが性欲絶倫なので、互いに一人の異性を生涯愛し続ける純愛の種族なのです」

「けっ!な~にが純愛の種族だよ…」


 ゲシッ!ゲシッ!

 ゴン蔵さんは足で踏みつけられながらも恍惚な表情を浮かべていた。


「それが、その不届きものは1人のゴブリン様だけでは飽き足らず毎晩とっかえひっかえ、最後はゴブリン様たちも恐れ逃げ出すようになったのです。その不届きものの名は…」


「名は…?」

「性女”エレガント・プリンス”」

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