晴れ時々スライム ところによりテイマー2
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
厚地田は極度の獣魔可愛がりだった。チワワン専用の洋服に専用のチワワン小屋、狩りの時は危ないからと言う理由で、チワワンを抱き抱えながら魔物を屠っていた。
テイマーの意味は?と以前聞かれた時は"心の支え"と言っていた。
そんな彼の元にサムがテイマーになりたいから弟子にしてくれと言ってきた。
「いいか、テイマーに一番重要なのは"親密度"だ、獣魔と寝食を共にして心を通わせてこそ一人前のタイマーになれる」
「心を通わせる…」
「じゃあ次は、パートナーだ。一緒に戦ってくれる相棒だぞ、しっかりと考えて選ぶんだ」
サムが選んだのは子猫の獣魔だった。と言うのもサムが選んだのは"イタズラ子猫"と言うすばしっこいが戦いには向いていない獣魔だった。
「本当にコイツでいいのか」
「コイツがいいんです、もう一度確認ですが、獣魔と"心を通わせる"事が出来たらこっちの思った通りに行動して、見たものを共有する事が出来るんですよね?」
「ああ、"絶対服従"と"視覚共有"だな、だが獣魔と心を通わせるなんて余程のテイマーでないと無理だ。俺もまだそのレベルになってないし」
しかしサムはチワワンと心を通わせることに成功していた。
「やった!ついにやったぞ!!よし…」
「きゃあ、可愛い!」
「ニャンコちゃん何処から来たの?」
村の女の子が子猫の獣魔に群がっていた。
「あっこら!いたずらさんね、お姉ちゃんの事好きなの?そんなに見つめて」
「この子臆病なのかしら、やたらとスカートの中に入りたがるし…」
その後、サムは村の女の子全員からぼこぼこにされ、その後どうなったかは誰も知らない。
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