晴れ時々スライム ところによりマヨネーズ3
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
「らっしゃい!らっしゃい!熱々のお好み焼きはいかーすか?」
山田がお好み焼き屋でお好み焼きを頬張っていた。ソースをたっぷりと塗り、マヨネーズを素早く左右に振って縞模様に更にもう一度網目模様にかけていく。 そのあとに青のりと鰹節を振りかけて、鉄板の上でヘラで小さくしてくれた。
「へい、お好み焼き一丁上がり!!」
「キタキタ!いっただきまーす」
山田が出来立てのお好み焼きに齧り付いていた。見ていると山田はラベルに”マイマヨネーズ”と書いた自分のマヨネーズを持参していた。
それをお好み焼きを一口食べる度に直接吸っていた。
「なぁ異世界では調味料を直接飲んだりするのか?」
サムの素朴な疑問にリクが…。
「いや、あの行動こそが”マヨネーズ”に魅せられた”マヨラー”になった証拠なんだ」
聖女が、マヨネーズの魅力に取り憑かれていた。それは正しく聖女を堕落させ、見た目にもはっきりとお腹周りがぽっこりと丸くなっているのがわかった。
「マヨネーズか、恐ろしい…」
「山田はもう手遅れだ、完全にマヨネーズに魅了されている。あのお腹が何よりの証拠だ」
リクの言葉を聞いたサムが「俺が山田さんに証拠を突き付けて目を覚まさせてやる」とリクの静止も聞かず、直球で山田に問いただした。
「山田さん、そっそのお腹どうしたの?」
山田のお腹を指差しながら、最も聞きにくい質問をするサムの姿にリクは思った。 "サムよお前こそ真の勇者だ"
「お好み焼きが美味しくて、少しだけ食べすぎちゃったみたいで…」
リクが「食べすぎが原因じゃないだろう」と心の中でつぶやいた。
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