晴れ時々スライム ところにより悪役令嬢1
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
いつから異世界への扉は遺跡のトラクターだと気付いていた?
私の名前は"山田・エレガント・洋子"、エレガント・プリンスと呼んでも良くってよ。
ある日、目を覚ますと知らない天井が目に入ったの。その瞬間私は前世で過労で倒れた弾みで、車道に飛び出し大型トラクターに轢かれた事を思い出した。
「そう、燃える男の〜赤いってあれ…どうせならかっこいいスポーツカードが良かったけど、今流行りの異世界転生が出来たのだから文句を言ったらバチが当たるわね」
普通は何処かの病院かと思うところを、山田はここが異世界と信じて疑わなかった。
「ステータスオープン!」
山田は突然叫んだ、…しかしやはりと言うか何も出なかった。
「…何かフラグを立てないとダメなのかしら」
山田がアレでもないコレでもないと色々試していると、扉をノックする音が聞こえた。
コンコン!!
「入ってまーす」
「トイレじゃねーよ!」
現代でないと意味がわからないボケに返せるって言うことは声の主は異世界転生でチート能力を貰った勇者か何処かの王子様か…いや最近の流行りは公爵とか辺境伯とかかな?
などと考えつつ扉を開ける。
扉の外には男の人と左右に女の子が2人立っていた。
さっきの会話から、異世界転生をしたのはこの男だと分かった。
「ねえ、リク。流石に寝かせてもらった部屋を"トイレ"と間違う人はいないわよ」
「え?私はたまにトイレで寝落ちしちゃうけど?」
リーネさんとアーネさん姉妹はさっきのボケと突っ込みが分からず、リクを本気で心配している様だった。
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術後のリハビリにちょうどいい長さのコレを不定期に更新していきます。




