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晴れ時々スライム ところによりセイレーン2

雨かと思っていたらまさかのスライムでした。

君はいつからこれがただの雨だと思っていた?

「カラオケに3日3晩付き合わされる。まるでジャイ〇ンのリサイタルに付き合わされる、の〇太くんなんだ」

「カラオケくらいいいじゃないか、適当にあいの手を入れていればいいんだし」

「リク、あの狭い部屋で生魚に囲まれてもそう言えるか?」


 確かにそれはきついなと思った。


「なっなら、ファ◯リーズをしていけば…」

「相手は女子だぞ、そんな事をしたら次の日には村中の女子に伝わって総シカトを食らうだろう。いやシカトならまだましだ。制裁が与えられるだろうな」

「鼻栓、鼻栓なら小さいやつならバレないんじゃないか?」

「リク、過去に誰も同じ事を考えなかったと思うか?」

「いや、こんな事誰でも考えるだろう」


 そうだ、鼻栓で問題が解決するなら、すでに誰かがやってる。にも関わらず"セイレーンには気をつけろ"なんて言われるということは…


「昔、鼻栓で挑んだ勇者がいた、彼はその時一緒に居たセイレーンと恋仲になった」

「おお!夢を叶えた勇者が!」

「そしてついに人目のないカラオケボックスでキスに及んだ…」

「パイセン、一生着いて行くっす!」


 しかしサムは神妙な顔で言った。


「…呼吸困難で緊急搬送されたんだ」

「え?」

「鼻栓をしていて、キスで呼吸が出来なかった。しかもそれで鼻栓がバレて、それから彼を見たものは誰もいない」



「なので、ガラガラの声で歌が聞こえたら絶対に近づいたらダメだ。一度カラオケに引き込まれたら二度と村には(女子が怖くて)戻れないぞ」


行為には対価が必要です。

愛には障害が伴います。

次回更新は明日(5/13)8:20になります。

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