ep15 晴れ時々スライム ところによりエッチなお姉さん3
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
いかん、このままでは永眠になってしまう。サキュバス先生とのエッチな夢を見るまでは死んでも死にきれん!!
俺は先生に汚物を見るような目を向けられてもいい覚悟で、先生にお願いした。
「先生、良ければ先生が俺を眠らせて夢を見せて下さい!」
「え?ワタシがですか?」
「はい是非、先生に天にも昇るような、昇天するような。そんな夢を見せてほしいんです!お願いします!!」
「…そこまで言われるのでしたら、リクさんの熱い想いはわかりました。私なんかでよければ…」
「ありがとうございます!」
そして俺はそのまま意識を手放した。
「なあリク、お前また買ったのかソレ…」
「…え?なに?? うん買ったよ、これは凄くいいものだよ。これを買ったら、腰痛、肩こりが直って逃げた嫁が戻って来て、空まで飛べるようになったんだ。…またお金借りてこないと、サキュバス先生のありがたい壺を買わなくちゃ…」
「リク、しっかりしろ!!お前には嫁もいないし、人間は空を飛べないぞ」
それからすぐ、サキュバス先生が催眠術を使って壺を売りつけていたことが発覚した。
事件発覚が遅れた理由は、被害にあった村の男性がみんなかたくなに事件について喋ろうとしなかった事が原因の様だった。
サキュバス編が完了。
今回の教訓、「美しい物には棘がある」
次回更新は明日(5/11)8:20になります。
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