ep14 晴れ時々スライム ところによりエッチなお姉さん2
雨かと思っていたらまさかのスライムでした。
君はいつからこれがただの雨だと思っていた?
「次の方どうぞー」
「おう、リク先に行ってくるからな」
「ああ、先にイってくれ(サムズアップ)」
俺は今までにない笑顔でサムを見送った。
呼ばれるまでの時間が異常に長い、俺の心臓は早鐘を打ち、体中の血は一点に集中していた。
「次の方どうぞー」
「はっはい!」
緊張のあまり右手と右足が同時に前に出てしまう。落ち着け俺。
「失礼します(裏声)」
緊張のあまり裏声になってしまった。(恥ずかしい)
でもそんなことより、サキュバス先生の姿を凝視する。アレ?確かに背中には翼、尻尾もあるけどこう何と言うか、普通?に白衣を着ている。
しかし俺にはわかる、これはプレイだ!白衣のお姉さんが始めは普通にしているけどだんだんと危ない内容になっていくって奴だ。
「問診票には”眠れない”とありますね。では快眠できるように生活習慣を改善していきましょう」
「え?生活習慣?」
「1.太陽の光をよく浴びる:魔法で太陽の光を集めて照射しますね。少し火傷しますが大丈夫です」
「え?火傷で済むの?」
「2.日中は活動する:日が落ちるまでモンスターに襲わせますね。少し齧られますが大丈夫です」
「いや、それ命がやばいから」
「寝る前に温めのお風呂に入る:少し行った所に”地獄風呂”があります。少し熱いですが98度くらいですが大丈夫です」
「いやいや、大丈夫じゃないから」
ついにサキュバスが登場。
あれ?でも思っていたのとはちょっと、いやかなり違うぞ?と戸惑うリク。
次回更新は明日(5/10)8:20になります。
読んでいただきありがとうございます。面白いと思ったら星の評価を貰えると嬉しいです




