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それでもあなたの1票には意味がある 落選した候補に投じられた1票の意味 とある低収入低学歴低身長の氷河期世代おじさんの場合

はい、今回の衆院選の結果が出ました。


俺が投票したさとうさおり候補は残念ながら落選でした。


でもね。悔いはない。感動と興奮がある。


少し気持ちが落ち着いてきたのでその理由を考えてみるよ。


あと敬称は略してます。


政治家の選挙に投票することを勧めた者の責任として伝えておこうと思う。


まずは俺がわかる範囲での具体的な結果を示すね。本当は世代別の投票結果も入れたかったところだけど俺には調べることができなかった。


東京1区(千代田区・新宿区) 投票率55.60% 


千代田区 人口68648人

新宿区 人口352628人(日本人305452人 外国人47176人)


ごめん。俺には有権者の世代別に抽出することはできんかった。とりあえずググった結果最初に出てきた数字だよ。


ただ他の選挙区と比べると大学が多い地域だから地方から上京して一人暮らししている若い人が多いような気がする。


あと、参考までに外国人の人口も書いたけど外国人に参政権はないことになってるよ。


ま、今回の選挙で神奈川県で外国人が投票してそれが有効とされたみたい。マジでこれは日本人すべての人の身に危険が及ぶ兆候だと俺は思う。



得票順

1位 56979票(32.0%) 海江田万里 75歳 立憲民主党 


2位 55040票(30.9%) 山田 みき 50歳 自民党 


3位 29002票(16.3%) 音喜多 駿 41歳 維新の会


4位 12255票 (6.9%) 佐藤沙織里 35歳 無所属


5位 11889票 (6.7%) 中野 顕  60歳 共産党


6位 10636票 (6.0%) 桜井 祥子 40歳 参政党


7位  951票 (0.5%) 高木 寛史 40歳 みんなでつくる党


8位  716票 (0.4%) 新垣 宏  80歳 無所属


9位  530票 (0.3%) 進藤 伸夫 75歳 お金をみんなへシン独立党 


で、俺は4位のさとうさおり(佐藤沙織里)候補に投票したんだけど4位とはいえ落選。


でもね、結果を見てみると共産党、参政党、みんなでつくる党っていう政党の候補に勝っている。

これは大いなる希望だよ。


あとで細かく書くけど、希望だと思った理由を先にざっくり書いとくね。


さとうさおり候補はユーチューブの動画で税金の制度がどれだけ権力者に都合よくつくられてるか、その制度をどう変えれば国民の適正に税が還元されるかってことを教えてくれるんだけどさ。


さとうさおりの名前を千代田区と新宿区の12255人が投票所まで行って書いてきたという事実。


さとうさおりは俺もつい2周間くらい前は知らなかったという事実。


さとうさおりは街頭演説は12日しかやっていないという事実。


国からお金がもらえるレベルじゃな自分の政党を持っていてそこに1500人くらいの支持者がいるらしいんだけどさ。選挙10月15日から27日という12日間でその支持者が12255人に増やせたという事実。


言い換えると12255人が国民のための税制をつくる意思と能力のある人にたいしてそれができる環境を用意しようというと行動した。しかもそれは12日間で1500人程度から12255人まで増えた。


1922年から100年以上の歴史を持って100年以上かけて支持者を増やしてきた政党である共産党の候補よりも多いんだぜ? たった12日間で100年以上の歴史を越えたんだぜ。


これぞ巨人狩り(ジャイアントキリング)!


そして、投票した俺はジャイアントキリングに1票分活躍したってことじゃん!


ぶっちゃけ、俺、生きる意味をなくしてるんだけどさ。俺より若い世代や将来生まれてくる子供が幸せに暮らすために俺にもできることがあるんじゃないかって思えたのよ。


で、俺は死ぬときに観る走馬灯のなかで幼かった頃のささやかな幸せな時間とこの投票をループして観られるぜ、って少し安心したよ。


でもそこからさらにこう思った。こういうこと繰り返していけば沢山の思い出を見られるじゃん、自殺なんかしないで生き抜いてよかったって思いながら死んでいけるかな、っていう希望をもったってわけ。


あと、ここから先は政治に金がかかるって言われるけどなんでかな? っていう俺の考えをまとめてみたよ。


シンプルに言うとさ。


きっとね。

より多くの国民のための政策とか相反する意見のおとしどころを考える意思や能力のない奴等がいてさ。


地元の企業や住民に利するために日本中から集められた税金をさ。


それを現金なり土地なり不必要な大規模な工事だったりっていう形でてその見返りとして金を受けとる、っていうことを家業として世襲していってさ。


その家業への参集障壁としていろんな制度をつくってきたんだと思うんだよね。


で、俺も詳しくないんだけどこういった法律として作られてしまった参入障壁の一例について書いてみるね。


一定の条件を満たした政党には税金からお金がもらえるらしいんだよね。それを選挙に使ってもいいらしいんだ。


ちなみに共産党はそれを受け取らないことが売りのひとつみたいだけど支援者に新聞を購読させて、その売り上げと支援者からの寄付で活動してるみたい。


さとうさおり候補はそういうお金をもらっていない。そして、選挙に出るには供託金といって300万円を国に払わないといけないらしいんだけど自腹切ってる。


そしてお金をかけないために活動はユーチューブでの動画配信と法律で認められた期間だけの街頭演説。しかも、街宣車を買うお金がないから街角にたって自分の考えを通りすがる人に向けて話すだけ。


それで国から税金を選挙資金としてもらえる政党の候補3人に勝っている。しかも、千代田区・新宿区は大学が多いんだけど教員関係の人は共産党支持の人が多いらしい。


なんで多いかは、ごめん。俺にはわからない。


まあ、サンクコストとか返納性の原理っていうのがあるらしくってさ。なにかコストかけたら手放して損切りしたほうがよい状況になっても手放せなかったり、なにかしてもらったらお礼をしたくなる心理があってそこに漬け込まれてるんじゃないかな?


そして長い年月がたってそれが習慣になって自分の行動が間違っていたと思う瞬間があってもそれを認めるよりは自分のやってきたことは正しかったんだって自分いに言い聞かせることが習慣になっちゃってるのかな? 「今さらやめられるか!」 なんてね。


ちょっと話があっちこっち言ったけどごめん。俺、高校生のとき弁当のおかずを分けてくれって言うやつがいたからそいつ俺の目の前で「まず~い」って言って吐き出してニヤニヤしてやがってさ。それでそいつ仲良かったやつが共産党に入ったっていう噂を聞いてね。


そんな私怨もあって共産党は厳しく見ちゃう。ま、読んでくれた人には関係ないんだけどね。ごめんね。


ってなわけで、もうすでに月曜日になっちまったってのにこんな時間まで寝ないでこの文章を書いちまったくらいには興奮している。


それじゃ読んでくれてありがとね。


じゃ、またね。






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