コンビニ
深夜。
何も聞こえない静寂。
虫の声すら聞こえない。
ふと目が覚めた。
時刻を見るとまだ夜打ということが分かる。
朝まで長い。
再び寝ようと布団を被る。
「眠れん」
え~~。
マジカよ。
多分夕方に飲んだコーヒーのせいだな。
不味い。
明日早いんだが……。
う~~ん?
時間は……深夜ニ時。
うん。
後五時間で出勤なんだが……。
寝れる気がしない。
寝酒するか?
ゴソゴソ。
「酒が無い」
台所には酒が無い。
焼酎が有ると思ったが……。
仕方ない。
コンビニに行くか。
僕は財布を持って近くのコンビニに行く。
「バイクで往復10分買うのに5分かな」
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
眼の前にコンビニが有る。
「あれ?」
あれ?
コンビニ?
ボケたか?
道を間違えたかな?
酒を買ったのに何やってんだか。
バイクを止めて考え込む。
あれ?
酒がない?
「落としたか?」
買った気がするが……。
買い忘れたか?
買い忘れたかな?
まあ良いや。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「いらっしゃいま……」
何だろう?
店員が呆けてるんだが。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「いえ」
何だ?
バイクに乗る。
「早く寝よう」
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
あれ?
コンビニ?
ああ。
酒を買いに来たよな?
良いか。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「いらっしゃいま……い」
何だろう?
店員が呆けてるんだが。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「今日もお酒買ったんですか?」
「いや暫く買って無かったが」
「そうですか」
「それが何か」
「そうですか」
何なんだ?
バイクに乗る。
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
え?
コンビニ?
え?
え?
あれ?
コンビニ?
ボケたか?
道を間違えたかな?
バイクを止めて考え込む。
あれ?
酒がない?
買い忘れたか?
買い忘れたかな?
まあ良いや。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「いらっしゃいま……」
何だろう?
店員がおかしい。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「いえ」
何だ?
バイクに乗る。
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
コンビニ。
何かおかしい。
何か。
分からん。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「ひっ……」
何だろう?
店員が青ざめてる。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「何か買い忘れて無いですか?」
「いや」
バイクに乗る。
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
眼の前にコンビニが有る。
「あれ?」
あれ?
コンビニ?
ボケたか?
道を間違えたかな?
酒を買ったのに何やってんだか。
バイクを止めて考え込む。
あれ?
酒がない?
「落としたか?」
買った気がするが……。
買い忘れたか?
買い忘れたかな?
まあ良いや。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「いらっしゃいま……」
何だろう?
店員が呆けてるんだが。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「いえ」
何だ?
バイクに乗る。
「早く寝よう」
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
あれ?
コンビニ?
ああ。
酒を買いに来たよな?
良いか。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「いらっしゃいま……い」
何だろう?
店員が呆けてるんだが。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「今日もお酒買ったんですか?」
「いや暫く買って無かったが」
「そうですか」
「それが何か」
「そうですか」
何なんだ?
バイクに乗る。
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
え?
コンビニ?
え?
え?
あれ?
コンビニ?
ボケたか?
道を間違えたかな?
バイクを止めて考え込む。
あれ?
酒がない?
買い忘れたか?
買い忘れたかな?
まあ良いや。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「いらっしゃいま……」
何だろう?
店員がおかしい。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「いえ」
何だ?
バイクに乗る。
パアア~~。
ワゴンかな?
対向車線から来た車を見て思う。
光が前方から後方に行く。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
パアア~~。
トラックが追い越しをかけてくる。
二台目だな。
光が眩しい。
ああ。
眩しいな。
コンビニ。
何かおかしい。
何か。
分からん。
コンビニに着いたんでバイクから降りる。
そのまま店内に入る僕。
「ひっ……」
何だろう?
店員が青ざめてる。
心なしか顔が固まってるんだが。
まあ良いか。
酒とツマミを買うか。
「有難うございました」
店員さん何でか知らんが震えてたな。
何でだ?
コンビニから出た僕はバイクに乗ろうとした。
外で店員が掃除をしていた。
その時だ。
「お客さん」
「うん?」
店員が何故か僕を引き止める。
何だ?
「何か買い忘れて無いですか?」
「いや」
「本当に?」
「ああ」
バイクに乗る。
そのまま帰ろう。
「お客さんっ!」
「わっ!」
思わずびっくりする。
何だ?
僕は店員を見る。
「本当に本当に何も買い忘れて無いですか?」
「無いよ」
「そうですか……」
何だ?
何なんだ?
帰ろう。
「お客さん」
「何だよ」
だんだんイライラしてきた。
「長井方面から来たんですか?」
「ああ吉祥寺に住んでるからな」
何が言いたいんだ?
「なら杭列方面を回って帰ったほうが良いですよ」
「いや遠回り何だが……」
「いえね長井方面は今事故が起きてて道路が渋滞してるんですよ」
「え?」
さっき来た時は何もなかったけど?
それに深夜だぞ今は。
渋滞するほど車はないだろう?
「でも渋滞なんて……」
無い。
そう言おうとした。
来た道を見て。
渋滞はしてなかった。
渋滞は。
「あれ?」
警察が事故現場を見ていた。
トラックに引かれたバイクの事故現場を
。
お酒とツマミが散乱した事故現場を。
そこから意識が無くなった。
「なあ~~あれって幽霊だよな?」
「そこで事故を起こしたバイクの持ち主だな」
「死んだことに気がついて無かったんだな」
「ここ辞めてお祓い行こう」
「おれも」