誰かのワガママな話
作者です!今回は、作者がまだ右手を怪我をしてない時にやった小説をここに書きます!!
理由は、連載(長編の話)してる「天使は天使にはなれない」の次の投稿を今週にできなかったせめての話です。
この作品は、1ページチャレンジをやったときの中の1つの話です。
1ページチャレンジとは、横の長さ14cm、縦の長さ21cmのノートに今日1番楽しかったことを1つか2つあげてその単語をどのようにな話でもいいから物語を書くこと。(楽しい、悲しい、怒る、嬉しい話でも何でもOK)
ルールは、
1.1つか2つの単語を必ず物語の中に入れること!(例 今日の楽しかったこと 夏祭りだとすると、文章の中に 夏祭りの単語をいれる。)
2.1ページ以内で文章を終わらせること。
2ページ目に行くのアウト!
3.日記にはしないこと!必ず何らかのキャラがなんらかをしていること!
4.30~1時間で終わらせること(1日の最後のに書くものだから早く終わらせた方がいいのかなって言う自分の要望)です!
今回のテーマは、寝たこと
だけど、けっこう暗い話ですが楽しんでください!!
(今回は、活動報告に??様と天ヶ瀬いろはの会話はございません)
誰かのワガママな話
ぼくは、寝ることが苦手です。
ぼくは、寝ることがきらいです。
だって、
コオロギが冷たい音を鳴らしているからです。うるさいです。
ぼくは、寝ること苦手です。ぼくは、寝ることがきらいです。
だって、
外にたくさんの物が落ちていて、
臭くて、
虫さんがそのまわりをかこんで泣いているからです。
ぼくは、寝ることがきらいです。いやです。
ぼくは、すいまに負けたくないです!
だって、
空がこんなにも、クロイ雲が空をおおって、汚いとりさんが、
しっぽからクロイおならを出して、広めているからです。
ぼくは、寝ることがきらいです。
ぼくは、寝ることが…………きらいです。
__おかあさんも、おとうさんも帰ってきて__
ぼくは1人で寝たくないです。
だって
町が跡形もなく燃えていて、
サイレンの音が激しく鳴りひびいていて、
人の叫ぶ声との音サイレンがまじってうるさいくて、
__ごめんな、俺は必ず帰ってくるから……だから……後でな___
たくさんの物が息をしていなくて、
その周りにいる虫さんは、
目を手で隠して、しゃがんで泣いていて、他の虫さんは、その泣いている虫さんを引きずってでも、
離れさせようとしていて、
__おとうさん、おとうさん!まって!
いかないで!___
__ん………。駄目でしょ?おとうさんは、今から……国の……ために………ううぅ__
__だめ!だめっ!おかあさん!放さないで!
いやだ、いやだ!ううぅあんぁん__
クロイ雲が灰と血なまぐさくて、
__吸っては駄目よ。ちゃんと口を覆うこと。
おかあさんが居なくても、大丈夫よね__
とりさんなん個あるかわからないくらい飛んでいて、
ぼくたちは、そのとりさんのしっぽからでるおならを吸って
今日も苦しいです。
ぼくは、寝たく……ないで…す。
音が、外の声が、とてもうるさいです。
__生きて。おかあさんの
最期のおねがいだから………__。
__おかあさん……なんで喋らないの?__
早く、早く、コオロギが鳴ってほしいです。
そうじゃないと、ぼくは………
ぼくは、おなかが減りました、おかあさん。
おかあさんの温かいごはんが食べたいです。
ぼくを、もう1度だけ抱っこして、おとうさん。
おとうさんのかっこいい胸の中で。
ぼくは、寝ることが苦手です。
__じゃあ……子守唄。歌ってあげるわね。__
ぼくは、寝ることがきらいです。
ぼくは、寝ることが……………怖いで…す……。
まだ生きていたい、生きないといけないから。
かみさま、いるならおねがいします。
ぼくは………
まだ………
死にたくない……………、死にたくないです。
目を閉じたくなです…………。だっ?
少年は、ゆっくりと目を閉じ眠りにつきました
だって、いつ僕の家に核爆弾が落ちるか、わからないからです。
………ごめんなさい