チュートリアル
「エンドレスワールドへようこそ
新規登録をお願い致します」
機械的な音声が流れる
「…ヤバい分からんww
普通のゲームとやり方と違うやん
まぁ適当にしたらどうにかなるか…」
ピピピ
適当にタッチしてるだけで何も考えてない
「オッ顔は悪くないしこんなもんだろ
職業は何があるんやろ…おっええもんあるやん
最悪どっかで変更も出来るだろ
これで決定と」
ほとんどタップ連打で決めたようなキャラで不満は有ったが仕方ないと思いつつ決定を押した
「キャラをを0かかかABAく5に55んんん」
「ん?」
機械的な言葉がひどいノイズが混ざったと思ったら
プツン
突如暗転した
「…なんだったんだ??」
意味不明な現象に頭が追い付かずもう一度
電源を入れる
エンドレスワールド
「チュートリアルの説明を受けますか?」
受ける←
受けない
(キャラの登録は終わっとって良かった~)
心の中でホッとして
チュートリアルへ進む
ここはゲームでよくあるチュートリアルだが
まず体を動かす練習などをした
慣れてしまえば現実と良く似たものだ
移動のチュートリアルが終わり
戦闘のチュートリアルになった
俺の職業は拳闘士だ
まぁ分かりやすく言えばボクサーだ
練習用のゴブリンが出てきた
デスペナルティは無いので、回避などして使用して倒して下さいとだけ表示された
(なんつー雑なチュートリアルだよ…)
そう思いながらゴブリンを見つめる
「グギギ!!」
棍棒を振りながらこっちに向かって走ってきた
「遅せぇよ!!」
バキッ!ゴブリンがカウンターで飛んでいく
9999
遠くで何か数字が光っている
「何だ?てかやっぱチュートリアルは強えなぁ
会心の一撃ってやつゴブリン飛びすぎww」
ここからアイツと俺の伝説を作ってやるぜ
「チュートリアルを全てを終了しました
エンドレスワールドをお楽しみ下さい」