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第1話『ひ弱な少年』

小説の書き方は良く分からないのですが、最後まで頑張って書こうと思っています。



第1話『ひ弱な少年』


〜パンダラスト町の外れの森の中〜


鬱蒼と生い茂る森の中に唯一の太陽の光が差し込む場所がある、そこには白い石で作られた墓石が置かれ、少年が墓石に向かい佇んでいる。


ユウキ『母さん、今日も元気に過ごしているよ、友達は沢山出来てるし、皆優しいから、何も心配する事は無いよ、今日も森の入り口に咲いていた白い花で、ごめんね、今度、綺麗な花を買ってくるから』


〜パンダラスト城下町の街中〜


レンガ造りの街中は、様々な悪事を隠すかのように入り組んでいる。


少年A『ユウキ、遊ぶ金無いんだわ、貸してくれよ』


意地の悪そうな赤い髪の少年がひ弱で貧弱で気弱そうな少年に詰め寄る。


ユウキ『ごめん、僕、お金持って無いんだ。』


少年A『は、何でだよ』


ユウキ『花を買ったんだ。』


少年A『はぃい、花?、貸せよ。』


少年A『こんなもん、一銭の価値もねぇんだよ、このっ』


意地の悪そうな少年は、底意地の悪い笑みを浮かべ、様々な色の花を踏みつける。


ユウキ『あっ、やめて!』


少年A『ケッ、明日までに金、用意して、町外れのボロ教会まで持って来いよな!分かったか?』


ユウキ『うん、分かったよ』


意地の悪そうな少年が立ち去る後ろ姿を、ジッと見つめ、拳を握り締める、ひ弱で貧弱で気弱な少年



〜パンダラスト町の外れの森の中〜


〜森の中のお墓のある場所〜


ユウキ『母さん、母さんは、何色の花が好きだったの?、僕のお父さんは、どんな人だったのかな?』


???『やれやれ、また、ここに、おったのか…』


ユウキ『ラワン爺様』


白髪の長い口髭を蓄えた老人が優しげであり、呆れた口調で墓石に話し掛ける少年に声を掛けた。


ラワン爺さん『ユウキ、また、イジメられたんじゃろ』


ユウキ『ラワン爺様、お金を明日までに用意しなきゃダメなんだ。これから仕事行って来ます。』


ラワン爺様『待ちなさい。一応ワシはお前の家族なんじゃ、持って行くと良い。だが、ユウキよ、お前は本当にそれで良いのか?』


ユウキ『だって僕、弱いから』


ラワン爺さん『ユウキよ、お前の母さんはな…』


ラワン爺さんの声を搔き消す轟音が突如、鳴り響く。そのすぐ後に、若い女性の断末魔の叫び声と、草むらから飛び出して来た少女がユウキやラワン爺さんの目の前で盛大にずっこけた。


謎の少女『キャアッ』


ラワン爺さん『お嬢さん、どうしたんじゃ』


数十メートル先の木々が揺れ、薙ぎ倒され、鼓膜に穴が空きそうな程の咆哮がユウキ達の方に向かって聞こえて来る。


謎の少女『パイソンアックスが来ます。逃げないと』


ラワン爺さん『なんじゃと、そんな高位の悪魔の下僕が、こんな場所に』


パイソンアックス『こんな場所に亀裂開けちまったなぁ、さっきの女の頭でも持って帰るかぁ』



パイソンアックスとは

身長:2メートル

知性:鳩サイズの脳みそ

武器:背負った巨大な斧

見た目:頭に水牛の様な立派な角を二本持ち、顔も牛そのままで身体もムキムキマッチョな全身筋肉質の人型に近い亜人型の魔物である。



パイソンアックス『あぁ、でも、美味そうだなぁ』


パイソンアックスは口を大きく開くと右手に持っている血まみれのメイドらしき女の頭を自分の口元に近づけ食べようとしている。


ラワン爺さん『ユウキ、そこのお嬢さんを連れて逃げなさい。』


ユウキ『えっ、でも』


パイソンアックス『んあぁ、人間、何してんだぁい?』


ラワン爺さん『ちっ、気付かれたか?』


ユウキ『ダメだ、ここには母さんが眠っているんだ』


謎の少女『私、墓石で、コケちゃったんだ、ごめんなさい。』


女の子と初めて話したユウキはパイソンアックスへの恐怖心より目の前の女の子との会話のやり取りに少しドキドキして、少しの間見つめ合う若者達。


ユウキ『あっ、えっ、いや別に』


謎の少女『ありがとう』


パイソンアックス『質問したんだぞぉお、俺ぉを無視すんなぁあああ』


パイソンアックスは、メイドらしき女の頭を投げ捨てると、ユウキ達の方に突っ込んでくる。


パイソンアックス『馬鹿にしてんのくぁああ』


ユウキと謎の少女の目の前に立つ、パイソンアックスの口元が嫌らしく緩む。

いじめっ子がいじめの対象を見つけた時の様な気持ちの悪い不愉快な笑みを浮かべている。


ユウキ『怖い。母さん』


謎の少女『男でしょ、助けてよ』


ユウキ『無理だよ、うっ、(嘔吐)


パイソンアックスから臭う血の匂いで、

あの頭だけのメイドの姿を思い出して、その場でユウキは朝に食べたベーコンエッグとオニオンスープを全部吐いてしまう。



パイソンアックス『ひ弱で貧弱だなぁ、人間って奴は』


パイソンアックスは、背中の斧の持ち手をつかみ、天高く振り上げる。


ユウキと謎の少女は、目を閉じ、もうすぐ訪れる死のカウントダウンを感じ取り始めた瞬間…


ラワン爺さん『くっ、すまぬ』


真っ赤な鮮血が辺りにほとばしり、耳をつんざく絶叫が辺りにこだまし、大きな斧が深々と地面に突き刺さる。



パイソンアックス『おでの腕がぁあああ』


ラワン爺さん『なんじゃと』


謎の少女『何が起きたの?』


ユウキ『助けが来たんだ、良かった。って、え?』


ラワン爺さん『まさか、こんな場所に』


謎の少女『世界最強の本、フォルティシーム…』


???『・・・・』


次回、第2話『世界最強の本、フォルティシーム』




読んで頂き、ありがとうございます。

次回、世界最強の本が現れて、物語が始まる訳ですが、更新ペースはかなり遅いので、ご理解下さい。

稚拙な文章を読んで下さり感謝しています。

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