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第十二話~これから始まる~

どうしたらいいんだ...「さて、これでもまだ黙秘を続けますか?」「う...は、はい。そうです、確かに俺は小野を殴りました。」「やはりそうですか。彼の証言では貴方に殴られて気絶している間に捕まったと言っていますが、」え?ちょっとまて、あいつが気絶したのは夏美がボコボコにしたからだ。俺が殴った時、あいつはまだ正気で俺に反撃をしようとしていたんだ。なのに何故あいつは俺が気絶させたと言うんだ?「い、いえ。それは違います、小野は俺が殴った後に...」いや、待て。ここで俺が小野を気絶させたのは夏美だって言ったら夏美も傷害罪になっちまう。何故だかは分からんが幸い小野は俺を傷害罪にしようとしている。だったら俺のせいにすれば夏美には何も被害が及ばない。あいつには彰君がいる。それに大きな仕事もあるって言ってた。なら答えは一つだ。


「その通りです。俺が小野弘樹を殴って気絶させました。何も暴力をしていない小野を。」


「そうですか...分かりました。よく全て話してくださいました。ありがとうございます。しかし貴方を傷害罪で逮捕する事は変わりません。」「ええ。これからよろしくお願いします。」良いんだ。これで夏美に被害は及ばない。俺の事なんかより未来がある夏美を優先すべきなんだ。結局俺は彩花さんに何も言えなかったなぁ...「はい。貴方は二年の懲役となります。」二年、か...彩花さんと会えるのはだいぶ後だな。マスター、先輩、聡、夏美、会えなくなるのは寂しくなるな。母さんにも申し訳ないな。俺の上京のために色々してくれたのに。とはいえ二年だ。気長に待つとするか...

それから俺は初めての獄中生活を一日過ごした。「案外辛くないもんだな...」そんな時「磯宮悠斗。署長室に来い。大事な話だ。」「え?あ、はい。分かりました。」おいおいまだ捕まって二日目だぞ、何の用があるってんだよ。


しかしその時の俺は気づかなかった。この事が俺にとって人生を大きく変える事だったなんて...

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