こんな仕事税関職員みたいなもんよ
おかしい、既にプロットに無いこと書いてる…
「まま、とりあえず今回は貴方の世界の上位存在。俗に言う神の世界的な世界に転生してもらいます!あ、神の世界っていっても魔法だけが発展した中世みたいな世界よ?」
「中世より進んでんじゃねぇか俺らの世界…神なんてとっくの昔に超えていたってか…」
「いやいや、だって、魔法ある世界で科学発展させる理由ないしね家建てるにしても労力とコスパ的に魔法の方が良いでしょ?」
「まぁそうかもしれないが…ってか!お前誰だよ!?お前がどんな存在なのか説明受けてねぇぞ!」
「あーまぁあれよ税関職員みたいなもんと思ってくれりゃ良いわ」
「こんなにフレンドリーな税関職員は初めてだよ…」
「うふふ、そうでしょー私職員のなかでも一番フレンドリーなのよ!」
褒めてねぇっての…
「転生ねぇ…」
少し落ち着いてきた頃の改めてなんか変な気分になった。
「はいはい、終焉しちゃったので最初に死んだ貴方の特別特典でぷれぜんとふぉーゆー」
非日常を望んでいた俺としては、願っても無い話である。
しかし、やっぱり転生するからには、アレが必須という物だろう。
「なぁ、転生特典とかってあんの?」
「よくぞ聞いてくれました!今回の特典は、通常生まれたときに1D10で振られるステータスを1D100で振れるってのになってます!しかも、幼少期パート飛ばしていきなり18才からの転生となっております!」
「TRPGかよ!!」
でも…悪くないぞ…単純計算で一般人の10倍のステータスが手に入るって事だもんな…
あれ?なんかおかしいような気がするぞ?
「なぁ、向こうの一般人の18才の時までの成長率ってどれくらいだ?」
「ある程度修業した子で10倍程度ですね」
「でその成長はステータスに加わるのか?」
「加わりませんね~」
「特典意味ねぇじゃねぇか!もうちょっとチートっぽくしてくれても良いじゃん!」
「えーだって、18才まで生き残るのは結構珍しいですよ?」
「なんで世界創造した奴は地球の医療を逆輸入しなかったんだよ…」
「あ、創造した人はその時点で創造神になるので、管理世界以外への干渉は禁止となるのでそれはむりですね」
強制的に神に格上げとかはた迷惑だな。
「とりあえず、ステータスを1D10×10にするか、10D100にするかどっちかにしてもらえるとありがたい。ってかちょっと修業した一般人程度よりは強くして欲しい。」
「そうですねーパワーバランスもありますんで、×3くらいが限度ですね。素質は良い感じにしとくんで、修業すれば強くなれます。スキルは剣術のレベル5くらいでいいか。これも普通に強い部類ではありますし。」
「うーん基準がわからんがレベル5ってどれくらい?」
「だいたい真ん中くらいですね。殆どの人は5以下で停滞してますし。」
まぁ強い部類では、あると…
「うん、なんか元々特典なのに色々注文付けて悪かったありがとよ」
「いえいえーじゃあダイスいきますか」
そして運命のダイスを振った
HP900(90×10)
MP840(84×10)
STR98
DEX75
AGI61
CON69
INT91
「うひゃーこの時点で十分才有る若者ね・・・じゃあ×3して…」
HP2700
MP2520
STR294
DEX225
AGI183
CON207
INT273
「これは…なかなかのチートね成長したら普通にこの世界で最強クラスになれるわよ」
「おぉマジか!ありがとうな職員さん!」
「なんか気に入らないわね職員さんって呼び方」
「だってあんたが税関職員っていったんじゃん」
「まぁそうだけど…あ、ファンタジー風に言うなら私は転生を司る女神様よ!!!!!」
「えー、女神様って税関職員だったのか…」
なんか残念な感じがする。
「実際の仕事はそんなもんよ。じゃあそろそろ転生させるけどなんか他にある?」「うーん特にはないかな?でも、世界の終焉でおれの家族がどうなったのかは少し気になる」
「それに関しては、別世界の、輪廻の輪に組み込んだわよ。貴方みたいに記憶を残した転生じゃ無いけど、普通に輪廻転生は出来るようになってる。」
うん…それならいいか。
「じゃあもう特にない!」
「じゃあ、転生させるわね!貴方の次なる生に幸が多くありますように…」
女神が、祈るように呟くと体が粒子のように溶けていく感じがした。
別れ際の最後に、女神がに一言だけ伝えることが出来た。
「なぁ、それって絶対言わなきゃだめなの?」
「うっさい!転生者を送り出すときに言いたい台詞ランキング1位なんだから言わせろ!!」
なんて俗っぽい女神なんだ、少し笑いそうになった所で意識が途切れた。
今回のステ決め実際ダイスを振りました。
もうちょっと低くしようと思ってたんだけどなぁ