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女神と夫婦になるために  作者: たつ
5章 帝都にて
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第71話! 嵐の前の静けさ

最近どんどん量が下がってんじゃないの? って思われるかもしれません。でもね、他のことができないのは辛いんす。だから、見逃してね!


やっと式典に入れるよ(次回)


では、お楽しみ頂けると幸いです。

 あの後女性五人とルドとガンスにご馳走した。


 ん? 女性が多いんじゃないかって? レーミス、メリアリーゼ、ルクソルーゼ、キリツ……レイア、アミレイア皇后が「精霊がケーキの気配を察知した!」とか言って出現したんだよね。


「それでルドはどういった対策を取るんだ?」


 ケーキで口を白くしたこの国のトップ。甘味の誘惑には人間は勝てない!! ケーキを食べながら、うーんとか言って考え出した。考えてなかったのね。


「ルドメイだって、内側にそういうバカがいないか監視はしてたんだろう?」


 ガンスがチーズケーキを食べながら、ルドに匙を投げた。


「当たり前だ。俺達は各裏組織の深い所にも密偵を放っているからな。いつ裏切ってもいいように常に監視をしているぞ」


 顔はキリッとしているけど、皿を持ってケーキを食いながらだからカッコが付かねえ。


「俺には関係ないから適当に頑張ってくれ。俺はルーゼを守るのは当たり前として、リーゼも守るから大丈夫だろう」


「カズシ様!!」


「……? 円卓夫婦をつけるのに力不足なのか?」


 リーゼがキラキラさせれているけど、ルドメイは不思議なのだろう。Sランク夫婦二人がついているのに、任せないことが。


「考えればわかるでしょ? あいつらはどちらも戦士なんだよ? パレード以外は室内だから、魔法使いを護衛にすることは出来ない。でも、襲撃してくる相手が魔法を巧みに使ったシーフ系統だったら、あいつらは察知が遅れるぜ?」


 あのふたりは純戦士だからな。真正面の戦いは俺の腕を切るくらいには強いけど、気配を隠すのが専門なアサシンには、初手を譲ってしまうだろう。そうすると、毒なりなんなり使われたら危ない。という事を魔法を使いながら説明した。


「うむ、確かに護衛は大抵は戦士系の人を寄越してもらっているな。それが当たり前だったから考えてもいなかったわ。次回からはシーフ職と魔法職の人にも声をかけるとしよう……キース書類を持ってきてくれ」


「了解しました」


 ルドの近衛兵が部屋を出ていった。キリーっていうんだな。キリ? キリツ?


「ああ、カズシが疑問に思っていることは多分当たっている。私はルドメイ皇帝様の近衛兵をやっている騎士の一人、キリーの娘だ」


 なるほど。騎士の家系なのね。女だからっていう偏見あるにはあるけど、力の強い女性も多いから、騎士にもなれるよね。筋肉があればあるほど、ステータスにボーナスがつくみたいだし、男の方が有利ではあるけど。


 もちろん俺はそんなに筋肉をつけません。ていうか、つきません。筋トレしてもつきません。


「なるほどね。キリツは騎士の家系なんだ」


「はい。幸い私にもその素質があったので、なんとかこの地位に居られます。まあ、父のおかげでもあるのでしょうけどね」


「キリツ自身も強いんだから、そんなに謙虚になることはない。アレスなんたらよりもいい感じだし」


 実際は動きを見てみないとわからないけど、近衛兵をやっていけているんだから、相応の力はあるんだろうから別にいいよね?


「ありがとうございます」


 軽い気持ちで褒めて、がっつり頭を下げられると困っちゃうね。


「今回のことでもっと内側にも監視を付けてみることにするよ。あまりしたくはないんだけどね」


 もっと内側ってことは身内にも監視をつけるってことかな? それとも四大公爵、この国の帝都以外の大きな都市を運営している貴族のこと。商都もそのひとつ。その四大公爵にも密偵を放つってことかな? 第二皇后のアミレイアはエルフの公爵の血筋だから、結局身内の監視をするってことになるのか。


「そこらへんは頑張ってくれ。俺は問題が起きた時になんとか動いてみる。最悪死ななければ治してやれるから……多分」


「その時は依頼させてもらうよ」


「俺が気に入った奴なら依頼なんてしなくても、治すけどね」


 リーゼ、ルーゼ、キリツもかな? 後はルドにレイアにレーミスは仲が良くなったし、キリツの父親も治してやりたい。ここにいる人はみんなタダで治してやろ。


「ガンス? 俺が持ち込んだ問題の処理は終わってるの? ギルドを少しだけ抜け出して顔合わせに来たんじゃないの?」


「…………あああ!!! やべえぞ! ルキナ君に殺される! 帰るぞカズシ! あれで送ってくれあれで」


 転移ですねわかります……


「だが、断る」


「クソがあああああああ。ルドメイ、レーミス、アミレイアじゃあな!」


 ガンスは部屋をダッシュで出ていった。ルキナってギルドではそんなに怖いのかな?


「俺も帰りますね。ルキナを止めないといけないので」


「明後日からよろしく頼む」


 お前らはいい加減食うのやめたら? なんか空気がふわふわしてんな。


「カズシ様、明後日からよろしくお願いします」


「私のこともよろしくお願いします!」


 ふたりの姫に頭を下げられた。これは頑張らないとね。


「じゃ!」


 転移して、ガンスを回収して、ギルドに連れていき、少しだけ仕事を手伝った(前回手伝ったことで臨時ギルド員という変な役職をもらった)。



お疲れ様でした。


ルドメイはカズシの前ではかるーい感じでやってますが、一応有能設定です。身内には甘いという弱点を持った有能皇帝。


王族設定を読んでいるみなさんなら誰が馬鹿をやっているかはわかると思います。まあ、今回もバ火力で問題を解決!


次回、ブルース帝国第一皇子成人式典

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