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女神と夫婦になるために  作者: たつ
4章 暗躍せし勇者
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第57話! 不法侵入(ブルース王族説明あり)

毎日投稿は続けたい。でも、どうしても予定があって書けない日ってありますよね? そうです。それが今日です。


はっきりいって内容は1000くらいしかありません。どうしても突発的に今日はやることが出来て、書く時間が1時間もないので王族の説明で量を盛りました。まじですみません。


では少ないですが、お楽しみ頂けると幸いです。

 二度寝をしたが、あまり思い出せない夢が気になって、惰眠を貪ることが出来なかった。


 神の朝は早い。生物的な性能が高いから、少ない時間の睡眠で事足りる。事足りてしまう。よって、それ以外のほとんどの時間が政務になるらしい。辛い。


「やることあるから行くわ」


「行ってらっしゃい。次は再開直後に首絞めなんてやめてね」


 当分はこれでなじられそうだな。


「ああ、気をつけるよ」


「カズシ頑張ってください」


「ああ」


 光に包まれて、教会に戻ってきた。こっちに来る前に人のいないところで入ったのに、


「え?」


 この前あった金髪ボインが目の前にいた。


「き」


「ちょっと待ったああ」


 一気に近づき、口を塞ぐ。いや、この手の方法は不味いことはわかってるんだが、騒がれるのはもっと不味い。


『消音結界を発動するのが正解だったね』


 しくじったわ。


「ルナ! この子に説明してあげて!」


『わかったわ』


 金髪ボイン……シルフィに光が差し、少ししたら涙を流しながら、祈り始めた。敬虎な信者はやっぱりこうなるのね。


「カズシ様は使者様なんですね!」


 そういう説明が一番楽だよね。わかってた。


「ルナの手伝いをしているという意味ではそうだね」


「凄いです! そのような方を」


「少し待った。すまんがやることがあるからまた今度にしてくれ。俺がやれることならやってやるから、今はいっていいか?」


 そういうとシルフィは頭を下げ、祈りながらこちらに声を掛けてきた。それはやめてほしい。


「わかりました。カズシ様の御心のままに」


「あと、使者扱いとか神扱いは好きじゃないからやめてね」


「わかりました」


「じゃあまたね」


 転移で人がいないところにやってきて、


『場所の特定はできたか?』


『スライムの扱いが荒い。まあ、ここの帝王、エルフの先祖返りルドメイと第二皇后エルフのアミレイアと一緒に寝てる』


 ここでこの国ブルース帝国の家族関係を紹介しよう。いらんって方◆に囲まれたところはスルーでしてください。


 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 まず帝王ルドメイ・フォン・ブルース。以後フォン・ブルースは省略。元Aランク冒険者で、大氾濫を終わらせたなどの功績を立て帝になる。筋肉がしっかりした金髪のオールバックらしい。耳が少し長く、エルフの先祖返りらしいが、早く王を交代したいと嘆いているらしい(ガンス談)。


 第一皇后レーミス。こちらも元Aランク、ルドメイと同じパーティーだったらしい。血筋も候爵とかだっけな? ルドメイが冒険者をやめる少し前にやったら出来てしまい、ルドメイが功績や血筋、その他もろもろで無理やり皇后にしたらしい。ドワーフとのクオーターで子供達の色々な物を自ら作って、国お抱えの鍛冶師を困らせているらしい。子供二人いる。


 第二皇后アミレイア。こちらは帝国にあるエルフ公爵家の一つの娘。魔法を研究している。通称魔法バカらしい。この人のせいでガンスのパーティーの魔法職の人ハーレイル、商都のギルド長が帝都と商都を行き来しまくっているらしい。子供二人いる。


 第三皇后ヤアリア。こちらは帝国にある貴族は人間がなるべきだという派閥の一つの公爵家の者。この国は多種族が力を合わせて作られたのに意味わからん。典型的な人間至上主義で、野心家。息子を帝王にしようとなんかしているらしい。子供は一人。


 第一皇后の子供、長男ルカス17歳。国内の食料生産のより良い方法を模索している。後述の長女と魔法による食料生産の効率化を模索している。食料関係の学者のようなもの。現在は継承権の放棄している。今回の式典はこいつの18歳の成人式典。


 第二皇后の子供、長女メアリ16歳。魔法バカ。ただひたすら魔法のことを研究している魔法バカらしい。それでも長距離通話魔道具の魔力効率を引き上げたりなどしている。ルカスに誘われ、食料生産で人の手を離れない程度の魔法による効率化を目指している。王とかめんどいと言って、継承権を永久放棄。


 第三皇后の子供、次男ルーク16歳。自分が王になるために、とりあえずなる気のない二人に継承権破棄を進めた本人らしい。野心家らしく、この安定している西大陸で戦乱を巻き起こそうとしている。あからさまな嫌な貴族の典型らしい。継承権第一位。


 第二皇后の子供。次女ルクソルーゼ14歳。心が壊れてしまっている。そういう薬で壊れていて、壊されて以降無表情で笑顔を見たことがないらしい。この子は絶対に治してやる。犯人も捕まってないらしい。本の虫、常に書庫にいるらしい。継承権第二位。


 第一皇后の子供。三女メリアリーゼ14歳。明るく活発。城を抜け出す程度にはお茶目を発動する。貴族の女性らしい事がほとんど嫌い(長女も次女も出来ない)。それ以外のことは天才的な才能を発揮しているらしい。戦闘の心得はないらしい。継承権が今のところ三位。


 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


『場所は?』


 マップを見ることはスラリンでも出来ない。でも、俺の考えを読むことは完璧に出来る。俺がマップを見て、それを頭の中で想像、そこのどこに対象がいるのか想像してもらい、それを俺が読む。なんてことも出来る。スライムってマジでなんだろう?


『なるほどね。今は寝てるんだよね?』


『部屋の前の廊下には騎士が巡回しているくらい』


『準備が終わったら転移するね。フウ起きてる?』


『起こされて仕事とか辛いわー』


 起こしてしまったみたいだな。すまなかった。


『憑依してくれ』


『うん……少し待って……いいよ』


『『憑依!』』


 これで王の寝室に侵入したのが、カズシだとバレないね。では行きますか!


「【転移】」


 城の中の部屋の一つに転移してきた。


『放出された魔法を霧散させる魔道具がこの城にはあるから気をつけてね』


 そんな物があるのか。なんてこの部屋にはないんだろう……ここまで賊に入られたらおしまいだからかな。


「無属性魔法【魔法隠蔽】×5、結界魔法【消音結界】」


 これでよし。


「おはようございます! ルドメイ帝王、アミレイア皇后」


 大きな声で挨拶は基本だよね? 二人が起きてきて、手元に用意していたのか、剣と杖を突きつけてきた。



お疲れ様でした。


疲れるほどなかったかな?


あと感想にカズシがこええとのお言葉を頂きましたが、俺もカズシを書いている時は頭がおかしくなりそうです。


次回、未定!

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