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女神と夫婦になるために  作者: たつ
4章 暗躍せし勇者
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第48話! 慈悲はない 閲覧注意

閲覧注意。性に対する直接的な表現、拷問めいた行為があります。切ったりしているわけでもないので、大丈夫だと思いますが、一応注意。


カズシはやっぱり頭が逝ってるんですね。


では、お楽しみ?いただけると幸いです。

 ホムラは泣き付かれて、寝てしまったので寝室に寝かせた。ここはバスの中なんだけどな。


 俺はやらないといけないことが残っているので、それの処理をするために、


 ベッドで横になり目を閉じる。


『スラリン、この前言ってたヤツやれる?』


『やれるよ。100%憑依状態にしたよ』


『わかった。意識の接続をお願い』


『……したけど、初めてだから気をつけてね。無理だと思ったら、離れる意思を強く持ってね』


『ああ』


 俺が今からやることはスラリンの分体に意識を繋げて、その体を自由に動かそうとしている。スラリンは何十もの分体を同時に操っている。スラリンと魂レベルで同化をし続けていたから、今だとスラリン=俺と表記できるくらいには同一の存在だ。なら、俺でもスラリンの分体を操れるのではないか? と思っての試みだ。


『最初から人型にしているから』



 目を開けると、屋敷のいつものベッドに横になっていた。


『なんか体の芯がない感じだな』


『背骨は再現しているけど、スライムの強度を上げただけだからね』


 なんというか、酩酊状態のように意識がはっきりしない、体がだるくて、辛い。


『いつもの自分を意識して、体を作り変えようとして』


 体を作り変えることを意識すれば、スライムの体は反応するのか? したわ。意識もはっきりして力もしっかり入る。


『いつもよりも全然力は出ないけど、リルヒくらいならフルボッコに出来るな』


『操作がうまくいかなくて、屋敷を壊されても面倒だから上限を設定しておいたの』


『なるほどね。この体ってスライムなんだよね?』


 体を触ってみても、人間の肉を触っている感じしかしない。


『私は特別なスライムだからね。今なら貴方のハーレム員の体を100%完全再現できるわよ? まあ、母体の卵は流石に無理だけど、そこに通じてる通り穴なら余裕』


『なんであえてそんな変な言い方するの? なら、スライム状にもなれるんだよね?』


 聞きながら、体の輪郭を曖昧にして、いつも触っているスラリンのスライムボディーを思い浮かべる。


『あ!ちょっと待って!』


 気持ち悪い吐き気がする頭が痛い俺の体はどこが腕でどこが足どこが心臓でどこが脳わからない。俺はなんだ? 俺は私? 私は僕? わからないわからないわからない


『強制シャットアウト』


 という言葉が聞こえた気がしたら、俺自身の体に戻ってきていた。


『バカ! いくら女になることに違和感がなくても、吸血鬼になることに違和感がなくても、人間がいきなり全身スライム、しかも全ての可能性を秘めているカズシという存在のまま、スライムになったら自分をなくしちゃう!』


本気で怒られたのなんて久しぶりだわ。


『頭が痛い。どんな精神攻撃よりもやばかったなあれは』


 ていうか、すべての可能性を秘めているってどういう意味だ?


『なあ、全ての可能性を秘めているってどういう意味?』


『自分で気が付かないと意味がない素質のこと』


 答える気がないなこれ。


『スライム分体へのリンクはまた今度ね』


『いや、まだや『やれません』』


『1度自分というものを失いかけたから、少し時間を置かないと次は俺が私になっちゃうよ?』


 自意識がおかしくなるってことか。分体を操作できるようになったら色々捗ったんだけどな。性的にも他の面でも。


『私を早く抱いて欲しい』


 ……よし、お仕事しましょうね。



 〘やることがあるので、少し出ます。転移で戻ってくるから気にしないで〙という置き手紙を置いて、転移で屋敷に戻ってきた。


「ファベログ」


「こちらに」


 真横の影から出てきた。ハサとファベログは影潜りができるから、びっくりするな。


「ハサはどうなっている?」


「少々お待ちを」


 ハサにも念話をすることが出来るけど、いきなり話しかけて隠密を解除しちゃったらまずいからね。スラリンに聞けば全てわかるけど、こいつらもこいつらでしっかり連携とっているし、今回はそれを使わせてもらう。


「この街のルシファーのアジトをすべて見つけました。そして、この街を任されているのは、猫獣人の女性でネイムという幹部の方のようです。どうしますか?」


「俺が行って、情報を吸ってくる」


「よろしくお願いします。今ハサがその場所に到着しました。クロとの憑依状態ならばバレることはないと思います」


『クロ』


『うちの準備は万端』


『『憑依』』


 前と同じ格好だったけど、銀の龍みたいなやつがついたチョーカーが新しくついている。


『これはなに?』


『スラリンに龍がどんなものか見せてもらったの、ちょーかっこよかった! カズシカズシ』


『だめだ』


『まだ何も言ってない』


『龍を魔物生成で造って、乗ったりしてみたいとか言おうとしただろ?』


『ふふふ、やはり汝は我のことを全て理解しているのだな。だからこそ』


『却下』


『えー。カーズーシー。一生のお願い!』


 憑依している時は体の操作権は常に俺に譲ってくれているけど、今は操作権を無理やり奪って、駄々をこねておれらの体を抱いて揺らしてきている。ウザイ。


『ガトーショコラ添えのチョコパフェデラックス』


 ボソッとクロに聞こえるか聞こえないかくらいの声で囁く。


『え?』


『いや、なんでもない。駄々を捏ねるのをやめたら俺が作ってやろうと思ったけど、いらないよね?』


『ごめんなさい。パフェ! 試作で一回だけ作って、食べる時に皆と戦争になったパフェ! パフェをひとりで食べてもいいの? カズシが作ったやつだよ?』


『いいよ』


『やった!!!!』


 ちょろいわ。大きいパフェをひとりで食うとどうなるか味わうといいわ。俺は半年くらい食いたくなくなった。


『ハサ今いく』


『御意』



 転移で飛んできたのは、職人達の建物がある近くの、割と表に近いところだった。室内は暗く、扉の奥に人間の反応がある。


『あの奥にいる方がルシファー幹部のひとり、猫獣人のネイムです。ほかの奴は当分帰ってきません』


『いや、別空間にいくから時間は大丈夫。一応ここら辺の影の中にいて』


 頷いて影に沈んでいった。


『無属性魔法【盗聴】』


「だしよー。それにしてもこの街の奴らはなんなんだ? 攫いをやってた奴らはみんないねえし、私達にこの街からは出ていった方がいいとかいうしよ……こんなっ」


 なんか考えながら独り言を喋っているネイムの傍に【転移】して、闇魔法【闇】を使って口の中をいっぱいにして閉じれなくする。質量のある闇を生み出し、口を塞いで闇で簀巻きにして、空間魔法【亜空間】を使って中に入る。


 入ったら入口を閉じた。この空間は薄暗いくて、椅子とベッドがあるだけの簡素な部屋のようになっている。部屋の中と中のものは全て真っ黒。


 眼帯も外しておこうかな。両目が赤と青で朧気に光ってた方が怖いだろうし。四方に四肢を広げて、闇で空中に固定した。


「やあ、はじめまして。」


『なんて名乗ろう?』


『カズシじゃダメなの?』

 

『演出的に変えた方がいいじゃん』


『闇姫がいい!』


『それはお前の地位だろ。闇でいいか。後クロは寝てろ』


 と言って、クロの意識を無理やり奪った。やり方はなんか自分の中にいるクロを、押しつぶす感じに圧力をかけると意識を失う。クロは優しい子だからな。見せたくない。


『私はカズシだから問題ないよ?』


 わかってる。


「俺は闇って呼んでくれ。まず、君が着ている服、口の中に入れているかもしれない何か、膣に仕込んでいるであろう何か、尻に入れているであろう何かを回収させてもらうよ」


【闇】を動かして口の中やその他仕込めるであろう全てのところを調べた。服を脱がして、四肢を四方向に固定してるから、おっぴろげになってて笑う。


「口の中には針と毒。膣には小さいナイフ、尻尾の先には針とか怖いね」


 身長はリルヒくらいしかなく、ショートボブの髪がミケ猫の茶色白黒の色で、猫耳と猫尻尾がついていた。こんな仕事をやってなければ、可愛げがあって、いいところに嫁に行けただろうに。この仕事をしている理由とかは知らん。


「今から口の闇を回収するけど、歯は闇でコーティングしておくから、舌を噛み切ることは出来ないよ?」


 闇を回収した。


「お前ふざけるんじあああああいああああいいああいあああ」


「喋っていいって言ってなくね?」


 乳房に闇回復複合魔法【激痛針】を投げ刺した。刺さった部分に激痛が走り続ける。それで精神が狂うこともおかしくなる事も無いように、回復魔法も複合させてある。魔物相手でも基本的に使わない魔法。それを一度抜いて、何十本も出現させて、そこらに置く。


「許可がないうちに喋らない方がいい。あと、お仲間が助けてくれるなんて思わない方がいい。さっきお前がいた部屋から一瞬でここに来たんだぜ? 特別な魔法道具を使わない限りこの場所には来れない。質問したいことがあるならしていいよ」


 状況と俺のやばさ? 全然やばくないよ? を理解したようで、顔を真っ青にしてがたがた震え、漏らしやがった。激痛の時に漏らしてたな。


『やばい』


 ……俺は正義側の人間だから問題ない。


 後、ステータスカードは魂と呼ばれているものと、繋がっている。細い切れることの基本ない線で繋がっていて、犯罪を犯したりすると、表示される仕組み。俺はステータスカードを屋敷で作った異次元収納箱に入れている。別次元だとその繋がりの線が切れて、出せば復活する。これのおかげでどんな犯罪を犯しても、ステータスカードに乗ることは無い。


 ルナには一般人や正義側に対しては極力変なことをするな。悪い奴等は私は知らない。という言葉を貰ったので悪人には容赦をしなくて良くなった。


「ここはどこなんだい!? 私はどうなるんだ!? 私は死ぬのか? まてまて、私はまだこんな仕事をしてるが、生娘だぞ? 抱いてもいいから」


『嘘』


『わかってる。怒るな』


一瞬抱いてもいいという言葉に反応したら、スラリンに釘を刺された。


「そういう嘘はいいんで。さっきナイフを取った時に使用具合も確認したんだよ。使ってる回数は少ないだろうけど、初めてではないよな? 嘘ついたな?」


嘘だとわかるけど、なんとなく確認しておきました的な感じで言ってみた。


「ごめんなさあああいあえいああいああえああ」


 腹の下の部分と両足に少しだけ刺した。


「君はルシファーの幹部らしいじゃないか! 良かったな。幹部で女じゃなかったら、精神魔法で精神をぐじゃぐしゃにして、人形にされてたんだぜ?」


 だから漏らすなって今くらいで。魔王軍の拷問はこんなんじゃなかったぜ?


「君はルシファーについての全てを喋ってもいいし、喋らなくてもいい。そして俺に永遠の忠誠を誓ってもいいし、誓わなくてもいい。誓ったら可愛がってやるし、今よりも断然にいい生活ができる。まあ、ルシファーの仕事はやってもらうけどな。あとさ、ルシファーのトップが女ってまじ?」


 ファベログがかもしれないという情報をくれた。別に他意はない。


『ダウト』


……


「い、いや。ち、ちがう、ちかます。違います。ですけど、頭首は副頭首の言いなりのようなものなので実質頭首なのかな?」


「なるほどね。なら、御褒美だ。5本刺してやる」


 御褒美と聞いて顔を緩めたのに、5本と聞いてすごい顔になった。


「なんで! しっかり喋った! 私! しっかり喋った! 言い淀んでもない。逆らう気もない。だから、やめて!お腹に打たないで! 子どもが産めなくなる!」


「子供云々は考慮してるから大丈夫だし、子宮がぐじゃぐしゃでも治してあげられるから。さっき刺した激痛の走る針じゃないよ?」


 闇回復複合魔法【快楽針】。さっきの快楽版。


「いやいやいや……えっ!?……んんんん」


 喘ぎ声とかいらんから、【闇】で封じた。


「気持ちいいだろう? 御褒美だ。精神の正常化を頼む。戻ってこないわ」


快楽という概念を無理やり感じ取らせるから、深く指すと危ないな。


『【精神正常化】』


「あえ…………な、何見てるんだよ!」


「口答え。3本痛い方」


「やあああああああああ」





 最後には全てを話して、俺のことをカズシ様というくらいまで続けた。



お疲れ様でした。


こういう事をやっても、カズシの心は全く揺れません。スーパーで買った肉を食うのと同じくらい何も感じてません。


快楽と激痛を交互に与え続けたら人間はどうなるんだろう?


次回、帝都かな?

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