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女神と夫婦になるために  作者: たつ
プロローグ 再誕の勇者
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第4話! チートと修行と出発と

この小説を開いてくださりありがとうございます。

本日は雪がひどくて痛かった。

流石にあのままのサブタイトルにはしてません。

今回で女神たちとは一度お別れです。

では4話よろしくお願いします。


教会が神殿になっていたのを修正。

「ええーなんで強奪のスキルを断るの? 強奪系統のスキルは神が与えない限り習得できないようにしているスキルの一つなんだよ。 倒した敵からスキルを奪う! 強いじゃん」


「いや、強奪系が強いことは身にしみているんだよ。だけど苦くてあまりいい思い出がない能力だから持っていたくないんだよ……」


 強奪系は強い! だけどそれを持っていることが露見した場合にものすごい面倒くさいことが起きるのは確定的に明らか。てかまず苦い思い出しかないからできればそれに頼りたくない。あと聖剣とか聖槍とかもクソくらえ!


「だったらしょうがないね……うーん直接戦闘には関わらないけど自動マッピング機能付きのマップ機能しかも視界に映しておけて邪魔しないタイプのヤツ! それにいろいろなものがサーチできる機能にそれらに付随させることが出来るいくつかの機能……時々アップデートとかもするかも。そんなものが詰まった補助スキルはどう?」


「それはあれば嬉しいけど色々つけてるけど大丈夫なのか?」


「余裕よ! 任せときなさい! あとはアイテムボックスでアイテムソートとかフォルダ分けできるのを追加して……ていうかこの世界ではまだ空間魔法が誕生してないのよね」


「空間魔法なんて便利なものを人種が発明できてないのか……なんか理由でもあるのか?」


「ほかの世界とは違って異世界から勇者が訪れるとか、ダンジョンは異空間とかそういう事はないから空間という物の認識がまだ甘いのよ」


「それで空間魔法は別の異世界があることを認識したり2次3次の違いを知らないと取得できないし魔法として発動しないのよ。瞬間移動とかの入口と出口までの経路をねじ曲げてくっつけてしまうとかそういう考えでもいいんだけどまだなのよね」


 魔法技術があるから科学があまり進歩しないだろうに、そこまで難易度を上げているのは戦争のレベルを引き上げたくないとかそんなところなのかな?


「これは贔屓とかそういうのでもあるんだけど神になるんだから神器くらい作っといて欲しいのよ。ということで成長武器をプレゼントするから使ってね! ちなみにこれね……あとサーチって鑑定とかそういう意味合いがのスキルでもあるからそれも使って武器を見てみて。詳しく知りたいと思って見れば情報が出ると思うから」


 といって渡されたのがショートソードとか言われる類のもので赤い金属で作られ、鍔が太陽をモチーフにされているような両刃の剣。えっと詳しく知りたいと思いながら……


 神剣・ルナ

 分類:剣

 素材:鉄(相当)

 備考:霊体特攻、切れ味低下無効、不朽、魔法発動媒体、(成長武器)


 うん、初期から持つ武器としては異常に強いわけではないけど便利。多分霊体特攻とかあるってことはそれ系統の敵にはこれがないと物理攻撃が当たらないとかなのかね。他は不朽ってことは折れたりしないで残り続けるってことだよな。


「今もすごいけどこれが強くなれば相当すごそうだな……でもこの相当とか成長武器とか見えて大丈夫なのか?カッコがついてるってことは他人からは見えないのかな」


「そうよ、すごいでしょ! 他人からは見えないしなんか嫌っているみたいだけど聖剣とかにもついている切れ味低下無効と不朽だから物凄いものだけどオンリーワンって訳ではないからまあ、大丈夫でしょう」


 今回はルナがドヤ顔で胸を張るという行為をしているけど、なにも思ってないしすぐに目をそらしたから大丈夫。睨まれてるけど大丈夫。


「すぐに魔鉄製のミスリルメッキくらいにはカズシさんなら行けると思うので存分に鍛えてあげてください」


「あとは加護を与えておくとして、ステータスの伸びは加護があれば潜在も上がるし大丈夫……えっと他になんか質問ある?」


 と言われたので色々しておいた


「……………………こんな感じで大丈夫?」


「ああ、ありがとう。今聞いておきたいことはさっきので全部だから後は行ってから調べるよ!……あとさルナとかアルミエと連絡を取れたりできる?」


 とちょっと無理を言ってみたのだが


「神殿に来てくれれば大丈夫。普通は無理だけど加護を持ってる人なら簡単に回線を繋げられるから!」


 ルナが自信満々な顔で言ってくれているがアルミエがえっ! って顔をしているからきっと特別な処理をしてくれるのだろう。それはそうとさっきから気になっていたのだが


「ずっとしゃべり続けてるけど全く疲れがないんだがこれはなに?」


 聞いてみたらアルミエが金曜夜のサラリーマンのような疲れた顔をしながら「神界の仕事スペースは疲れないようになってるのですよ。でも飽きとかを感じたら疲れがじわじわときますし」……そんな予感はしてたけど人間以上にブラックだ!


 それを聞いた俺はさっきから考えていた案がさらにやりやすくなった。


「ルナ、ここに武器ってある?」


「まあ、そりゃカズシが持ってるしほかの武器も用意できるけど……さっきの与える力のところで私が忘れてたのもあるけど、戦闘系スキルを望まなかったのはここで特訓でもして手に入れてから行こうとか考えてないわよね?」


 あれま! さすが我が未来の嫁よくわかっているではないか。と思いながら頷くと


「魔物もいないからスキルレベルなんてほとんど上がらないよ?戦闘系は実戦で上げるものよ」


「少しは上げられるならやっておく、実力がなくて負けました! なんてことになりたくないからな」


「なら尚更戦闘系のチートとか渡した方がいいんじゃないの?」


「言ってることがめちゃくちゃだけど戦闘系はいらない」


 そう、さっきから貰っているものは経験値に関するもの、補助チート、武器、知識。これだけ貰っているけど神共なんて結局力がすべてという世界なのは勇者の時に散々味わわされた。だからこそその力は自分で育てたい。今もっているものは別として……


「どんな武器で訓練する?」


「一通りメジャーな武器をお願い」


「魂は時間が経っても摩耗なんてこともないしこの空間は7つの玉集めるやつのあの部屋みたいなものだけど、基本的に疲れなくて済むけど変に根を詰め過ぎて発狂とかやめてよ鬱病とか神でもなるんだから! そんなことになる前に止めるからね!!」


「頼む!」


 すごく心配してくれてるししっかり頭を下げてお願いしておいた。


「わかったわ、だけど言語翻訳について何も言ってこなくて修行とか言ってるってことは今覚えようとしてると思うけど、言葉までやると凄く時間かかるからマップサーチの付随機能につけといたから。これは断られても入れるからね」


 ……まあ言葉なんて時間かかるだけだもんな


「扉から出てあっちの奥の奥に使ってない部屋があるからそこを使ってね」


「ああ、なにからなにまでありがとう」


「修行って言ってたけどちょこちょこおしゃべりに行ってもいい?」


「夫婦とか運命の相手とか言ってるんだからそんなことくらい許可を取らんでも来ていいよ」


「ふふ、そうよね!」


「私もルナ様といっしょにいきますね。単独でも行きますけど」


 俺は難聴系とか嫌いだけど今のは聞こえなかったことにする。ルナが睨んできてるから……そんなんでハーレム云々良く言えたな………………と武器を持ってきてくれたふたりは仕事を終わらせてくると言って出ていった。


 剣主体の強奪系魔法剣士勇者だったけど剣以外もある程度は使えるように叩き込まれた。その動きを再現してスキルレベルの取得を目指そう。魔法はスキルが現れる程度でいいだろう。隠密系は忍ぶくらいかやれることが限られているな。索敵はMAPがあるけど気配での察知、熱、魔力、空間とかは使えるようにしたいな。耐性はこれを使ってから考えよう。とネックレスを苦々しい顔をしながら見た。


 魔法発動媒体って言ってたけど媒体使わないと魔法自体の発動難易度が上がっているみたいだな……


 魔法発動媒体を使わないで発動するって事自体を考えられていない体系なのかな?あるなしだとすごい差だ。


 低ステータスと動きが合っていないのは転移前のスペックは数字に表されてないのかな……


 …………こうしてルナが来てはイチャイチャしたりベットに入ったり、アルミエが紅茶らしきものを入れてくれたりヤジを飛ばされたり乱入してきたりなど以外の時間は常に魔法を放ち武器を振りMPが切れたら瞑想をし忍びながら走るなどをして


 ……数年経過……


「カズシとうとう行っちゃうんだね」


「ああ、この空間ではもうスキルレベルを上げるのも辛くなってきたし行こうと思う」


「アイテムボックスの中に必要なものは詰めておいたから! 早く上がってきてね! あと教会にくれば話せるからね!」


「あとこれは希望すればなんだけど魔物被害はできるだけ分散して起こるようにして淀まないようにしているの。そのパワーバランスをカズシのいるところに少し多めに行くようにしようと思うんだけど大丈夫?」


「俺の強さの規模を明らかに超えてたりしない限りは大丈夫だよ。その方が早く強くなれるしな!」


「それは大丈夫! でも偶発的になにかが起こることもあるから気をつけてね」


「ルナ様はお任せ下さい、カズシは存分に世界を楽しんできてくださいね」


 ルナが少し涙目になっていて、アルミエは表情を隠すために無表情になっている。ふたりを一度抱きして


「ああ、行ってくる!」


「「行ってらっしゃい」」


 ここに絶対に戻ってこようと胸の奥で誓いながらこの神界から出た。ちなみに、ルナと寝ていた時に覗いていたアルミエにも、手を出しちゃったぜ!やっちゃったぜ!反省も公開もしていない。


転移後の話は5話ほど流れを考えているのですが自分でも既視感のある感じになってますがあからさまにぱくってしまっていたら教えて欲しいです。

次回、第5話!装備とステータスと初戦闘

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