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女神と夫婦になるために  作者: たつ
3章 狐の嫁入り
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番外編第1話! バレンタイン

まず、スノボとかスキーをする時は携帯など、貴重品はしっかりチャックを閉めて外に出ないようにしよう!


私みたいに届けてくれることなんて稀だから気をつけるんだ!


では、お楽しみいただけると幸いです。

 これはフランが出てくる前の話。


『ミア、フィーネ、クロ、ライ、今すぐ集まって』


 私はリルヒ。吸血鬼でカズシの奴隷同然の妻。奴隷同然と言ったけど、前の生活よりも断然にいい生活を送っている。


 そんなある日、スラリンがカズシの元の世界の地球の日本? で行われている、バレンタインというものを教えてもらった。


 バレンタインとは、好きな人に手作りのチョコレート(カズシがカカオと言っていた実とかバターを使い、砂糖をふんだんに使うお菓子)を誰よりも早く受け取ってもらうことで、その人の一番は自分であると示せるイベントらしい。日数も決まっているらしいけど、愛があれば関係ないらしいのでバレンタインの開催を宣言する。


 流石スラリンね! カズシの色々なものを補給してくれるだけはあるわ。写真というものをスラリンが作ってくれたので、私の部屋の隠し扉の向こうにはそんなものがいっぱいある。ミア曰く、カズシのハーレムの嗜みらしい。


 みんなを呼んで、バレンタインのことを説明した。一番になりたいなら、みんなに説明しないで渡せばいいのだけど、それでは一番を皆に示せないのでダメ。みんな一様に興奮して、ファベログを拉致してきた。


 ミアは生チョコとかいう、食感の柔らかいチョコ。フィーネはチョコをハートに固めただけ。フィーネはエルフだから手先は器用だけど、料理は下手。


 クロはクロ等身大のチョコを作ったみたい。どうやったんだろう? ライはただの丸いチョコだけど、食べるとビリビリするらしい。お試しで食べたブロンズが痺れて気を失っていた。


 私? 私はハートで形作ったチョコよ! 吸血鬼は好きな相手以外に血を吸わせない。夫婦同士で吸血をし合うなんて言うか、とってもエッチなこともある。だから、私はカズシにあげるチョコに私の血を混ぜ込んだ。これでバッチリね!


 私たちは公平を期すために、ファベログにスタートの合図をしてもらう。


「皆さん、カズシ様に喜んでいただけるように頑張ってください。スタートです」

 

 ファベログの開始の挨拶と合図と共に皆が行動を始めた。カズシは街のどこかにいるらしい。これもスラリン情報。


 ミアは完全無詠唱で全ての風系統のバフをかけて、空を飛ぼうとしたので、フィーネに弓で狙われて、その二人めがけてライが雷を放出。クロはもう闇と同化というカズシのアイディアで完成した魔法を発動したようで、もう認識できない。


 なんで私がこんなにも余裕を持っているのか。この勝負は自分の力で勝つことが勝利への絶対条件ではないのよ!


『カズシ、今会いたいから転移で引き寄せて』


 ね? 簡単でしょ?


「いきなり会いたいなんてどうしたんだ?」


 カズシと対面すると、カズシの言っているツンデレとかいう考えばかりが出てきそうになる。でも、ダメよ私。カズシは全てを知っているのではないかという、洞察力を発揮するけど、どうでもいい事とかではそれを発揮しない。今回はどうでもいいことにカウントされそう。


「バレンタインとかいうイベントを聞いたからチョコを作ってみたの! 試食してみて」


 いつもよりも態度が少しは柔らかかったはず。チョコ(っと)だけに……


「なるほどね。試食という事は本命の相手がいるのか……残念だ。それが俺じゃないみたいだしな」


 やばいやばいこれは分かっててあえて言ってるけど、私が言わないとそれで進行してしまうやつだ。


「はあああ? もう! 試食も本命もカズシのものよ! どう嬉しい?……受け取ってくれるよね?」


 凄い心臓の音がうるさい。これを断られるということは、お前は一番なんかじゃねえよ! ってこと。怖い。


「本命もくれるのか……ありがとう」


 やった! てことは私が一番なのね! なんかカズシの顔が渋くなり始めた。


「リルヒ……なんで皆は屋敷で大乱闘をしているんだ?」


「そりゃ、バレンタインの一番を賭けて戦ってるのよ! 私は頭を使って一番を勝ち取ったけどね!」


「よし、スラリン……3日間魔力の吸出しも補給もなしな」


『カズシ……カズシを一番理解できるのはスラリンだけなんだよ?』


「俺もお前を信じているからこそ、犯人はお前だと断定して、罰を与えているんだ。スラリンが前に言ってたSMプレイだぞ?」


『それはSでも何でもないただのバツだよ』



 結局、バレンタインというのは好きな男の人に女の人がチョコを渡すだけのイベントだった。


 ミアの生チョコは美味しかったらしい。フィーネは愛情がこもっている。クロのチョコを食べる時に「チョコみたいにクロも一口でいけるね!」と言って脅していた。ライのチョコは刺激的だったらしい。


 私のチョコは一番美味しいと言ってくれた! 一番に届けた私の御褒美に、吸血鬼になったカズシと吸血をしあった。とってもエッチだった。


お疲れ様でした。


初スノボで捻挫した。痛かった。スキーならこんな事にならないのに……


なんか余計なことを言った気がする。


この話のリルヒが口調がおかしい気がしないでもない。


吸血の仕合いは人間でいうSE○と一緒。だからエッチい行為。


次回はなんだろう?本編なら苦戦する話。番外編なら行き遅れさんの話

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