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女神と夫婦になるために  作者: たつ
3章 狐の嫁入り
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第32話!狐、決闘にこぎ着ける!

文字数が少ないけど、何日かはこんな感じです。


管理局にカズシ君は敵対する存在ではありません。


では、お楽しみいただけると幸いです。

「どうしてもダメなの?」


 なかなかにしつこいな。


『カズシ』


 どうやって断ろうか考えていたら、スラリンが話しかけてきた。


『どうしたスラリン』


『まずは、さっきのメンバーに入れなかったからギルティー。入れなかった理由もわかってるけど、入れて欲しかった』


『おいまて、お前の仕置きは後日に響くからだめ』


『なんで対決を受けないの?』


『え?』


『対決受けてSランク冒険者が手に入るようなものなのに、なんで受けないの?』


『……』


『わかってるけど、自分で私に言ってみて?』


『はー、スラリンにはホントかなわないな』


『当たり前。この世界では私以外にカズシを完璧に理解している生物はいない』


『またそれか。えっとな、記憶が封印されてたからってアルテシアとレミアを忘れて、ほかの女の子とイチャイチャしたり、神と婚約なんてしてしまっただろう?』


『うん』


『でも、俺はこの世界に、ステータスがあってレベルさえ上げ切れば、神になる世界に来れただろう』


『うん』


『てことは、人間の領域ではやると不味いし、やっても不完全な死者蘇生がレベルを100にすればできるじゃん』


『うん』


『蘇生できる環境にいるのに、割と軽めに日々を過ごしていたから、なんて言うか罪悪感というか、2人を蘇生させるまでもう増やさない方がいいかなって思ったわけよ』


『なるほどね。ひとつ謝っておくけど、私は憑依の時にカズシの全ての記憶が私にも流れてきたから』


『それはなんとなくわかってる。リルヒとのやり取りでわかった』


『ハーレム最強系ラノベで既に何人も自分の女にしていて、新しいヒロインも攻略しました』


『え?』


『でも、ふと日本人的感覚を思い出して、惚れさせたにも関わらず、他の子とは扱いが違います。その女にはなよなよした? 余所余所しい感じになります。あなたはどう思いますか?』


『うざい、なら惚れさせるな』


『ある男女が付き合い始めました。ある程度時間が経って、お互いの想いを育んだ状態で、男は実は妻がいてあなたとは不倫していることになると、女に言ってきました。それでも女は好きになってしまったのだから離れられず、そのままの関係でいました。不倫がバレて女が責められた。あなたはどう思った?世間的な考えも述べなさい』


『世間的には悪いよな。不倫だって知った時に離れなかったんだから。でも、好きという思いを育んだのに、実は不倫でしたとか後から言った男は最低だな』


『そういうことだよ』


『は?』


『いくらカズシが罪悪感とかがあっても、カズシの行動は目立つし、きっとまた人を救うよ? その人がカズシと共にいたい。ハーレムでもいいから、一緒にいたいと言ってくれてもカズシはその想いに答えないの? ここまでハーレムを広げといて、そんな選択をするの? その人の想いに答えようと思えば、答えられるのに踏みにじれるの?』


『……わかったわかった。でも、ホムラさんはそういうのじゃないじゃん?』


『ホムラが言っていることが本当なら、元Sランク最強火魔法使いに火魔法で勝たないと結婚出来ない。そんな条件ならあの人は当分出来ないよね。カズシだって分かってるでしょ? あの人が魔法使いとして強そうなこと』


『ああ、魔力が完全に体から漏れてない。完璧に制御してる』


『今の段階であの人を救えるのはカズシだけだろうね。しかも、愛なんて付き合ってから育むとかある。少女漫画だって優しいイケメンに一目惚れをしても、そのメンバー達と時を過ごすうちに意地悪な方と付き合うとかいうのもあるじゃん』


『お前は本当に全て記憶を知ったんだな。それは漫画だけどな』


『あと極めつけは、Sランクだからカズシがいなくても、パーティーメンバーのレベル上げが捗って、カズシは単独でもっと難易度の高いところでレベル上げができる。そうすれば結果的に早くアルテシアとレミアを復活させることが出来る』


『……それだ!』


 スラリンの説得のおかげで俺は決闘を受ける気になったぞ! ちなみに今のやり取りは数秒でやってます。部分憑依とかいうので一部を俺と同一化して、思考をなんたらすると出来るらしい。スラリンが敵になったら、倒せるのかな?


「えっとホムラさん? 決闘受けます。スラリンに感謝してくださいね」


 そう言ったら、希望の潰えた顔をしていたのに、万遍な笑みを浮かべて、抱きついてこようとしたので、顔面を足でキャッチ。


「へぶしっ……決闘受けてくれるのよね! 本気じゃないとダメよ? 本気よ?」


『おい、カズシ君。決闘するとしても、勝てる程度にしておいてくれよ! 当たりを焼け野原とかは駄目だからな!』


『わかってますって、ギルド長』


 物凄い縋るような顔をして、こちらに念話を送ってきた。ギルド長からしたら、決闘で【炎狐】なんて使われたら洒落にならんとか思ってるんだろうな。あの魔法でゴブリンの大群を消したことになってるし。


「お前らが決闘するなら、ギルドの訓練所はやめてくれ。カズシ君が倒した後、まだ魔物が出てきていないから、その草原でやってくれ」


そして後ろうるさい。決闘が成立したからって騒ぐな。あと、リルヒとルキナが俺に賭けるし……俺も少し賭けよ。


草原に行く時に声援をもらった。「勝たなかったらぶっ殺すからな!」「ルキナちゃんがおまえに賭けたんだから負けんじゃねえぞ!」「負けろ! 最強の火魔法使い(笑)」うぜえ。


草原についたら、決闘条件として魔法を食らったら負け、火の魔法のみの使用という事になった。火魔法は危ないからな。剣とかで切るのはありらしい。


「カズシさん。決闘を受けてくれてありがとう。でも、本気でやらせてもらうからね」


「ええ、どうぞ」


10メートルくらい離れて決闘が始まった。


「カズシさん。細かい魔法で戦わないで、大きな魔法のぶつけ愛

しませんか?」(誤字ではない)


「……別にいいですよ?」


「我は求める………………」


ホムラさんが詠唱を始めた。うーん。どうしようかな。どんな魔法を使おう。


『カズシあれ使って』


『あれってなんだ?』


『悪魔らしい聞き方で話し合い(物理)をする白いあの人の魔法再現』


『あー、うん。わかった。でも、魔力を散らさないと出来ないよね』


『飛んでくる魔法をパンチでもして壊せばいい』


ホムラさんはこちらが詠唱しないことに悲しんでいた。まあ、常識的に強い魔法を打つには、略式でも長いらしいからな。


ファイアーボールをいくつも放出して、それを一つに合わせる。その行為を何度も繰り返して、元気を集める玉くらいの大きさになるくらいで終えた。


「カズシさん。あなたには失望しました」


「ハハハ。ホムラさんは自分の知らないことは否定する派ですか? 詠唱しないから魔法を使わないという考えはやめた方がいい」


「……これを放てばわかることです。【アルティメットフレイムボール】」


うーん。確かに何十個ものファイアーボールを融合させて、それを放つ。殺意が低いけど、威力が高い攻撃だけど……


「まずは、魔力を拳に集中させます。どんどんさせます……ハアァァァ」


「えっ!」


空から放たれた火で出来た偽元気な玉に対して、飛び込み拳を打ち込む。打ち込む時に前方に拳から魔力を噴出もさせる。


グオォォォオンという火のうねりと共に大きい火の玉は霧散した。


「は? え?」


「霧散している火属性に変換された魔力を集束……周りにある魔力も集束…………」


自分の前に先ほどの火の玉よりも大きいものができた。それを一方向に放つ!


「スタ…………魔力集束火炎砲!」


溜め込んだ火属性魔力を一気に放出! ホムラさんの頭上を通って空に消えていった。溜めて放出するだけだからあんまり有効距離がないね。


「ま、負けました」


地形に大打撃が入るだろうから、この魔法は使用禁止だな。





お疲れ様でした。


偽SRBの描写をもう少し増やすかも。


次回、本編を少し進めるか、番外編です。番外編ならバレンタインネタです。


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