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女神と夫婦になるために  作者: たつ
プロローグ 再誕の勇者
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第3話!仕組みとテンプレ崩し

次回もルナとのトークがメインその次は帰還後をやろうと思ったんですけど、異世界戦闘を書いてみたいので帰還後はまた後ほど書こうと思います。

最後のやり取りは最後の言葉を言いたかっただけ説

行がえを今回はすごく頻繁にしています。書いてる時に見づらかったのでやたらしてみたのですがどちらがいいか教えてほしいです。

では第3話よろしくお願いします

「ちょっと待って、待って待ってまず私そんなこと知らないし! それに」


「はい、まず落ち着いてください……深呼吸しましょう深呼吸…………落ち着きましたね」


 深呼吸した結果かはわからないけど二人の神は落ち着きを取り戻した?


 アルミエさんは叫んでしまったことに照れた後それでいてまだルナがあうあうしている様を見て落ち着きを取り戻した。


 一方ルナは顔だけ見れば一見落ち着いているように見えるけど、目がきょろきょろ手が忙しなく動いていてまだ完全に復活していないことが伺える。運命の相手だとかなのにそれを忘れてしまっているからな。


「えっとですね、一度説明しますが許可を取ったりなんかすれば人間の記憶を読み取るくらいわけないですよね?」


 頷いているからできるのだろう。


「神は自分の管理している世界に基本的にいけないんですよね! 自分の意思で行くことは禁止されている。その世界の人に召喚されたりしたら行くことが出来る。人間が海外に遊びに行くように別の世界に人間として旅行? 体験? そんな感じで行くことが出来る」


「それで行った世界では魔法がない世界では魔法を使用することも禁じられているし、オーバーテクノロジーの露見も禁止。このようなことをした場合は強制帰還にその期間の記憶の封印」


「なぜ封印するかはお気に入りを囲うために異世界召喚などを禁止するためであり、削除されないのは偶然会えた場合徐々に復活するようにするため」


「こんな感じの仕組みがあると思うんですけどあってますよね?」


 なぜ俺がこんなことを知ってるか、ある世界の神と縁があり恩を売ってあるのでそれを使い質問しただけだ。数秒でこんなに聞けないだろなんて言わないでくださいね! 時に囚われない神もいるってだけです。


 それはそうとこの事を話している途中の二柱の神の反応は対照的だ。ルナは話しているうちになぜ自分が別世界に遊びに行った記憶がないのかがわかり納得している風である。


 質問した神曰く「禁止事項を破ったら強制帰還と封印は旅行のパンフレットの様なものの注意事項一覧に書いてあるから読んでなかったんだね! ハッハッハ」……大事なところを見逃してたんだね。


 逆にアルミエは話が進むにつれて顔が険しくなり臨戦態勢に入り始めていた。まあ、こんなことを知ってる人間なんて怖いよな。


「なるほどね! だから忘れちゃってたんだ納得だよ」


「ルナ様、注意してください! 神々の間でしか知らないようなことを知っている人間なんですよ。ってなんでそんなにあっけらかんとしてるんですか!!」


「だって話はじめに軽く説明するけど詳しくは記憶を読み取れって言ってたじゃない! 嘘ついてるような感じもしなかったし」


「ですが……」


「この事もさっき一人にしてもらった時に少し縁があって話せる神に聞いたことだよ。まあ、とりあえず記憶を読んでくれ、殺意バンバン当てられて辛いからさ」


 というと渋々と言った感じに殺意を抑えてくれた。だが変な行動をとればいつでも動けるようなポーズをとっている。顔が怖い、見た目は一応おっとりにはいるのにそんな奴が物凄い無表情で見てきている。


「わかったわ、どこらへんまで読み取っていいのかしら?」


「俺が中学2年の7月らへんからって言い方でも大丈夫だよな」


「ええ大丈夫よ、読み取りにかかるわね」


「あ、ちょい待って……えっと多分始めてすぐにノイズが入ってからルナ様が現れると思うから」


「どういうことなの? あと私のことはルナでいいわよ旦那様になるべき人だしね! ついでにアルミエも呼び捨てで可」


 ルナは笑顔はアルミエはひきつり笑顔だ。


「わかった、俺のこともカズシと読んでな。でなぜノイズが走るかというと俺が勇者召喚されている間の行動の一部が縁のある神の神話群の不祥事だから、そいつから許可がないと読み取れないようになっているんだよ」


「それだとノイズの間の行動が保証されないからのちのち面倒なのよね」


「もう少ししたらその神から連絡が来ると思うからそれで判断してくれ。詳細は教えてもらえないだろうけど、まあノイズ以外は読み取れるから読み取ってくれ」


「あとこういう時は全てを見なくていいのか?」


「神が関わっていないところはデータとしてすぐに見れるしカズシを見つけた魔法にも罪を犯しているかなどの項目を付け加えていたから大丈夫よ!」


 神が作る魔法は応用範囲広いみたいだな。


「アルミエにも読み取りの許可をだせば読めるの?」


「できるけどいいの?あまりほかの人には見せたいものではないでしょ」


「ルナさえ良ければ俺はいいよ、てか多分ルナが許可を出す類のものだし」


「いまいちわからないけど私は別にいいからアルミエも見ましょう!」


「いえ、見ている間の警戒をしないといけないので」


「見た方がより信用できると思うん……最高神様! えっ!! 最高神様から見れない間の行動の保証がきたのだけど」


「わけがわかりません。なんで勇者召喚されただけの人間が最高神様と縁が出来るですか…………もう疲れました。あの御方からの保証なら大丈夫でしょうね。私も見ます」


「なら一緒に記憶の読み取りを行ないましょう!………………………………」


 読み取り始めて2つの顔が真っ赤になって真っ赤になって真っ赤になっている。まあ、中学2年から高校最後までなんてお盛んな時期だからね! しょうがないな。



 数分経ちルナの顔が真っ赤になりながら


「なるほど、理解したわ。ひたすらあなたの目線で私がいちゃついているのを見せてもらったわ。あんなことやこんなことまでも」


 最後の言葉もしっかり聞こえているが触れたらまたショートしそうなのでスルーさせて頂く。


 アルミエも目をそらしながら


「ルナ様と縁があり私たちが認識できない範囲も最高神様が保証してくれています。先程までのご無礼をお許しください」


 と頭を下げてきた。目は合わせないけど....てか、あいつって最高神でそんなに偉かったんだ。ハッハッハとか笑うダンディージジイでナイフ曲芸なんてものもするようなやつなのに。


 勇者召喚された時の日記の断片と帰還後の生活の日記の一部はまたの機会に語られるだろう。


「無礼も何もあんな人間が知らないような事をペラペラ喋ったんだから警戒して当然だから気にしてないよ」


 とそれでもと食い下がろうとしているので


「さあ、俺の諸々の問題も理解してくれたみたいだしルナ、運命の相手だかこの召喚の理由を教えてくれ」


 と目をまっすぐ見つめながら言ったら逸らされた。そんな過激だったかな?


「そうですね、まず神はある一定うんぬんかんぬん………………で魔法を使ったらカズシのことを見つけたので、召喚するタイミングを見計らい寝た時に召喚させていただきました。その時に食料品は置いてきているのでごめんね」


 かわいい! だけどあれはルナの好きなものだったし……まあ仕方ないな


「まず質問なんだけど神の気まぐれとか了承を得ていない異世界召喚はしていないよな?」


 と言いながら険しい顔で目を見る。これはとても大事だ。確かに人であった時のルナは好きだが、神のルナが横暴なやつじゃないとは限らない。強制的に召喚されて送還は倒してからじゃないとわからないとかよく見るしな(異世界モノ及び経験参照)


「私はそんな人間に迷惑をかけるようなことをしていないと太陽と輪廻に誓えるわ」


 ルナって太陽と輪廻を司っているんだな……まあ、あの性格で実は私が黒幕でしたとかはないと思ってたし安心した。その言葉を聞いて表情を緩め


「なら、よかった」


 といいながらルナの頭をなでる。とても撫で心地がいい!


「えへへ、あっだけど今回の目的が私の旦那様になってもらうために異世界に行ってもらうから、今の地球の友達たちとはもう会えないし昇神とかしたら相手からカズシの記憶は封印ないし消えちゃうけど本当に大丈夫?」


 と捨てられた子犬のような上目遣いで聞いてきた。これは堪らん。


「まあ寂しいと言えば寂しいけど、そんなのお前がいなくなる時に迎えに来ると言った時から覚悟はしてたし大丈夫だ」


「うふふ、ならよかった!」


「ちょっと待ってください! なんかピンク色な空気を出すのはいいですけど、私もここにいますので自重してください。そこ撫でてる手を止める!」


 言われてやめるまで撫で続けていた。なで心地が良かったからな! しょうがないみんなこうする。


「ごほん……カズシに私の管理世界レミルスに行ってやってもらいたいことは主に二つです。」


「メインの一つ目はレベル上げです。レベル上げで一番手っ取り早いのは魔物を狩ること。なので出来れば冒険者になって欲しいかな! この世界ではレベル上限が100までで一般人が2.3、冒険者基準で駆け出し卒業が10、手練が30、英雄60、伝説のお伽噺の英雄80になってます。そんな世界でレベル100を目指してもらいます!」



「…………えっ無理じゃね? だって」


「無理だと言いたい気持ちもわかりますが多分カズシが思ってるのは魔物を倒してレベルを上げる。それだけだと思ってますよね」


 魔物を倒すじゃなくて狩るって表現したし何かあるのか?


「待て、答えはまだ言わないでくれ。自分で思いつきたい! 質問なんだがなんで魔物なんて作るんだ? 人種にとって基本的に脅威だし魔王なんかが現れて強くなったらその世界の人では倒せない凶悪な魔物になるよな。あと魔物を倒した時に手に入るものを教えてくれ」


「魔物を作ったのは私の前任の方なので作ったわけではないのですが、魔物が世界共通の敵になってくれているお陰で国同士とかの争いはありますけど、世界大戦なんてものは起きないんですよ」


「なまじ魔法がありますから魔物がいなかったら酷いことになるっていう事がほかの世界の管理神によって証明されてるんですよね。あと魔物が倒した後に手に入るものはその魔物の素材に魔核という名前の魔物の核ですね、魔道具なんかや魔法のブースト素材に使っているみたいですね、後はレベルを上げてくれる経験値ですね」


「うーん魔核を食べるとかではないか? 」


「そんなことしたらお腹を下しちゃいますね。まあ正解は魔核に自分の魔力を適量注いで砕くが正解ですね」


「魔核を自分色に染めてそれを吸収するとかそういう意図があるのか」


「そうですね! これをやらないと経験値の比率が倒した時が5で魔核が5ですからね。半分損します」


「は? その世界の人たちは知らないんだよな、さっきの言い方からして」


「知らないと思うよ! 御伽噺の英雄は知らずに80なんていってたらしい……前任の方が自分の部下にしてたみたいですけど」


「カズシさん、今この世界にいる英雄と言われている人間の夫婦30代前半で59と62ですね。ドラゴンの成竜を何体か倒したりレジェンド系の魔物を倒したりしてますね」


 この世界の人たちは半分の経験値でそこまで到達できるのか。単純にすごい


「魔核レベリングの存在を教えてくれたってことはその適量ってやつは教えてくれるんだよな」


「あったりまえじゃないですか! 正直言って今すぐにでも結婚でもいいのですが世界ごとの昇神の一定ラインを超えないとほかの神々が煩いですからね! だから出来るだけ早くレベルを上げて欲しいの」


「ルナ様やめてください。神になっていない人と結婚なんてした確実に暴動と奪うためのラグナロクが起きます! あなたはそのような方なのですから」


「わかってるわよ、そんなことして神の数を減らしたらまーた上の方々に怒鳴り散らされてしまうからね」


「話を進めるわ、サブの目的である二つ目はハーレムを作りなさい!」


「は? 人間の時のお前もいってたけど作っていいなら作る努力をするけどなぜそんなことを目的にするんだ?」


「その説明は私がしますね。ルナ様だと脱線するので」


「仮にも上司である私をなんだと思ってるのよ前から思ってけど!」


「脱線になるのでスルーさせて頂きます。」


 ルナがムキーってなってこちらの方の肩を叩いてきてる。可愛いとか思うけど地味に痛い。


「まず前提として神の仕事は多岐に渡り神の数が足りていません。神の数が少なくならば産めよ孕めよという方法で増やそうとしますと、長寿種特有の妊娠率の低さが問題になってきます」


「次に知的生命体に新たなる神話を作ってもらうのを待つというのは妊娠率よりも明らかに低いので却下」


「あとめぼしいのは昇神ですけれどそこまで到達出来る人種は妊娠率より少し少なめで微妙です。普通ならば」


 眼鏡がないのにメガネをくいっとするような仕草をしながらドヤっているピンク髪ボイン。ありだと思います。そして肩の攻撃が強くなった、一体なぜなんだ(棒)


「今回は一人の特定の人間を神が全力を持って加護を与えるというやってはいけないことです。しかし条件を付け加えているとはいえランダム要素が多大に含まれた選択なので問題は無いはずです。」


 ならばほかの神もそうすればいいじゃないか?


「はい、質問。ならほかの神々もランダムで選んだ相手に加護を強く与えて昇神させればいいのではないのか?」


「当然の質問ですね。まず、神にも事務仕事がたくさんあります。」


 唐突に神のお仕事事情を疲れた顔で語り始めようとしているアルミエ

 、肩とか揉んであげたほうがいいのかな? 上から下への眺めが良さそう。え? ルナルナ言ってたのに周りに目を向けるの早くないかだって? 切り替えは大事だよ! うん。


「軽い加護ならいいのですが強い加護をしかも今回与えようとしているであろう力を上げてしまうと神としての事務処理能力の低下を招きます! これだけでノルマ達成ギリギリの神はやろうとはしません」


 なんか知りたくなかった真実だな。神は事務にかかりっきりになるから加護を上げられません! うん嫌だ。


「逆に力のある神は」


「私みたいなね!」


 スルー安定だな。いじけ顔もいい感じだし、肩の位置を変えたら良い感じで気持ちがいい。


「力のある神は人種自体に期待していない方々ばかりなのでやらない」


「結果自力で神になる人が増えず期待しない方々が増えのループなんですね」


「なるほどね、悪循環ってものはやっぱり神でもあるんだな」

 

「そうですね。話を戻して別にハーレムじゃなくてもいいのですがすごく強い加護はその人の周りにも影響を与えてくれるので仲間を集めるなら女性の方がいいだろうし、仲間兼ハーレム要因ってだけなんですよね。要するに仲間を作って一緒に強くなれってことですね」


 まあせっかく仲間を集めるなら女性がいいよね! 因みに俺は中学生くらいから熟女くらいまでオーケーです。あっ肩やめてくれた。


「ということでカズシ! 異世界モノの創作を読んで許可を得ない転生転移はご法度だと学んだこの私が転移する際の特典、チートをあげるわ!」


 神が割と俗物的なのは知ってたけど神様がなろうとかを漁るのか知りたくないな……


「まずは」


「はいストップ」


 神のギフトというのは決められた範囲でしかもらえないことを知っているので極力無駄は省きたい


「ほえ?」


「この世界の言語ってどうなってるの?」


「この世界は訛りとかあるけど統一言語だよ。レミルス語の○○訛りとか○○流レミルス語とかそんな感じだけどわかってれば大丈夫。まあそんなこと考えなくてもなんとかできるようにするよ」


「まず一つ目のチートは魔核浄化魔法! さっき言ったとおり魔核を経験値に変換する魔法だね。賢者とか英雄とかそれぐらいまでやり続けても経験値変換ロスをなくせないから渡しといた方がいいね! これを使えば100%変換できるし、まあぶっちゃけ経験値チートよ」


 これは仕方ない、目的がレベル上げだから必要だな


「二つ目は武器スキルとか魔法スキルとか与えようと思ったんだけどそれよりも強奪系チートを授けてあげる! テンプレだけどそれ故に強い能力よね」


 ……………………そうだな、たしかに強い敵との戦闘中に相手の能力を奪ったり、殺したら奪うとかで強いたしかに強い....




「だが断る!」


文字数が安定してませんがそんな調整できるほどの余裕が無い

ブクマが倍になった!嬉しいけど話を早く進めないとなだれ始めている気がするし

次回、第4話!補助チートと精○と時の部○のような修行?

この場所を追い出されないのをいいことになんかします


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