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女神と夫婦になるために  作者: たつ
2章 紅月の夜の暴虐
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戯話第4話!Intimidation 交渉

Intimidation 脅迫、脅しなどのことを言います。


本編2章のイベントフラグが番外編によって立つので、そこまで進めたい。だから次も番外編かもしれません。ご容赦ください。





さあ、皆さんこんにちわ!月の神マールことシンイチだよー!


何校かに一人はいる、イケメンの正義感の強いヤツ。ああいう奴は転移させると面白く踊ってくれるんだね!


では僕の物語を楽しんでいけ!

「よくぞ召喚に答えてくれた!勇者達よ」


 あからさまな愛想笑いを浮かべて、俺の女や別転移者達の女を舐めるように見ながら、こちらを下等人種を見るかのような目で見てきている。さらに兵士達の後ろでは魔法使い共が、奴隷化魔法を詠唱している。この世界ではステータスがしっかりある代わりに神の力が出しづらい。レベルが上がれば使えるようになるだろうけど、これは困った。


 僕がこの世界の神……名前は忘れたけど、そいつが与えた力を見てみると笑いが抑えられなくなったね。


 名前:シンイチ

 職業:勇者

 固有スキル:クリエイトスキル


 僕 が 勇 者 (笑)


 クリエイトスキルはこの世界のシステムにある、ありとあらゆるスキルが作り出せるみたいだ。転移転生の時はその者の魂の格や質などで能力が決まることが多い。世界運営のマニュアルにはそう書いてあったはずだしね。選択式にするかみらもいるみたいだけどね。神であり、人間である僕だからこそ、こんなスキルを手に入れたのだろう。だけど女神も予想してなかっただろうね。こんなスキルを手に入れてしまうことを。なぜなら…………


 《スキル 神殺し を習得しました》


 あいつは絶対に悪神だ!神殺しを取得できるスキルを与える悪神がいるわけがない。


 《スキル 魔法破壊 を習得しました》

 《スキル 次元結界 を習得しました》

 《スキル 瞬間移動 を習得しました》

 《スキル 奴隷化 を習得しました》

 《スキル 詠唱省略 を習得しました》

 《スキル 詠唱省略 が 詠唱破棄 に進化しました》

 《スキル 隷属系統無効 を習得しました》

 《スキル スキル複製 を習得しました》

 《スキル スキル譲渡 を習得しました》

 《スキル 詠唱遅延 を習得しました》

 《スキル 情報隠蔽 を習得しました》

 《スキル 気配系統全隠蔽 を習得しました》

 《スキル 待機時間破棄 を習得しました》

 《スキル 強制契約 を習得しました》

 《スキル 賢者 を習得しました》

 とりあえずはこれでいいかな?


 魔法以外のスキルは待機時間があり、使うと待機時間を待たないと再度使えないようだ。魔法は詠唱と魔力さえあればいくらでも撃てるようだ。


 詠唱破棄で詠唱遅延を奴隷化を使っている魔法使い共に使う。この世界に魔王が云々、女神様が遣わした、なんかそれっぽいことを言いながら、時間稼ぎをしている王。準備が整ったので場を荒そう!


「君たち、そして我々は魔王を倒すまで平和に暮らすことが出来ない。また、我々では力不足なので貴方方に魔王討伐をお願いする。そのための貴方方へのバックアップは惜しまない!さらに」


「あー、王様。少しよろしいか?」


「む、私が話していたのだがな……いきなり連れてこられて質問もあるだろう。述べよ」


「なんで兵士達の後ろにいる魔法使い共は、私達を対象に奴隷化の魔法を使っているんだ?」


 それを言った瞬間に学生共とその教師かな?が騒ぎ出した。「さっきと言ってることが違うじゃねえか!」「私の生徒にそんなことをしようとしていたのですか!」「国の奴隷スタートはさすがにNG」などなどなどなど。僕の女共は特に何も言わない。輝は女共の中に入れといてくれ。王国の奴らは顔を真っ赤にしているヤツや青ざめている奴の2通りみたいだね。


「そなたはなんという名だ?」


 こちらがスキル複製を使って待機時間破棄を複製して、詠唱遅延とスキル複製と使った待機時間破棄の待機時間を、待機時間破棄で使い続けているから時間稼ぎが意味無いんだけど、気が付かないのかな?


「シンイチだ」


「シンイチ殿か……なぜそのような虚言を放つのだ?」


 なるほど、虚言と言い放つか。いい作だな……だが無意味だ。


「私は女神様からすべての魔法を司れるスキルを頂きました」


 たったこの一言で王国側は顔を青くし始めた。まあ、自分たちの戦力じゃ、魔王討伐というのが本当なら、無理だから強い奴らを女神経由で貰ってるんだもんな。それを奴隷にして一生使おうと思ったら召喚されてすぐに、すべてを理解するような化け物が来ちゃったんだもんな。可哀想に……震えてるよ!すべてが手のひらだと思ってたら破綻していた時の顔は最高だね!…………ん?王妃の内のひとりが特に怯えてないな?


 よく見てみるとここにいるのは全員人間なのに、王妃だけはエルフのようだ。僕のレベルはまだ1だし、せこい使い方でしか神の力を使えないけど……なるほどね。王妃は隣国のエルフの大国の姫で和平のためにこちらを送られたけど、王がキモ過ぎて生理的に無理。この国が潰れるなら構わないということか。生物の歴史を見るくらいならいくらでも出来る…………なかなかに美人じゃないか。日本のエルフ特有の金髪碧眼に貧乳高身長美形………………勇者だし、助けてあげないとな。


「おい王様、教えてやったのに返事をしないとはどういう要件だ?」


「兵士達よ!こやつらを制圧せよ!」


 あー僕の女に手を出そうとしちゃったねーならしょうがないよねー!


「【情報隠蔽】【次元結界】【魔法破壊】【瞬間移動】【奴隷化】【スキル複製】【スキル譲渡】」


 僕とハーレムとついでに学生達も一緒に結界の中に入れてあげた。この結界は一番色々と硬いみたいなので選んだ。情報隠蔽は定番の鑑定のようなスキルで見られるのが嫌だから発動。僕の情報は価値が高いよ!


 魔法破壊は奴隷化を破壊。瞬間移動でエルフの王妃を僕の元に。奴隷化でエルフを奴隷に。スキル複製で隷属系統全無効を複製して、スキル譲渡で結界内にいるエルフ以外に付与。ほかの学生を操って殺しに来る可能性もあるしね。まだ僕レベルがまだ1だし怖い!


「学生諸君は黙っていてくれないか?同郷の好で助けてあげたんだ!うるさい。あとエルフ名前は?」


「シルフィです。なぜ私は結界の中に呼ばれたのでしょうか?」


「お前があの男のそばにいるのが嫌そうだったからだよ!あと君を交渉材料にするのと僕の女になってもらうから。シルフィは処女?」


「そんな事言うわけがありません」


「シルフィよ、貴様が処女かどうか答えよ」

 

「処女です。え?」


 誰の色にも染まってないエルフを染めるのは、やったことがないから楽しみだよ。寝取りばっかやってたからね悪神時代は。


「君は奴隷になってもらった。大国の和平の架け橋を奴隷にしたなんて知られたら、この国は戦争になっちゃうね。召喚した勇者が内側から、送った娘を奴隷にされて怒るエルフの国は外側から、大変だぁ!」


 大きな声で結界外の奴らにも教えてやった。そうすると学生の中から1人のイケメンくんが出てきた。


「おい、お前!その人を奴隷にしたとはどういうことだ?なぜそのような事をする!開放しろ」


 はぁー……状況もわかってない自分の考えが正しいと思っている、バカがなんか言ってきたよ。どうせ学力もあってその見た目でちやほやされてるんだろうな。あと、俺に突っかかろうとしたイケメン君を制圧しようとした、輝を手で制している。

 

 輝は見た目は女みたいだし、僕に抱かれてからさらにその傾向が強くなったけど、武道などを1通り全てを覚えさせた。銃や運動も1通り。執事やメイドのような事も覚えたいと言っていたので覚えさせた。戦い方や魔法の使い方も覚えさせた。やはり男の子なようで魔法や剣などではテンションがいつもよりも違って、その夜は奉仕がいつもよりも丁寧にだった。


「なにか文句でも?」


「あるに決まっているだろう!」


「なぜ今のお前は文句を言えるんだ?」


「なにがだよ!」


「貴様は力もなく、僕がこの結界の中に入れて守らなければ、制圧されて奴隷にされていたのに、なぜ貴様は僕に対してそんな意見を言える?」


「えっあ……そんなことは関係」


「関係ならある。貴様は何も考えないで言っているだろうがな、この子がどういう立場の子で、奴隷にした方があの馬鹿どもとの交渉がどれほど有利になるのかわかっているのか?それなのに貴様はなんだ?」


「ま、まずお前の言っていた奴隷にする魔法というのが、お前の嘘かもしれないだろ!」


「お前面倒くさい。なら、結界から出してやるから話してこいよ。お前に与えてやった奴隷化を無効にするスキルも消してやるから」

 

 話が通じないから面倒になり、結界から出そうとしたら、学生の先生が慌てて前に出てきて、土下座をしてきた。


「すみませんでした。私達はまだ何もわからないのに千堂君が口を挟んでしまいました。どうか私たちも貴方の交渉に入れてもらえないでしょうか」


 この女は僕がこの男だけじゃなくて、学生全員を切ろうとしたことに気がついたのだろう。そして異世界の偉そうなやつよりも同郷のヤツ、しかも兵士が攻撃しても、火の玉が当てられても壊れない結界を作り出した僕に下ったほうがいいと考えたのだろう。


「先生なんで!」


「僕はとてもコイツのせいで機嫌が悪くなった。それなのに無償で助けて欲しいとは虫が良くないか?」


「私がなんでもしますから。どうか生徒はどうか」


 小柄ないかにも真面目な先生という感じの人がなんでもするか……この人が神から貰ったスキルもいいものだし貰っておくか。


「なら、僕の女になるなら助けてやろう。しっかりこの場は乗り切り、生き残りやすいように交渉をしよう」


「ありがとうございます」


「水樹先生!なんで!」


 千堂とかいうのまじでうるせえ。ほかの生徒は色々と恐怖で竦んだりしてるのに……こいつも勇者かよ。同族とかないわー。


「……なるほど、わかりました。あのような奴よりもあなた様の奴隷になった方がいいかもしれませんね。デブのハゲよりもあなたの方がいいですし。私自身が交渉材料ですから手荒には扱いませんよね?」


 シルフィがいろいろ考えが終わったみたいだな。


「僕の女にそんな事はしないよ。最高にいい思いをさせてあげる」


「王どもよ!もう結界が壊れないことがわかっただろう。交渉をしようじゃないか!」


どうだったかい?これでチート系勇者になれたから、カズシとの再戦でも戦えるね!


行動がゲスい?対価もなく安全が買えるわけないでしょ。日本だって金で安全を買ってるよね!人1人で何十人もの安全が買えるんだから安いと思うけどな。


次回!本編が更新されるか、僕がそれを乗っ取ってぼくの話が更新されるか。これは神のみぞ知る。


僕の話は旅立ち前まで行くかな?

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