戯話第3話!Brave 勇者
サブタイトルを見たまえ!私がこんなものになるのはお笑い草だが、カズシを倒すためだ!演じてみせるさ。
これは私が君達に私の英雄譚を聞かせあげているものだ!ありがたく思い、崇め、信仰するのだ!
では楽しんでいけ!
小学生というなにをしても基本的に許されるジョブについている新一だ。月の神マールでもある。
なんという事だ。小さい頃にいい巡り合わせが多かった反動か、小学生になってから気に入るやつが全く現れない。
マリアは罪になることに対する反応が大きく、征服感を味わいたがる。楓は娘と一緒にやってほしいみたいだが、遥にはそういう事はしない。遙はキスするだけで舞い上がり、恥ずかしがるような可愛いヤツになりつつある。優香はドMだ。飛鳥は自分という物を束縛されて管理されたがる。輝はBLに進み始めた。
こんな感じに僕は日常を謳歌しているが、並行してラスボス対策も行っている。
何故カズシが我が世界に召喚されたのか。召喚されたのであればそれ相応の因果が絡むはず。
何故強奪系の能力で最終的に相手のすべてを奪える力に発展したのか。通常の人間が強奪ですべてを奪えば、体にのキャパが耐えきれず龍玉のクリ何とかのように弾け飛んでしまうはず。
確かに化け物を倒すのは人間でなければすぐに復活できる。よってそういう類のヤツを倒すのは人間にする。それでも神の宝具や直接的な加護、共闘や元々半神半人などでなくては到底神に勝てない。それなのに神殺しの力を最高神から与えられていたとしても、仲間の形見の短剣程度の武器で神の首を一撃で飛ばせるのか?
なぜ神の力を強奪で奪えたのか?神殺しをできるようなヤツに力を与え、悪神を倒させたとして、その後は確実にその人間を制御できるとは限らない。下手したら頼んだ人間に殺されて力を簒奪されるかも知れないから、神の力を奪えるような権限を人間には与えない。神は殺させるけど力は神々の休息地に戻させるのが普通だ。
それなのにカズシはマグルの力の一部を簒奪し、僕の力をすべて奪った。バックアップがあったから僕は神の力をほとんど失わせなかったけどね!あの時のカズシの強奪はすべてを奪った。相手の思想も、輪廻も、力も、性格も、欲も、因果も、姿もすべて。力の神マグルを倒した時にそこまで進化していた。そうなることは最高神も分かってたはずだ。
最高位の神である僕を殺した人間。その人間を記憶を封印しただけで元の世界返す?意味がわからない。勧誘すらしなかったと思う。あの子は仲間がすべて死んで、それでも元の世界に帰えることを夢見ていた。まるでそれに取り付かれているように。すべて殺したのも世界の敵にしたのも僕だけどね!
最近はカズシの月の権能も変化してきているから、もうひとりの僕とは言えなくなり、カズシのことをほとんど見ることが出来なくなっている。だけどいくら記憶の封印があったとしても、戦い方と神の権能以外はすべて使えないのもおかしい。あの子が全滅させたエルフに巨人族、最高位未満の龍族。コイツらのほぼ全てをあの子は身に宿しているはずなのに使う気配がなかった。多分使わないのではなく、使えない。それも力を失っているのだろう。これは異常だ。
最高神がすべてを没収した?僕を殺した後のあの子なら、最高神ですら信用しないだろう。仲間を復活させてやらなかったんだから。しかも、僕の呪いで彼の両親が死んだことも知っていて、教えず蘇生をしなかった。そして日本に返したみたいだし。
いつもの最高神のじじいがやるであろう補填は、力をすべて返させる代わりに、記憶は断片的に残し、仲間の男は復活させ、女はカズシとともに日本に送る。日本で不自由しない程度の何かを渡す。このくらいするのがじじいだ。悪神を倒してくれたので人間にそんなこともしないじじい。あんな微妙な後始末なのがわからない。
そしてカズシに加護をさずけている3人の神以外にも、カズシを監視し続けている神がいる。この僕ですらそいつがどんな奴なのかわからない。まるで神の玩具だね。
一番不可解なのは、カズシとほとんど繋がらなくなり、多分最後であろう覗き見で見えた現象。種族の復元。意味がわからない。変身や一部種族的な特徴を残した状態での復元ならできるだろう。でもあの吸血鬼化は完全に吸血鬼に塗り替える行為だった。それなのに回復魔法1発で戻せるなどありえない。時の神かその種族を司る神でなければやれない芸当だ。あんなことをやるくらいならそいつを殺して転生させた方が楽。あんな無茶をしたら魂がはじけ飛ぶものなのに……
なんてことを大人組とグチャグチャ愛し合いながら考えてた。
言ってなかったが、お前の女達もどうせ駒なんだろう?と今の僕を見たら100柱中100柱が言うだろう。だがしかし、僕のすべてを受け入れ、力を手にしてしまったカズシとは根底はいっしょになっている。あの子は寝取られは好きそうかい?自分の女は宝石のように大切にする奴だろう。自分のモノになったのなら一生大切にするのが僕だ!
僕を殺そうとしてきた奴らを凌辱する時は大事になんて考えないけどね。
なんやかんやで中学が過ぎ、皆同じ高校に入った。
大人組は40歳前まで来ているが、エルフのように若々しい姿を保っている。雄を求める欲求も高まっている。マリアと楓の番どもは別の女と浮気をしているから問題ない。別の女は俺が用意しておいたから大丈夫だ。
同学年組は遥はスポーツ美少女になり、黒い髪をを一つに束ねて、楓の豊満さを受け継がないで平坦なボディーをしている。優香は勉強をすることが好きなようで度々教えている。高身長グラマラスな体型だ。輝は160あるかないかな容姿に学生服を着ても美少女に見えるような容姿になった。僕への忠誠度がさらに上がっている。貞操をもらってからは特に。
高校に入って、やっと我がハーレムに加えるに値する女性が出現した。父親の都合で本人は全く日本語を理解出来ないのに連れてこさせられた、アンネというプラチナゴールドの白に近い。ぶっちゃけほぼ銀。灰目の低身長なやつが僕達の入学後すぐに転校してきた。
僕は小学生の段階でやっとこの世界にある言語をマスターした。派生が多すぎるんだよ。アンネは日本語を全く理解出来ないため、一人になっていたが、僕と話すようになってからは常に僕の後ろにいる。当然手を出した。痛いことでもなんでも構ってくれるだけで嬉しいようで、ありとあらゆる肉体にダメージが入りすぎる行為以外をした。
後4歳差の妹は常識的に育てたのに、寝ている僕を襲って貞操を散らしていた。なぜだろう?これは本当に謎だ。
僕のハーレムの容姿を言ってなかったね!今言ってあげる。
マリア
僕の母親で40歳手前。寿命を伸ばしたので今も若い姿をしている。金髪灰目のよくいる感じのカラーバリエーションだけど、黄金比のように完璧な容姿をしている。170くらいの全体的に無駄のない感じにムッチリしている。痛いこと以外ならなんでも従う。弓と風魔法の素養を上げている
佳奈
僕の4歳年下の妹。ブラコンオブブラコン。好かれるようにはしていたが、体を重ねるつもりはなく愛でていたかったのに、いつの間にか加わっていた。140ちょいから身長が伸びなかった。未来予想では160まで行くはずだったのだが、この子は神の色々を寄せ付けない体質のようだ。黒髪と金髪が混じっている。黒目。斥候と闇魔法の素養を上げている
楓
遙の母親で歳もマリアよりも数歳高い。黒髪黒目の大和撫子というやつだな。150ないくらいのちんまいこで胸があるロリ巨乳(僕がそうしてあげた)。寿命を(ry。親子丼を望んでいるが遥はそういうふうには育てない。和系装備の素養を上げている
遥
純粋無垢な少女で170くらいあるが、色は母親を継いでいる。楓とセックスしていても裸でじゃれているだけと思っている。そういう教育は頭に残らないようにしている。いつか手を出す。二刀流短剣と火魔法の素養を上げている
優香
150くらいのグラマラスな体型になっている。日々の成果だな。黒髪茶目。盾と大剣の素養を上げている
飛鳥
茶髪茶目のおっとり系むっちり。160くらいで痛いことが好き。魔法の素養全般を上げている
輝
160くらいで少女のように見える。黒髪黒目。回復魔法、神官に必要そうなものの素養を上げている
アンネ
高校生なのに140しかない。白のような銀のような髪に金眼。こんな容姿のやつが地球にいるとは思わなかった。魔法剣士系統の素養を上げている
なぜ全員の紹介に素養を上げているなんてなんて一々付け加えたか。
予想とは違って、高校2年夏に多めの人数を強制召喚する、誘拐型異世界強制勇者召喚が発動する兆しが見えた。だからこいつらも連れていくために素養を上げておいた。
皆を集めて、僕と行くことの了承を取り、召喚に干渉して勇者召喚されることにした。
神である僕。しかも悪神と言われている僕が勇者とは笑いすぎて頭が痛いね!
召喚されるとそこは白い空間だった。神のいる神域だねここ。と言うことは今回の誘拐は神が行ったことになるのか……なんて楽しい世界だ!まるで僕が行ったことをやろうとしているようだ。
僕達以外は学生服を着た学生みたいなやつらが、一クラス分くらい騒いでいる。「異世界転移だ!」とか騒いでる奴もいる。愉快。
「まずは皆さんおはようございます。私は運命神アスモといいます」
「あなた達はバスの事故にあいました。その結果みんな即死。ですがそれは可哀想なので、なんとかして私が貴方達の魂を救いあげました」
確かに学生達を見てみるとバスで死んでいる。しかし、その死亡原因はこの神が運転手を眠らせたことが原因であることも知っている。僕以上にひどい神だ。そこは生かしてこの世界に連れてきて、目的を達成しても帰れません。なぜならあなた達は用済みだからです。くらいしてあげないと悲劇にならないじゃないか!
「貴方達もその付近にいてその事故に巻き込まれて死んでしまったので救ってあげました」
どうやって太陽系にある月に建てた我が城の中で、バスに巻き込まれるのか知りたいものだ。笑いが止まらんよ
「嘆くことはありません。大丈夫です。私の世界であるコロアにて貴方達の肉体を蘇生して復活させます。地球には戻れません。もし嫌なのであればこのまま死を受け入れてもらいます」
この神は色々下手だな。つまらん。早く進めたまえ。
「ですが、私の世界に魔王というものが生まれてしまい、そいつを倒さなくてはあなた達が普通に暮らしていけません。なのでチカラを授けます。その世界でも話が普通に出来たり、その人の素養にあったチカラをさずけます。勇者として召喚されて、世界を救い、平和に暮らすのです」
「新一様、あの神は何を言っているのでしょうか?場面から考えてあの神がすべて仕込んだことのように感じるのですが」
輝はなんだかんだそういう系統が大好きな男の娘だからな。流れからして分かったのだろう。あとあの神は喋りながら洗脳魔法で意識誘導をしているみたいだ。そんなことをしなければ人間を従えないとは、どれだけ低位な神なのだろう。私の女共(+男)にそのような小細工は通じない。
「あなた達は一番大きな王国に召喚されます。そこで鍛えてもらい、皆で力を合わせて魔王を倒し、平和を勝ち取るのです!頑張ってください。召喚が開始されましたね。行ってらっしゃい」
つまらない話が終わった。あの神の力とやらはいらないので物質化して持っておく。
場面が切り替わるように視界内の光景が一変した。
ここは儀式場か?周りは兵士が囲っていて、王と王妃、王子と取り巻きに貴族だろう。貴族の奴らはにやにやしていて、あまりいい王国だとはいえないな。魔王を殺させたら反逆者として殺そうとしているようだ。
「よくぞ召喚に答えてくれた!勇者達よ」
これから始まるのは神の位を簒奪され、人間に転生し、勇者になった新一による強大な敵を討ち滅ぼすまでの物語である。
次回からは私の勇者伝を語り聞かせてやろう。
2章に入ったらまた続きを綴ってやろう!我が配下に相応しき者共よ。待っておれ!
僕の話になるまで読むのをやめないでね
作者です。神の回はこんな感じに信仰していくので寛大なお心でお読みください。この回は割と飛ばされると困るので一話投稿にしました。(久々に昼寝したら寝過ごしたとか言えねえ)いい投稿時間を模索中なので数話はぶれます。




