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女神と夫婦になるために  作者: たつ
6章 死の王と月の神
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第80話! 帝国の蒼い双華

話が進まねえ。今回はしっかり進んだんだけど、予定ではもう最終章入ってるはずなんだけどな。


本当に今更だけど、ルーゼとリーゼって凄い見づらいな。


では、お楽しみ頂けると幸いです。

 壇上の上でルドやルカス、この国の公爵家や他の国や豪商などのお言葉が終わり、式典が終わった。と言っても、式典祭自体はまだあるんだけどね。これからが俺の仕事とも言える。


 お色直しというか、日光に浴びて映える色の強いドレスを着ているルーゼは、室内用のドレスに着替えるために部屋に戻っていった。


「カズシ様は入らないのですか?」


 とか誘惑されたけど、部屋の前にいると言って行かせた。


『精霊たちよ』


『なにー』『うまうま』『ごよう?』『ようじをいうべきー』『なになに』『』『』『』…………


 やはり最初に進化? した5匹? の精霊が1番反応が早いな。あとうまうま言ってる奴はずっと魔力吸っているきがする。


『さっき俺が魔力でマークした奴を見張って、魔力を使う何かをしたら、教えてほしい』


 式典の壇上の上で話を聞き流している時に、第二皇子のルークやその母親、その騎士と冒険者に俺の魔力で紐付しておいた。


 精霊とかエルフなどの、精霊に近いものとかじゃないと認識できないようなマークの仕方をした。ルドは俺のその行動を見て、


『何をやっている?』


『俺の中での容疑者に印をつけた。精霊に見張らせたいからな』


 その言葉を聞いた時のルドの顔は、凄まじく悩んだ顔をしていた。


『変なことを起こさない限り、お前自身が監視はするな。変なことを起こさない限り、お前が得た情報は一生語るな』


『了解した』


 なんてこともあった。精霊たちに見張りをお願いしてすぐにうまうま言う以外の精霊は監視に行った。見張りに行く時に皆白くなったので、そちらの方が低燃費なのかな?


『お前は行かないのか?』


『コンどうしはなれていてもおはなしできる』


 こんな長文話せるんだな。


『どうやって意思を伝えあっているんだ?』


『みんなのいしとじぶんのいしのふたつ』


 自我とそれ以外の別の何かがあるってことなのか。俺とスラリンに近いのかな?


『皆の情報を待つだけなら、魔力は吸わなくていいよね?』


『かずしはいじめっこ』


『あはは。ごめんごめん』


『ぶううううう!!! コンばっかり狡い! うちともお話するべき! そうすべき!』


 クロが騒ぎ出したので、ルーゼが出てくるまで話した。


「お待たせしました」


 空の色のような髪に合う、髪の色と同じようなドレスを来てきたルーゼ。それにキリツもさっきまで着ていたような、青い鎧と同じ色のドレスを着て、鍵を差している。


「髪の色と同じ空色か、似合ってるよ。で、なんでキリツも着替えているんだ?」


「ありがとうございます」


「護衛の騎士と冒険者はパーティー会場では武器をひとつしか持ってはいけなく、鎧の着用は禁止されているんだ。で、ルクソルーぜ様がこれを用意してくれていたんだ」


 金髪に青いドレスは似合っている。体型もボンキュボンだから、似合わないわけがない。


「うん、似合ってるよ」


「あ、ありがと」


 この容姿だし、褒められなれていると思ったんだがな。


「じゃあ、行きましょうか」


 ちなみに俺の服装は燕尾服の上着を着ないで、その上からコートを着ているが、脱がさされた。内側に武器が云々言われたので燕尾服の上着も着た。確かにコートには毒とか暗器も引っつけてたけどさ。


 腰にルナ剣を差して、燕尾服なのにシルバーとか巻いた。もちろんクロのお願いによって付けた。


「とても似合っています」


「似合ってるぞ」


「うんうん、カズシはしっかりした服を着ても似合うね!」


 後ろから追いつくために早足で着たリーゼにも褒められた。


 リーゼはルーゼとほとんど変わらない髪の色、変わらないドレスの色。だけど、胸部の厚みが違うので、ドレスの形から違う。リーゼを見たあとに、ルーゼを見なかった俺を褒めて欲しい。


「カズシさんってそういう服も着るんですね」


「なかなか似合ってますよ」


「お前らも成金貴族みたいな服装似合ってるぞ?」


 リーゼが来たということは、その護衛冒険者のアーサーとガウェインも来た。アーサーは金糸をあしらった黄色いドレス、ガウェインは首元から下にかけてもじゃもじゃしているシャツに、日本人が思い浮かべるような貴族の服装、もちろん金糸付きを着ていた。


「前に公爵家の方の護衛の時に仕立ててもらったんですよね。あまり俺の趣味じゃないんですけど」


「でも、改めて作るのもなんだかって感じだし、その公爵様もパーティーに出るからね」


 私が作った服をSランクの冒険者が着ている。とかそんな見栄とか色々あるんだろうな。


「カズシ様、行きますがよろしいですか?」


「すまんすまん。行こう、ルーゼリーゼ」


「「はい」」


 大ホールの前の個室にルーゼとリーゼ、そしてその騎士達と冒険者とともに入った。王族の入場は後からのようなので少し待っている。


「入場の時にエスコートしてほしいんだけど」


「リーゼ! 抜けがけはダメって言ったじゃない! 私もお願いしたいです」


 ふたりがエスコートを申し込んできた。でも、こういう時って


「入場の時はエスコート必要なのか?」


「必要ですね。大抵は冒険者の方か、騎士にやってもらうんですけど、私の騎士はキリツなのでお願いしようと思っていたんですけど」


「私の騎士だって男性じゃないもん!」


 茶髪の子がリーゼの近衛騎士のようだ。


「リーゼはガウェイン様にお願いすればいいじゃない」


「それはダメ! ガウェインはアーサーのエスコートしないといけないんだから」


「え! 別にそんなこと」


「素直になれないアーサーは黙ってて」


 ぐぬぬ。って顔をしているアーサーだが、ツンデレ発動しまくってたから、結婚に時間がかかったって聞いたから妥当だね。


「……確かにアーサー様のエスコートが必要ね。わかったわ。二人ともエスコートしてもらいましょう」


「それに決定!」


 まてまて、ふたりを貰うとかルドには言ってるけどさ。


「ふたりも同時にエスコートしてもいいの?」


「馬鹿貴族のお坊ちゃんとかは、何人も侍らせて入場とかしてたし、問題ないわ。Sランクのカズシは伯爵以上の権限があるんだしね」


「もし、カズシ様に何か言ってくるような輩がいましたら、私達がなんとかしますから」


 うーん。まあ権力も一応あるし、いざとなればなんとでもなるから、貴族に睨まれてもいいか。


「オーケー。俺がお前らをしっかりエスコートしてやる」


「やった!」


「ありがとう」


 そういえば、俺は舞踏会とかこういうパーティーのルールとか、動き方はいつ覚えたんだろう。なんとなくできる気がするし、多分できる。うーん? 勇者の時にはできた気がするけど、いつ習ったっけな?


「ルクソルーゼ様、メリアリーゼ様。準備が出来ましたので、ご入場お願いします」


「では」


「お願いします」


 二人の手を取り、入口まで行き、ホールに入場した。入場入口はホールの二階部分から入って、正面にある階段から降りるようだな。これなら入った人が誰だか、見ようと思えばしっかり見えるね。


 入ったホールは手前にはテーブルがたくさん置いてあり、料理などが置いてある。魔法で毒の有無や毒浄化なども出来るからこそ、あんな風に作ってあるものを置けるんだろうな。


 ホールの半分から奥はダンスのスペースのようで、奥の端では楽器の用意をしている演奏団がいる。


 壁は彫刻が施され、花が生けてあり、照明も精密なシャンデリア。天井裏には何人もの人の反応があるが、こちらに敵対していないから、何かあった時の保険だろう。


 階段をエスコートしながら降りて気がつく。


「めちゃくちゃ男連中に敵意を向けられているな」


「当然ね。帝国の蒼い双華と言われている、私達をエスコートしているのだもん!」


「まあ、私は人形姫とか心無き華とか言われてたけどね」


 大きな胸を張って自慢するリーゼを見て、ルーゼはネガティブになり、心が壊されていた時の二つ名的なのを言ってきた。


「ふーん。どうでもいいや。俺の手元に二輪の花が(..)綺麗に咲き誇っているんだから、昔なんて言われていたかなんて、関係ないだろう?」


 ああああああ。恥ずかしい! キザったい言葉はやはり苦手だ。


「そうね!」


「カズシ様ありがと」


 効果は抜群だったようだ。二人の密着度が上がって、俺への黒い感情の視線が強くなった。

お疲れ様でした。


ちなみにこの会場にはルクス・ハーティアル(火のダンジョンの前に決闘した男)やその親、アーケロイ(元帝都ギルド長)の後援者や信者もたくさんいます。


なんでカズシは日本のただの元子供なのに、王宮パーティーなどの作法やエスコートの仕方、ダンスの仕方を知っているんでしょうね。


次回、流れしかわからん

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