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女神と夫婦になるために  作者: たつ
1章 ひしめく肉塊と再誕の神
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第-2話!ある勇者の前日譚

カズシ君の勇者時代です。誤字脱字の確認をしてないので後ほど修正されるかもです。誤字脱字の指摘をして下さるとありがたいです。


俺はこの話が嫌いです。鬱展開なので。本編の方が好きです。読まなくても大丈夫ですがここに出てくるキャラが絡むので読むことをお勧めします。

1万くらいあります。

ではあまりお勧めしませんがどうぞ

 このお話はある異世界召喚された勇者が現代に戻った時にゲームなり本なりにする為に書き始めた日記である。


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 俺は今マールという世界に異世界召喚の勇者として来ている。さっき疲れきった王や王妃、王女たちが俺を召喚したらしい。最近魔王が現れたから助けて欲しいという流れだったがこの国の王はどうしても自分たちでは勝てない状況になったらしく俺を召喚したらしい。この国はルミダス王国というらしい。


 確かにこの城にはムダなどが一切ない。絨毯とかの跡はあるけど全てを投げ打ち隣国に急に現れた魔王退治に国の2番手以降の奴らを投入したがダメだったらしい。なぜ2番手かというと、この世界の主神が異世界召喚を行い最高戦力をお供につけ魔王討伐に行けば必ず魔王を倒せるだろうとのことだったのだが、王の直感で嫌な予感がして吾こそがという二番手以降の人たちを送ったらしい。結果全滅だったが……


 この世界は神は割と安価に紙が作れるらしく分厚い日記帳をもらった。明日は俺がどんな能力があるか調べるらしい。ここで勇者として扱われるかどうか決まるから頼んだぞ!俺の運!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 やったぜ!異世界転生系のガチチートのひとつ強奪系のスキルを手に入れていた!しかも経験値10倍のバフが3年間ついている。それまでにこの世界を救えなければ魔王に支配されるからどうかだとまた頭を下げられた。少し必死すぎて怖いが自分の世界の存続の危機だししょうがないな。


 さっそく訓練が始まった。と言ってもこの世界はステータスというシステムがしっかりあるからレベル上げをしたほうが筋トレとかよりも意味がある。なので戦い方、武器の使い方、魔法の使い方などを学ぶことから始まる。


 でもステータスが低い状態でやっても疲れるだけなのでスライムやゴブリン、オークなどをトレインしてきて弱らせたところを俺が殺すということを繰り返した。スライムは大丈夫だった。


 ゴブリンは人形故か吐いた。肉を寸断する感触。生物を殺すという忌避感。木霊する死ぬ前の絶叫。一撃で倒せなかった時の痛々しい声。吐いた。泣いた。それでも俺がやらなければいけないので頑張った。書いてたら思い出して気持ちが悪い。吐いてから寝よう。


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 俺の強奪の能力はすごい。まず、人間にはレベルの限界がある。100らしいが俺はゴブリンを倒した場合ゴブリンというモンスターの上限値を全て手に入れる。筋力も魔力も全てのステを手に入れる。上限値は同じモンスターを倒しても上がらないがゴブリンナイトなど微妙に名前が違うだけで別カウントされるから上限値がどんどん上がっているはずだ。


 最近はレベルも上がってきたので様々な特訓をしている。あとモンスターを殺す忌避感なんてものはなくなった。機械的に出されるモンスターを殺していくうちに何かが崩れる音がした気がするがまだ大丈夫。


 でも今日の座学で心が折れそうだ。敵魔族は現代でいうリアルエルフなどの亜人も敵らしい。麗しい見た目の女を殺さなくて済むみたいだけど人とほとんど変わらない奴らも殺していかないといけない。エルフとかいう人種と言われる奴らは一人殺したらあとは上限が上がらない。ゴブリンもゴブリンナイトも種族はゴブリンだけど何かが違うらしい。あとエルフたち魔族側の人種は1匹と数える。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 俺の仲間になる奴らがとうとう集まった。

 タンク役の騎士団長のアーレイバーグのおっさん

 双剣使いのビキニアーマーのレミア

 斥候のプロであるナズール

 賢者の弟子にしてその若さで賢者を超えたと言われているイケメンのマルク

 金髪ボインのシスターであるアルテシア

 それに強奪系勇者であるオクムラカズシ


 今はタンク役のアーレイのおっさんに剣以外の武器の使い方も叩き込まれている。もしも聖剣がなくなった時や聖剣が弾かれた時に落ちている武器でも戦える、素手でも戦えるようにするためらしい。


 イケメンのくせに嫌味なところが一切ないけど頭の良すぎるマルクは転移という考えがなかったのでなんとなくの概要を伝えたら自分の研究室に飛んでいった。


 アルテシア可愛いよアルテシア


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 ああ、最悪だ。マジで最悪だ。死にてえと言いたいくらい気持ちが落ち込んでいる。書くことで気持ちの整理と落ち着きを取り戻せるみたいなので書く。アルテシアにこの日記が見られた。書いて開きっぱなしにして訓練に行き、アルテシアが疲労が残りにくく出来る回復魔法をいつもやってもらってる。今日は何故しっかり閉じないで鍵も占めないで(魔法認証とかすげえ技術)出ていったのか。俺が戻ってきた時に見開いていた日記をちょうど読んでしまったらしく俺に気がついて部屋から出ていった。そのページはアルテシア可愛すぎ!結婚してえ。好きすぎて見るのが辛いとか書かれている。仲間達は皆翻訳の指輪をつけているので日本語も読めてしまう。ああ、鬱だ。アルテシアの部屋に行っても反応なかったし。はー。行替えすらしてねえしもういいや。おやすみ


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 やったぜ!!!!!!アルテシアがレミアさんと来たから終わったなと思ったけど私も好きです!だってよ!!!これ程まで日本で人を好きになったこともなかったからこれはやばいまじべえよ


 でもミスった。魔王を倒したら結婚するんだろ?とかレミアのくそが言いやがった。召喚の間を使えば俺は帰れる。アルテシアもその時触れていれば一緒に行けるから結婚もしたいけどそれを言ったらフラグになる。でもアルテシアが悲しそうな顔をしてしまったので魔王との戦いが終わったら結婚しようね!と言ってしまった。フラグとか折ってやるよ!帰れると確信してるのは、モンスター狩りにいった時にさとりとかいうモンスターを倒した時に手に入れた真実の魔眼という能力のおかげ。確信が取れてよかった。


 あとマルクが転移魔法と重力魔法を完成させた。その後からなにかを必死にやり始めたけどあいつも研究熱心だな


 最近は犯罪者や死刑執行待機をしていた奴らを殺すのを繰り返していた。なんか人の形をしていても害をもたらすモンスターとさほどわからない気がしてきて少しやばいかも


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 王都から数日で行けるポイントもすべて回り終わった。これから四天王を倒しに行き人々を開放して、魔王大元帥と魔王を倒しに行く旅が始まる。移動は魔力飛行船というまんま船が空を飛ぶような古代遺産を使わせてくれる。


 最近は王都の周りを俺達が狩り尽くしているから安全で王都民は笑顔を見せるようになった。出発のパレードは行われないけどねマルクの隠蔽を使って飛行船を飛ばして道中狩りをして最初に四天王最強の炎のギルガルドを倒すことになる。旅に出るから日記はとびとびになるけどアイテムリングという腕輪で持ち物を収納しているのでちょくちょく書く


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 最近は強奪が強くなったみたいて相手のHPMPをも強奪するようになった。敵を殺したらそいつの最大値分だけ回復する。これで狩りが加速してレベルが飛躍的に上がって周りのみんなも強くなったから、ギルガルドのいる火山の奥地に行くことになる。正直いってこれが初の強敵で不安だが、アルテシアと抱きついて寝れるし大丈夫。


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 ギルガルドは強敵だった。アーレイが相手の火力に負けて大打撃を受けて壊滅しそうになったけどアーレイの大盾を使ってタンクをして魔法で雑魚を狩ることによるHPMP回復でなんとか凌ぎきった。アーレイは吹き飛ばされたけど気絶しただけでなんともなかった。本当に良かった。


 アルテシアに怒られた。死ぬんじゃないかと思ったらしい。避妊魔法があることを教えてもらった。童貞のように早かった。


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 強奪大盾片手剣魔法戦士系勇者になった。アーレイがスペアのいつも使っているやつと瓜二つの大盾をくれた。アーレイが褒めてくれたのはこれが初めてですごい嬉しくて泣いてしまった。情ねえ。


 ナズールが今回の戦いで暗殺系統のスキルが軒並み手に入った。強敵と戦うとスキルが手に入るらしいが今回はナズールだった。(もちろん俺はギルガルドの炎系統一式強奪したが)


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 四天王の1人である氷のアイスが強襲してきた。俺とレミアとマルクで戦うことになった。ほかのメンツは街にいて買出し。俺達は留守番だったのだが飛行船を狙ってきたみたいだった。戦いはギリギリで最後の最後にレミアが氷像にされてしまったけどアイスをその後すぐに殺して奪った力で何とかレミアを氷像から出すことが出来た。12日かかった。レミアが凍傷にならないようにマルクとアルテシアが順に回復魔法をかけていた。俺は12日間起きっぱなしだった。俺の強奪の能力はさらに進化して相手の残っているスタミナまで奪えるようになり、飛行船で移動してはトレインしてきて魔法で殺しながらを繰り返した。ちなみにこれを書いてるのは出してから2日後だ。俺はスタミナはあるけど精神的な疲れで2日寝ていた。


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 狩りをしていたのだがレミアの様子がおかしい。まずビキニアーマーの上から無理やりシャツやズボンを履いている。もしやとは思うが自惚れだったら恥ずいので俺からは何も言わない。アルテシアとなにか話していた。


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 四天王のふたりは倒した。アイスとギルガルドが戦力みたいなものであとは研究者のようなものだった。


 1度王都に戻ってきてアーレイバーグとナズールは家族の元に行った。マルクはまた怖い顔して研究室にこもった。俺は疲れていたから昼から眠った。


 夜にレミアとアルテシアが一緒になって部屋に来た。レミアに告白された。アルテシアは受けることを勧め、ふたりを愛した。


 あと俺の強奪の能力はさらに進化した。死体でも一太刀入れるだけで自分たちが殺していなくても奪えるようになった。それを知ったアーレイバーグは仲間が死んだら攻撃を入れて奪うようにみんなの前で約束させられた。憂鬱だ。


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 隣国の城は完全に魔王城と言えるような風貌になっていた。俺達は四天王の最後のひとりの支援型のやつを殺した時に手に入れた。MP譲渡により行動速度がさらに早くなった。マルクが転移魔法を使い俺が補充して敵を倒して回復してを繰り返した。その程度ではもう疲れるメンバーはいないので効率が馬鹿みたいに上がった。これから魔王を倒してくる。皆が無事でありますように。


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 魔王は倒した。だけど一度も姿を現していなかった魔王大元帥が魔王を倒して疲弊している俺達を襲った。


 アーレイバーグ・ガルーンの死亡

 ナズール・ファーミルスの死亡


 家族がいるのにアルテシア、レミア、俺を守って敵の攻撃を急所で受けて死んだ。マルクは少し離れたところで重力魔法で魔王を抑える役割があったので攻撃のコースにいなかった。レベルがあるのになぜかあっさり死んだ。くそがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……


 いつからか日記に想いをぶつけるとどんなに荒んだ気持ちも落ち着くようになった。多分ステータスの精神が上がりすぎているのが原因。気持ちが悪すぎる。これで日本に戻って日本人としてやっていけるのか?母さんや父さんに会いたい。


 魔王大元帥はいつの間にか死んでいた。


 魔王城の一番近くの街で俺達は寝た。


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 朝轟音で目が覚めると宿が半壊していた。半壊するような攻撃なら危険察知が発動するはずなのになぜだ。システムを運営しているであろう神が黒幕だったオチとかいう最悪な展開なのか?


 宿から出ると大量の天使がいた。そしてその中でレミアが犯されていた。何かが壊れた音がしたきがする。


 数時間戦い続けているが天使が減らなかった。空から降ってくる。レミアの元にたどり着けない。マルクが考案して俺が作った自爆の首輪が発動した気配がした。レミアのいた方だった。俺が殺したり死体を損傷させれば強奪が完了するので作らされてみんなが着けてた首輪だ。レミアのスキルが1通り手に入った。


 レミア・オクムラの死亡


 転移でふたりを集めて街の被害など無視して獄炎魔法インフェルノを使った。王都近くの昔に狩りで疲れた時に休んだセーフハウスで寝た。マルクが本気で隠蔽したから多分大丈夫。次の敵は多分神だ。

 


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 マルクと今後のことについて話した。アルテシアはレミアが犯されているところを見た後に気を失いせめてレミアの最後を見取れなかったと塞ぎ込んでいる。おかしい。復讐系勇者ものなんて嫌いだったのに黒幕を殺したくて殺したくてしょうがないな。


 マルクは空間と重力を魔法で解明してから魔王の城の付近に別空間がよく繋がることを認識していたらしい。それはマルクが小さい時に大神殿で神の信託が響いたらしい。その時の空間の揺らめきと同じだったらしい。マルクはどんなことでも忘れない。多分完全記憶能力とかそんなんだろうから多分本当。主神が世界を滅ぼす魔王と繋がっていたならアーレイバーグとナズールがなぜか一撃で死んだのも肯ける。多分そういうようなスキルを付与してたのだろう。


 マルクは神の神域への行き方があと少しで解明することがわかった。危険だけど王城で研究。俺とアルテシアはレベル上げ。後は巨人族の集落とエルフの集落くらいしか俺のレベルが上がるところがない。もう1箇所あるにはあるが今の俺ですらやばいかもしれないので拒否。


 アルテシアと寝た。


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 ナズールの暗殺術でエルフ狩りをした。やはりエルフは強くその分経験値が美味しいmobだ。殺して食べてアルテシアと寝て、殺して食べてアルテシアと寝ることを繰り返していたらエルフの森と言われた森にエルフがいなくなった。アルテシアも俺も精神がやばいのはわかる。日記をつけている時だけは日本人的感覚に戻っている気がしなくもない。アルテシアが待ってる。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 俺もエルフ狩りの前に転移を覚えたので楽だ。マルクもあともう少しらしい。早く神に復讐したい。アルテシアとセックスはしているが避妊魔法を使っている。今の戦いに置いてかれたくないかららしい。 巨人族はエルフの様にゲリラ戦してくるわけでもなく魔法による飽和攻撃をしてくるわけではないので楽だ。当たったら死ぬかとしれないけど当たらないから。


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 巨人を滅ぼし

 魔の森の龍共を殺し

 レベルが上がらなくなるだろう

 そうしたら王都の地下にいけ

 転移でのみいける

 そこでお前が選択しろ


 永遠の友マルク


 神が全世界に信託を出しやがった。魔王は本当は勇者で勇者カズシが魔王である。各国は魔王カズシを滅ぼすために異世界召喚をして本物の勇者を呼べ。ルミダス王国の王族と賢者と呼ばれている魔王大元帥マルク、闇のシスターであるアルテシア、大魔王のカズシを殺さなければこの世界が崩壊する。という信託という名の洗脳が行われたので急いで転移を繰り返して半日で王都まで戻ってきた。


 王族のみんなに賢者マルクの死亡


 頭が痛くなった。魔女狩りのように広場で火を焚かれ串刺しになっていた。マルクは自爆を使わなかったということは何かあると思い、体を転移させ一度攻撃をして漁ったら紙が出てきた。日記にかざせと書いてあったのでした結果が上。


 あのマルクがなぜか何度も知恵を貸してくれたマルクがだが、1度も俺に命令をしたことがなかった。それにお前とは仲間でありそれ以外の何者でもないとか言ってたマルクが永遠の友なんて書いて命令した。


 巨人は滅ぼした。


 今の俺でも魔の森は古龍と神龍以外のすべての龍がいる森は死ぬかもしれないが、永遠の友の考えに従おう。


 王都の皆もマルクも死んだのに俺もアルテシアも涙が出なかった。やっている途中は人の温かさというものを思い出して泣きながらやってばかりいる。


 ここからマルクが作った自動日記作成魔法を起動した。俺が書くであろうことを99%の正確さで書いてくれるらしい。


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 足がなくなったのは初めてだ。アルテシアがいなかったらこれで終わっていた。

 龍達は狩り方を覚えれば割と楽だった。有名な狩りゲーを思い出した。リアル狩りゲーだ。

 最近は夜が激しい


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 とうとうレベルが上がらなくなった。マルクが書いた種族一覧の全てを殺したので多分もう上がらない。アルテシアの髪も相当伸びて大人の魅力を感じさせるが老化はしない。俺が老化しないからそれに合わせていてくれる。アルテシアと子供を作って平和に暮らしたい。両親とも早く会いたい。ツライ


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 聖剣を持てなくなったので空間魔法で聖剣のある空間ごと壊した。聖剣は神が人類の敵と認定した相手に効果が絶大で敵は聖剣を持てない。魔王は認定されてなかった。俺はされていたが聖剣以上の剣はないので偽装魔法で誤魔化していたけどとうとうダメになった。アーレイバーグの使っていた魔剣を使うことにした。これで剣も盾もアーレイバーグのものを使うことになる。懐にはナズールのナイフがある。レミアの剣は自爆で消えてマルクの杖は火が焚かれていた中にあったのを見た。折れていた。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 元王都の隣の街で異世界勇者と対面した。日本人で大和撫子な見た目で可愛く聖槍を持っていた。でも目が血走り人間ではできないような動きでこちらを圧倒してきた。神か何かによる洗脳でも受けているのかもしれない。可哀相だが殺した。首を飛ばすだけでは死ななかったので体をばらばらにして煉獄の炎で燃やした。


 今日は俺が激しくした。日本人にあってしまってホームシックにでもなったのかもしれない。


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 元王都で勇者の日本人男女ペアに遭遇した。女は馬鹿みたいに防御力が高く聖大楯。男は馬鹿みたいに攻撃力が高く聖剣。空間魔法で無理やり防御を突破して女を殺したまでは良かった。今思えば女は楯を壊れるような酷使の仕方をしていた。楯を壊して女を殺したら俺は多分死んだ。死ぬ瞬間の男は「命の等価交換」とか言ってた気がする。

 死んだのに生きていた。いや、生き返った瞬間に俺の後にいたはずのアルテシアの気配が消えた。目の前に勇者がいることも厭わずに後ろを振り向くとアルテシアのいた所に真っ赤な宝石が落ちていた。この世界では蘇生魔法はない。蘇生させる方法はあるにはあるが高位の神官の命との等価交換。それ以外に存在しない。とアルテシアは言っていたはず。なぜアルテシアが後ろにいないのか。なにかうるさい蝿が剣をこちらに振ってきているので近くにいた生物を殺して命の等価交換でその蝿を駆除した。


 アルテシアがみつからない。みつからない。みつからない。みつからない。みつからない。みつからない。みつからない。みつからない。みつからない。


 赤い宝石からアルテシアのようなぬくもりを感じる。アルテシアはいる。


 なにをすればいいのか分からなくなってしまったので久しぶりに日記を開いた。

 そうしたら王都の地下にいけ

 転移でのみいける

 そこでお前が選択しろ

 と書いてある。誰の指示かわからないけどこれはやらないといけない気がしたのでやる。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 王都の地下にはとても大きな笛があった。これを誰かは使えと言ったのだろう。アルテシアと共に笛に触れた。


 神とあった。笛に触れたら白い空間に転移されて目の前にダンディーで筋肉モリモリマッチョマンがいた。こいつは神だが俺の探しているやつではない。


 神と話した。神は怒った。神はこういった。「化物を殺せるのは人間だけだという言葉を吸血鬼風情が言っていたがこの言葉のとおりなのだよ。神が神を殺してもいずれ復活する。だが人間が殺した場合はそこで神話が終わるんだよ。永遠の死だ。君は仲間を殺した神が殺したいのであればその助けになる力を貸そう。その代わり復讐が終わった後はその記憶を封印させてもらう」あの神が殺せるならなんでもいい。早くアルテシアと日本に帰らなければ。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 力をもらって大きな笛の元に帰ってきた。


 壁には誰かが書いた。


 この世界の主神の神域への行くための準備は完了している。後はお前がこの扉を開ければ俺の命をかけた転移魔法が発動する。頑張ってくれ。○○○


 と書いてあるが名前が読めない。まあいいか、ん?なにかまだ書いてある。


 マール 月の神 月の魔狼は殺した。金色の髪らしい。


 マグル 力の神 父である雷神を殺した。赤色の髪らしい。


 このどちらかの神が今回の黒幕のはずだ。


 なるほど。どちらかが敵か


 そしてドアを開いた。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 扉を開けると赤色の髪の気配が神の奴が座っていた。


 転移で近づき首をはねようとしたが雷をまとったハンターが目の前まで来ていたので大楯で防いだ。吹っ飛ばされて起き上がって見ると楯が壊れていたので同じ楯を取り出し構える。赤髪、力の神、マグル。剣に全てをのせて一閃。相手のハンマーに楯を先に当てる。消滅した。


 相手のハンマーとこちらの剣が消滅した。相手が驚愕して固まったタイミングで懐にあった小さい剣で暗殺術を発動して首を飛ばした。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 やっとやっとやっとやっとやっと戦いが終わったんだとアルテシアに告げようとした時に俺の心臓が月のような球体に抉られた。


 倒れて球体が来た方向を見ると


 金色の髪の月の魔狼を殺した、月を司る神マールがいた。


「あはははははははははすごーい君すごいよ!人間なのによくここまで来れたね!しかもマグルを殺しちゃうなんて!」


「せっかくマグルとボードゲームをしてたのに君みたいな駒が暴れたせいで台無しじゃないか!」


「まあ、なんだかんだ言ってうるさかったマグルを殺してくれたことには感謝してあげるよ!」


「君の恋人のレミアだっけ?あの子もすごいよね!天使に犯されれば人間なら簡単に堕ちるのに最後まで抵抗して自爆だもんね。チョーウケるんだけど」


「しかももう1人の恋人のアルテシアだっけか?あの子も君を助けるために自分の命を投げ出すなんて尊敬しちゃうよーかっこぼう」


 アルテシアは 聖大楯の呪いで 死んだ俺を 助けて 死んだ。


「アハハハハハハハハハハハハハ、君やっぱり恋人ちゃんが死んでることを認識してなかったんだねすごいよ君!僕を笑い殺す気かなwwww」


「少しはスリルを味わえたけどそんな君ももう死ぬもんね」


「この空間には最高神も来れない。だから助けにもこないよ」


「その顔だよそ……………………………………」


 心臓が壊されて穴が空いてるのにとても暖かい。あいつが何か言ってるけどどうでもいい。おかしい、アルテシアはもう居ないはずなのにアルテシアの匂いがする、暖かさがある、なんでだろう。


 右のポッケから感じる……アルテシアのいたところにあった宝石だ。


 まてアルテシアがなにか最後に言っていた気がする。なぜ忘れていたのだろう



「あなたを家族3人が見守っています」


 3人……アルテシアとレミアはわかる。あと一人……あれ?マルクが死んでからアルテシアは避妊魔法使ってたか?……ああそうかそういうことか。


 まてならこの宝石から感じるのはアルテシア。


 だけど聖大楯でたしかに死んだ。


 蘇生には一人分の命。


 俺は我が子に救われたのか。


 この感覚は死んだ時の蘇生をされる感覚。


 復讐とかもうどうでもいい。


 俺の中にいる皆に日本を見せるんだ。


 だから殺す。こいつだけは殺す。


「あはは、君全く反応しなくなったね。もうソロ死ぬのかな?死ぬまでしっかり見ててあげるからね!」


「顔をしっかり上に向けようね!体を上向きにするために蹴ったら靴が汚れちゃったよ」


「心臓の部分もぽっかり開いてな」


「死ね」


 俺はナズールの短剣で首をはねた。ナズールの短剣は粒子となって消えていった。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「あははははは!すごいよ君は本当にすごい!」


 生首が何か言っている。うるせえな。壊すか


「まさか人間ごときに殺されるなんてでも君に僕ののろ」


 足元でぐちゃりと脳漿が弾ける。


 俺はその場に倒れる。疲れた。


 ポケットから宝石を出すと淡い赤色になっていた。優しく心臓の前で握ると俺の中に入っていった。


「神よ、ゴミ二つは片付けたんだからこの空間に入れるだろ。早く出てきてくれ」


「わかってたか。今回は本当にすまなかった。私の管理下の神々の不祥事をすべて人である君に押し付けてしまった。詫びなどいらないと思うが言わせてくれ。本当にすまなかった」


 神の土下座とかすげえレアじゃん


「君が戻っても日常生活が送れる程度には記憶の封印をする」


「仲間を忘れるのか」


「君が思い出しても耐えられるようになったら思い出す」


「人間の俺が生きてる間にそんなタイミングが来るのかね」


「さあな、ちなみに君が日本人の勇者を殺してくれたおかげで魂も君の元にあり、相手のすべてを奪う君の力のおかげで相手のすべての情報が手元にある。だから日本では問題なく蘇生されるだろう」


「なら」


「それは私にはできない。やれるとしたら君だ。人間の君が魔法もまともに使えない世界でこのいただきまで届くのか」


「色々聞きたいこともあるから電話とかで喋れるようにしといてくれSNSでも可」


「お前人間が神に質問したいから連絡の取れるラインを繋げとは……もう行くみたいだな」


「最後に一つ、強奪を渡したのはお前だろ?」


「日本では平和に暮らせよオクムラカズシ」





 こうして日本ではたった1日の出来ことが終わった。読めない日記と共に日本で意識を取り戻した時、第-1話が始まる。

お疲れ様でした。

書いてて嫌になりました。不幸がある主人公とか嫌なんだけど元々これを投稿する予定だったのですが書いていて気分が悪くなったのでカズシ君には幸せになってもらうために本編のような話に変えました。

あとマルクは裏なんてありません。永遠の友です。

記憶は封印されているし強奪関係で得たものは軒並みなくなっています。でも保有する大切な魂だけは離していません。あと完全に封印すると不味いので日記を見る感じには覚えています。

では夜に錬金術と盗賊ですかね

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