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悲しみの感情から産まれた涙、そんな私の小さな小さな物語。

 貴女の目から一粒こぼれた私。公園のベンチの上にポタッと落ちて……、気が付いたらお空の中を飛んでたの。


 お空は広くて、どこまで行っても限りない。ある日、私は沢山の友達に囲まれた。友達はどんどん増えて、私の周りは友達でいっぱいになった。余りに友達が増えすぎて、私達は重たくなってきた。そんな時お空がすごく寒くなった。私達はそれぞれ、形が硬くなり友達と手を繋いで、氷の塊になった。そしたら、お空にいられなくなっちゃった。お空から落ちていく。落ちていく間に友達とも離れ離れになって、私は一人になった。私は小さな軽い白い塊になって、地上へ降りていく。貴女の住んでる地上へ降りていく。


 その日貴女は家の中から窓の外を眺めていたね。貴女は私を見付けると、嬉しそうに表に出て来てお空を眺めたね。私は懐かしくなって、貴女の掌の上に舞い降りた。貴女は「冷たい」って笑っていたね。


 貴女の一滴から産まれた私。その貴女の笑顔に出逢えて、本当に嬉しかったよ。私はまた、お空に帰っていくけど、またいつか逢おうね。約束だよ。



如何でしたか? 物語として成立していたでしょうか?

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