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ダンジョンが行われる 「試練の森」の入口までたどり着いた


途中も村人たちに冷ややかな目を浴びさせるのももう慣れてきた




「いよいよかぁ~」



魔王は倒されて居ないがここ数年は交戦がないため ダンジョンで対価を得ようとする動きが強くなっていきている


今日もダンジョンへの参加資格を得ようとたくさんの旅人や戦士 冒険者たちがここに集まってきていた



「試練の森 受付はこちらになりまーす!」



まずダンジョンに参加するには受付をしてそれからゲートを通る必要がある 


ダンジョンには上から Aランク Bランク Cランク Dランク Eランクとあり


そのランクをクリアした者が上のランクで資源を集めることができるのだ

今日は誰でも参加することができるEXランクダンジョンだが

 次からはランクをクリアするとそのつど 許可証が配布され それを受付に提示するとダンジョンに参加できるってわけ

ちなみにSランクは魔王城 クリア済みではないためここからは除外されている



いきなり上のランクで死なれても困るからという配慮ということだろう


なのでダンジョンは比較的安全性が高い

何度も他の冒険者がクリアしたダンジョンだからだ


それにダンジョンに入ると受付の人から行き先なども教えてもらえるし危なくなったら受付の人が案内してくれることにもなっている



「あの、シオンです よろしくお願いします」


「はい、確認しましたよ そちらの装備で行かれるのですか?」


(やっぱり受付に突っ込まれたか おなべのフタと木の棒でダンジョンに参加するってヤバいやつだもんなぁー」



「ゲートくぐったら 装備品変えるんです  はい 」



「はい、承知しました それからシオン様 今年から一人旅ではなく 3人1組のパーティを組んで参加となりましたので ゲートを通りましたら パーティーを組んで参加してください」



「えー?はい、!わかりました」



これも危険をなくすためのダンジョン協会の判断だ 一人旅はとても危険だから



とりあえず ゲート通り抜けると たくさん鎧を着た人たちがパーティを組むため人を探しているようだった




(まぁーとりあえず あと2人いれば良いんだよな、パーティを集めするか)



「あのーすみません、一緒にダンジョンに参加してもらっても良いですか?」



「ん? あー ごめん パーティーもう組んじゃったわ 今から参加するところだ」



「そうですか~」




「あの!すみません 一緒にダンジョン参加お願いします」



「あら?こんにちは うんうん? ん? ごめんなさーい もう間に合ってるわ」




(はぁーーー明らかに俺の装備品をみて断ってる それもそうだよなーだって おなべのフタと木の棒とただのシャツだぜ? こんなやつとダンジョン参加するやつなんて居ないだろう 少なくとも ダンジョンを効率よくクリアするために強いやつのところ行きたがるし」




「はぁ~」



そうため息をつきながら歩いていると前から人が来るのを気づかなかった



「いて!」



「あ!ご、ごめんなさい!」



「いや、!いいよ、俺もよそ見してたし」



(ん?かわいい!)



服装は白いワンピース姿に 髪は赤髪のボブヘアー 同い年にみえるけどそれよりも幼い感じ ちょっと気弱で頑張りやさんな女の子って感じだ



そのかわいさでついつい 名前を聞いてみる



「えっと、!お名前は?」



「マリアです! シスターを目指しています、 もし ならたらシスターマリアって呼んでください」



シスター、だから服装なのか、 シスターっていうことは あれか、魔法系のやつか



「マリアさん 今一人ですか?」



「な、!何をいうんですか!私はシスターです! 結婚はしませんよ、」



「いやいや、そうじゃなくてパーティーのでなんですけど」



「あ!ごめんない! はい、!一人です」



「もしよろしければ 私と一緒にダンジョン参加してくれませんか?」



「はい!ありがとうございます!」




「マリアが仲間になった」



  ちょっとドラクエ風に言ってみた






「えっと?ま、マリアさんって回復系の魔法ですか?」



「はい!回復魔法 専門です なので 試練の森は弱いモンスターだらけなので回復魔法を使われなくても勝てちゃうんです なので

私のこといらないって なので すごい  嬉しいです」




とりあえずあと一人 入ればダンジョンに参加することができる 

できれば攻撃系がいい



はっきり言って木の棒ではマリアちゃんを守れない




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