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乙女ゲームの晩餐会の肉料理にされるモブ令嬢Bに転生した私はただ平穏に生きたい  作者: 暗黒神ゼブラ
第一章

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第十話シルティマイアの兵

第十話シルティマイアの兵


サルーヴァの森の件を先生たちにも話した方が良いんだけど、入ったことを怒られるよね。


ガチャン


「あのさリゼッタ、昨日のことなんだけど」

昨日私はリゼッタに怒られ疲れて詳しい説明をせず寝ちゃったから説明しなきゃ。


私はリゼッタに昨日のことを詳しく説明した。

「そういうことなら先に言ってくれれば一緒に行ったのに……というか、なんで言ってくれなかったの? そもそも一人で異変がおきてる森に行くなんて危ないでしょ…………言いたいことはまだあるけど、次行くときは私も連れて行ってよギアラ」

そうしたいけど、リゼッタを危ない目には遭わせたくない

「ギアラ、私を危ない目に遭わせたくないから連れて行かないってのはなしだからね」

「リゼッタにはお見通しか」

「どれだけ付き合いがあると思ってるの。ギアラの考えることぐらい分かるわよ、この」

ペチ

「痛っ、デコピンしないでよもう」

「昨日連れてってくれなかったんだからその分よ。早く学園に行くわよ」

「待ってよリゼッタ〜!!」

こんな楽しい時間がずっと続けばいいのにって私は思ってしまった。

学園が襲われ臨時休校になっていることも知らなかったがために。


「リゼッタ……私たちさ、遅刻になってるけど、この後絶対怒られるよね」

「起きなかったギアラが悪いんだからね」

「なんか様子おかしくない? こんなに静かだったっけ」

「校舎に煙が上がってるけど、実験に失敗したとかじゃ……なさそうだよねギアラ」

私とリゼッタが戸惑っていると校舎の中から一人の騎士が慌てて出てきた。

「君たち早く中に入りなさい、いつまた奴らが来るか分からないんだから!!」

なにこの展開、全く知らない

私が困惑して立ち止まっていると、リゼッタに「早く入るよギアラ!!」と手を引かれ校舎に入った。

校舎に入ると廊下には多数の怪我人が倒れていた。


……!?

「なにがあったのソフィー!!」

ソフィールの腕の傷を見るにコボルト族にやられたものだ。

「シルティマイアの兵にやられました。二人に怪我がなくて安心しました」

「回復魔法かけるよソフィー」

「リゼッタさん、回復魔法でしたら私より傷の深い方にお願いします」

「……分かった。だけど心配だからこれ食べててギアラのためにたくさん持ってきたやつだから、一つでも食べれば少しの傷なら治るから」

どうしてシルティマイアの兵がここにいるの?

焦っても状況は良くならないんだから、一旦深呼吸して落ち着かなきゃ。

………………よしっ。

私は騎士の人から話を聞いた。

「学園がシルティマイアの兵を名乗る獣人たちに突如襲撃され救助要請を出した。そして我々は学園へ来たのだが、奴らは我々が到着するなり、攻撃をし姿を隠した。その時に君たちが来たというわけだ。君たちに怪我がなくて幸いだったよ」

これではシルティマイアとの同盟もゲーム通りに行かなくなってしまう。

そうなると主人公のアンジェがラスボス戦で必要なアイテムが手に入らない。

それだけじゃない、シルティマイアの王がゲームで『同盟が結べなかった場合戦争を利用して奪い取ろうと思った』なんていう奴だぞ。

本当に戦争なんてふっかけられたら本気で困る。

今回のシルティマイアの兵が王の意思と関係ないのなら同盟はまだ結べる。

だったらやる事は一つ、シルティマイアの兵を倒して話を聞くこと。

「騎士さん、リゼッタ……ちょっと話があるんだけどいい?」

二分後

「良いとは思うが、騎士団長にも話を通した方が動きやすいだろうから私は騎士団長に話してくる。その間君たちは準備をしててくれ」

騎士さんはものすごい速度で走って行った。

まさかこんな早く使う事になるなんて思ってなかった。

それに人に武器を向けるのだって……やるって決めたんだから

「大丈夫だよギアラ、私もついてるから」

リゼッタは私を安心させるために震えた手で私の手を握ってくれた。

「ごめん、私が巻き込んだのに」

「お互い様でしょ、それに友達が怪我させられたのを黙って見てるだけってのも出来ないわよ私だって……怖くないっていったら嘘だけどね」


そして動ける者は騎士団長の指示の下シルティマイアの兵と戦うことになった。

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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