決意表明 前編
長い間お待たせしましたm(_ _)m
ようやく続きです。
どうぞお楽しみください!
あの日から毎日考えて三日がたった。まだ、決断ができない。本当にオーナーの夢を手伝うのか。学校にいるときも、家にいるときも、バーで過ごしているときも、ずっと。あの時は即答できたはずなのに、あの時オーナーに言われた『未来ある子の人生を壊せない』という言葉が引っかかって決められなかった。
今日が答えを出す日。いつものように親が眠ったタイミングで家を出てバーに向かった。結局答えは決まらなかった。
「来たよ〜」
「いらっしゃい!飲むもの何時もので良い?」
「うん。ありがとう。」そう会話をし、いつも座っている場所に座った。待っている間、オーナーの夢についての答えを考えていた。僕は、本当に手伝いたいのか、はたまた衝動で言ったただの自己満足なのか、自分の中でもハッキリとは分からなくて、謎のモヤモヤが胸の中を渦巻いていて気持ち悪い。そんな事を考えていた。「…くん、…きくん、柚希くん!」
「…っ!ビックリした…。」オーナーの声に気付かないほどに集中していたのか、ボーッとしていたのかは分からないが、オーナーに大きめの声で自分の名前を呼ばれビックリして身体がビクッとなった。「大丈夫?何か考え事?」と聞かれたが、オーナーに知られたく無いので「いや、大丈夫。」と返しておいた。そっけ無いのはいつも通りなのでおそらくバレてはいないと思う。「それで?答えは決まった?」とオーナーに聞かれた。正直に決まっていないと言うか、決まったと噓をつくか。と言うか、すぐに噓を見抜いてしまうこのオーナーに対して、噓を突き通すことが果たして出来るのか。しばらく考えた後、オーナーに言った。「……正直、決まってない。あの時は、Yesってすぐ言えたのに、オーナーに言われたあの言葉が引っかかって、そこから迷いだした。」
「そっか…。まぁ、今日の開店時間中に決まるならそっちの答えを優先する。決まらなかったら、ごめんだけど、諦めて欲しい。」
「わかった。」そこからは、いつも通り、特に意味の無いとこの会話をして、バーに来てる他の子たちの会話を聞いて、他の子たちと話して、笑って、楽しい時間を過ごしていた。
開店してから一時間前後経った頃、お店の扉が勢いよく開かれた。「オーナー!助けて!」と、僕と同じく常連の倉嶋 玲香が、息が絶え絶えになりながら叫んだ。おそらく、言葉から推測するに、何かから全速力で走って逃げてきたのだろう。そんなことを考えていると、オーナーが「どうしたの!?とりあえず、早くこっちおいで!」と言った。それを聞いた倉嶋は、「お願い…匿って…」と言った。しかし、僕は見逃さなかった。僕が見たあの目は、何かに怯えているかのような目に見えた。
久しぶりに投稿しましたがいかがでしたでしょうか?
この後、なるべく早く後編を書いて投稿しようと思います。しばしお待ちくださいm(_ _)m
後編を上げたあとは、また不定期に戻りますが、また待って居ていただけるととても嬉しいです!




