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オーナーの過去 part3

お久しぶりです。

今回はちょびっとだけ長いです。

エセ関西弁っぽい所と文章がおかしい所があると思います。また、誤字脱字があれば教えて欲しいです。

それでは、どうぞ!


 「さて、さっきの話の続きしよか」

「うん」

「丁度恵理那と同じぐらいのときにな、うち親のところから逃げてきてん。」

「…え?」

想像もしていなかった、むしろ"出来なかった"の方が正しい。自分で勝手に想像していただけだが久連にはそんな過去はないと思っていた。温かい家庭で育ったのだと。そして疑問に思ったことを聞いた。「どうして?」と。すると久連は話し出した。「実はうちな、十歳ぐらいのころから親に軟禁されとってん。」

「…」

「やから、まともに小学校も行けてないねん。」それを言われてからふと疑問が浮かんだ。だから、聞いた。「軟禁されてたって急に?」

「うん、急に。」

「なんで…」

「親が言うには《外には陽菜に害を及ぼすものしかないから》って言ってたな。」

「でも、小学校すら行かせないなんて…」

「ホンマにな。で、その状態で二年か三年ぐらい耐えてんけど、流石に限界が来て、必要最低限の荷物をもって親の目を盗んで逃げてん。」

「…逃げたって、どこに?」

「特にあてがあった訳や無いねんけど、とりあえず河川敷の方に行ってん。もう覚えてへんけど、もしかしたら、死にたかったんかもな。」

「…その後はどうしたの?」

「その後は、そこに住んでたホームレスの人達と過ごしてたな。で、十五歳ぐらいの時か、児童養護施設の職員の人がうちの事保護してくれてん。」久連は、自分の過去を大まかに恵理那に話した。

「…それが久連の過去?」

「まぁ、だいぶ端折ってるけどな。」

「そうなの?」

「うん。」



そこから更に沢山の事を恵理那と久連は話した。お互いの好きな事や趣味等のこと。話が熱中し、時間は午後二十三時半を超えてしまっていた。すると、それに気づいた久連が、「恵理那、そろそろ風呂入って寝よか。もう二十三時半や。」と、言った。すると恵理那は「わかった!」と素直に言い、行動した。恵理那の入浴が終わった後、久連も浴室に向かって行った。恵理那は久連の入浴が終わるまでの間、リビングのソファに座っていた。

入浴が終わった久連がリビングに戻ってきた。その後すぐ「寝る時一緒にベッドで大丈夫か?」と言った。「久連の邪魔になんない?」と恵理那が聞いた。「うちのベッドキングサイズやから全然大丈夫やで。」と言った。「じゃあ一緒に寝たい。」「ほな、一緒に寝よか。部屋こっちやで。」と言って歩いていく久連にトコトコとついて行った。そして部屋に着き、一緒のベッドに入った。「寝れそうか?」「うん、大丈夫」「そうか、ほな、おやすみ。なんかあったら起こしてええからな。」「うん、ありがとう。おやすみ!」という短い会話をし、二人は眠りについた。

何とかオーナーの過去編を終わらせました。

結構中途半端だと思いますが、ご了承ください。

不定期更新で続けていくのでよろしくお願いします。

また、新しい作品を作ろうと思っているのでもしよろしければそっちの方も読んでいただけたら嬉しいです!


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