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羊木なさの小説置き場  作者: 羊木 なさ
5/7

朝起きたときに肌寒さからか布団を1枚かけていた。

着替える時に半袖を着るか長袖を着るか悩むようになった。

お風呂から上がって着替えるまでの数瞬をなるべく短くするようになった。

今まで夜の間は開けていた窓を閉めるようになった。

そんなちょっとした変化から秋を感じた。

紅葉はまだ見えないが秋だというのはもう皆が感じているだろう。


「いらっしゃいませ〜」


スーパーに入って目の前に置いてあった旬を謳う焼き芋。

そういえばこの焼き芋、夏の間は奥の方に置いてあった気がする。

まあ買ってみるか。


「ありがとうございました〜」


少し前に出来上がったのだろうか、熱いとも温いともどちらにもつかない温度が紙袋を通して手に伝わってくる。

徒歩3分くらいの所にある公園へ赴き、ベンチに座る。

ここに来るまでにほとんど熱の取れた焼き芋を取り出し、半分に割る。

そして左手に持っている方を口に運ぶ。

スーパーの安い値段から想像できる特に特徴のない普通の焼き芋の味だ。

しかし秋の到来を感じさせるには十分過ぎる。

左手の焼き芋を食べ終わったあたりで軽く息を吐く。


「ふぅ······」

「半分貰うねー」


右手の焼き芋がスっと抜き取られる。


「なつ姉」

「まあまあ怒るなってぇ」

「みんなの分買ってあるんだけど······」

「そう?じゃあ後で私の半分あげるね」


それでいっか。

その方が熱い状態で食べれるし。


「このまま帰るの?」

「うん」

「じゃあ一緒に帰ろっか」

「いいよ」


なつ姉が焼き芋を食べ終わったタイミングでベンチから立ち上がって家へと歩き出す。

現代の秋はハロウィンくらいしか大きな行事はないが、食欲の秋でも、芸術の秋でもある。

つまり秋自体がひとつのイベントなんだ。

そんな秋だからこそ僕はこの季節を大事にしたいと思うのかもしれない。

僕は秋が好きだ。

次回もこっちに投稿します。

現実が忙しいんです。

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